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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2011年 02月 18日

ベルリナーレ7日目 すきやばし次郎 Berlinale 7.Tage "Jiro dreams of Sushi"

ベルリナーレ(ベルリン映画祭)ももとより、ペーさんが留守なのをいいことにあれこれ手付けてるから、ここ数日食事が手抜き。
昨日から明日はちゃんと夕飯作るぞ〜と考えてたのがかき揚げ
そしたら偶然にも昨夜観た“飯と乙女”でも美味しそうな玉葱と桜えびのかき揚げを揚げてるシーンが・・・。
もう朝から「今晩はかき揚げ、今晩はかき揚げ・・・。」と頭の中はかき揚げモード。

あいにく桜えびを切らしてたので冷凍のむき海老と玉葱、人参とごぼう、あとかき揚げというかそのままゴーヤ。
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天麩羅は塩でっていうのも好きだけど、かき揚げはどうしてもちょっと油っぽくなりがちだから大根おろしで。
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で、焼酎のライムロックなんかをお供にのんびり一人メシ。

あては他に粉ふき芋とツナのマヨネーズ和え
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私としてはマヨネーズの量をかなり控えてあるってとこがポテサじゃなくてマヨネーズ和えである所以。

青菜のお浸し
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こないだ揚げと一緒に煮たこの青菜、日本で食べてたなんとかいう野菜に味が煮てるんだけど、思い出せないんだよな〜。
お浸しも美味しい。

あとあてになるようキャベツたっぷり、お汁控え目でキャベツの玉子とじ澄まし汁
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結構ちゃんと食べたな・・・って満足感十分だけど、それはきっと夕方観てきた映画のおかげもあるかも・・・。


“Jiro dreams of Sushi”
Jiroとはかの「すきやばし次郎」の小野ニ郎さんのこと。
彼と彼の二人の息子さんと、そして彼らを取り巻く人々を撮ったドキュメンタリー。

最初に監督のDavid Gelbさんが挨拶で「申し訳ないけれど、空きっ腹にはこたえる映像がいっぱい。」と言っていた通り、これでもかとお鮨と食材の映像が映し出される。
もちろん私はそれを承知の上で、昨夜の二の舞は踏むまいとわざとお昼を遅めにしてお腹いっぱい状態で観に行ったのが功を奏したのか、美しい映像として楽しめた。

基本、海辺育ちだから魚は大好きだしお造り(刺身)なら結構食べられるんだけど、つまみもなく延々お鮨だけっていうのはちょっと苦手かも・・・という私。
関西だからかな〜?。
でも私の好みはさておき、二郎さんの生き様やこだわり、息子たちとの関係なんかを浮き彫りにしていく内容は、日本語を話せない(多分。でも実は話せたりして?)、あるいは少なくとも外国人(アメリカ人かな)の監督が撮ったとは思えないくらい日本人目線だな〜と思った。
私はこのお店に行ったことないからお鮨のことは云々できないけれど、二郎さんという人についてはやっぱり何かを極めた人って魅力的だと思う。

ただ、ミュシュランガイドブックをその審査方法やポリシーから信頼できるガイドブックの一つだと思っている私としては、「すきやばし次郎」の三ツ星にはどこか納得のいかないものがある。
それは二郎さんの腕云々や彼が握る鮨の味云々と言うことではなくて、ミシュランがこれからどうなっていくんだろう?ということへの問いかけ。

by sandonomeshi | 2011-02-18 23:38 | 夕飯 Abendessen


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