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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2007年 12月 01日

シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept

本日、第一回シュトーレン焼き。
クリスマスにぺーさん方の家族が集まる時用、陶芸教室の持ち寄りパーティー用、ぺーさんの会社の人への”聖ニコライの日(12月6日)”のプレゼント用、その他ちょっとしたプレゼントに使う分等々、相当の量を焼かなければならない。

今日はとりあえず大きいのを1つとミニミニサイズを焼くことに。
こちらオーブンに入れる前。
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_8193856.jpg
33cmx40cmの天板に斜めいっぱいの大きさ。
焼きあがったら溶かしバターをたっぷり塗って、粉砂糖もたぁ~っぷりふりかける。
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_820120.jpg
しっかり冷めたらアルミホイルでぴっちり包んで、普段暖房を入れないゲストルームの戸棚にクリスマスまでしまっておく。
ミニミニサイズ・シュトーレンは2つほど食後にお試し。
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_8202719.jpg
ちょっと焼き過ぎかな・・・。
次回焼くときは5分ほど早めに出してもいいかもしれない。
ルイボスティーをお供に。

一人夕飯はあったか簡単サムゲタン
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_8215672.jpg
鶏の骨付きもも肉を生姜、にんにく、松の実、干しなつめ、栗の甘露煮、そしてお米と一緒に煮る。
おじやっぽくなって、ご飯なしでいただく。
でもこれだけではさみしいのでナムルを三種。
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_8222235.jpg
緑豆もやしはうちの食器棚で作っている。
真ん中は炒め胡瓜。

ところで今日はシュトーレンのレシピをアップしてみようと思う。
いつも適当、目分量で作っている私。
きちっとした分量を聞かれると「う~んと・・・」となってしまうのだけれど、このシュトーレンは材料の分量も併せてきちっとレシピを作ってある。




いわゆるオリジナルのDresdner Stollen:ドレスナー・シュトーレンに始まって、その材料の違いでマジパン・シュトーレン、バター・シュトーレン、アーモンド・シュトーレン、ケシの実シュトーレンなど様々だし、スタンダードなものでもレシピにはかなりの違いがある。
色々調べて、試した結果、私なりのレシピを作ってみた。
うちは二人ともマジパンが苦手なのでナッツ類とドライフルーツをたっぷり使う。
シュトーレンのレシピ Stollen-Rezept _e0112086_8322994.jpg


材料(出来上がりサイズ:長さ35cm程、幅15~20cm)
生地A
バター 175g 
卵 2個
砂糖 175g 
塩 少々 
牛乳 150cc
レモンエッセンスとビターアーモンドエッセンス 各数滴 
小麦粉 250g 
ベーキングパウダー 15g 
カルダモン、シナモン、ジンジャー、クローブパウダー 各少々 
アーモンドプードル 100g 
ヘーゼルナッツプードル 50g 

生地B 
オレンジとレモンピール 各50g 
レーズン 100g 
ラム酒 大匙1 
ドライフルーツ色々(プラム、ナツメヤシの実、無花果、アプリコット、アーモンド、胡桃) 200g
小麦粉 250g 

仕上げ用 
粉砂糖 適宜 
バター 50g 

下準備 
1.レーズンにラム酒をまぶしておく。(レシピによっては前の日から浸しておく、というのもある)
2.生地Aのバターを室温に戻して柔らかくし、大きなボールに入れておく。
3.ドライフルーツをこまかく刻む。

作り方 
① 生地Aを作る。軟らかくなったバターに砂糖をすり混ぜ、牛乳、卵、塩、2種類のエッセンスも加え混ぜる。 
② ①に小麦粉、ベーキングパウダー、スパイスのパウダー4種類を振るい、アーモンドとヘーゼルナッツプードルも加え混ぜ合わす。(この時点ではかなりベタベタ) 
③ 生地Bを作る。小麦粉以外の材料全てを少し大き目のボールなどに入れ、ドライフルーツ類がパラパラになるよう小麦粉を振り万遍なくまぶす。
④ 作業ができる台の上などに小麦粉(分量外)を振り、②(生地A)と③(生地B)を合わせてよくこねる。生地の様子を見ながら牛乳や小麦を多少加え硬さを調整する(べとつかず、形を整えやすい硬さ)。オーブンを250℃に温め始める。 
⑤ 天板の大きさに切ったオーブンシートの上で、生地を楕円に平たく伸ばし、長辺の片側1/3ほどを折る。次は反対側の長辺をその上にのせるように折る。(オーブンシートの上で生地を扱うのは、後で天板に載せやすいよう。小さいサイズで作るなら必要ない) 
⑥ 折りたたんだ生地をオーブンシートごと天板に載せ、ドライフルーツが生地からはみ出していたら押し込んでおく。(ドライフルーツは焦げやすい) 
⑦ 250℃に温まったオーブンにシュトーレンを載せた天板を入れたら温度を180℃に下げ、50~60分焼く。この間に仕上げ用のバターを溶かしておく。 
⑧ 焼きあがったらオーブンから出し、すぐに溶かしバターを塗り、粗熱が取れたら粉砂糖をたっぷりと茶漉しなどでふりかける。

アレンジ 
◇ フードプロセッサーなどを持っていれば、粒状のアーモンドやヘーゼルナッツを粗めに挽いて使うと、ナッツの食感が残りそれはそれで美味しい。
◇ 私達はドライフルーツが好きなのでいろいろたっぷり入れるけれど、ドライフルーツ色々200gのところをお好みのものに代えられる。例えばレーズンとアーモンドを100gずつとか、アーモンド、ヘーゼルナッツ、胡桃などナッツ類だけにしてしまうとか。
◇ スパイスのパウダーはほんの少しの為に買い揃えるのが大変な場合、シナモンだけでも大丈夫。
◇ シュトーレンは大きめに焼くほうが美味しいと言われているけれど、オーブンの大きさの関係や、プレゼント用に小さい方が良い場合、同じ材料と分量で2個~6個ぐらいまで作れる。 
◇ クワルク(ドイツのカッテージチーズ)が手に入るなら、牛乳150ccの代わりに低脂肪クワルク250gにしてもよい。 
◇シュトーレンは1ヶ月ぐらい日持ちするし、むしろ焼きたてよりも2週間ぐらい経った方が味がなじんで美味しい。完全に冷めたらアルミホイルできっちり包み、風通しの良い冷暗所で保存する(冷蔵庫はお勧めできない)。切った後でもその都度しっかりアルミホイルで包みなおしておけば大丈夫なので、大きく焼いて少しずつ切りながら何日もかけて食べられる。

by sandonomeshi | 2007-12-01 23:21 | 夕飯 Abendessen


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