三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2010年 08月 01日

フリーダ・カーロ回顧展 Frida Kahlo Retrospektive

前回ナターシャと一緒に来て、3時間待ったあげく諦めたフリーダ・カーロの特別展
今度はペーさんとリベンジ。

とは言うもののちょっと気合い足らずで朝八時半出発。
昨夜はシティ・ナイトの10Km走で遅くなったし、早起きがちょっと辛かったんだよね〜。

自分たちもそこに並ぶのに「日曜日の朝って一体どのくらいの人が並んでるんだろう・・・」と興味津々でやってきたMartin Gropius Bau:マルティン・グロピウス・バウ。
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向〜うに観光バスが停まっている辺りが入り口。
前回とほぼ同じぐらいの列の長さ。
これで9時のオープン5分前。
行列を見たとたん「やっぱりやめよう。もう一回3時間待つのいやだよ。」と言う私に「いや、これからオープンなんだから列はすぐ進むよ。」とペーさん。
「じゃぁ、9時にオープンしたらどのくらい進むかみてみよう。」ってことでとりあえず並ぶ。

9時過ぎて確かに数メートル進んだ列。
でも空っぽの会場に最初に入場できそうな人数にしては少な過ぎ?って感じ。
・・・と、こんな案内板が・・・。
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『フリーダ・カーロ 回顧展 この地点から入場まで4ー6時間待ち』!!!
こんな案内板、前回来た時にはなかったと思う。
でも確かにこの辺りから始めた私達、もし入場してたら5時間ぐらいかかってただろうしね。
それでも前回はほとんどストップ状態だったのが今日は時々少しずつではあるけれど動いてる。
一縷の望みでもうしばらく待ってみることに。

45分ぐらい経った頃、列の様子を見に来たらしき職員のおねえさんがをつかまえておばさんたちが聞いてる。
「ここからだとあとどのくらいかかりそう?」
「今日は観光バスも少ないので2時間ぐらいでしょうか・・・。」
「入場者数はどのくらいに制限してるの?」
「170名です。」
「一番の人は何時ごろから並んでるの?」
「7時にはもう待ってらっしゃいますね。」
「特に何曜日が空いてるとかあります?」
「月曜塀の朝がやや少なめな感じはしますが、あんまり変わらないですね。」
etc... 

ここでペーさんと行こか戻ろかディスカッション。
あと2時間も待ってまで見たいかどうか。
すでに3時間待った経験のある私とまだ45分しか待ってないペーさんとでは見解が違う。

「ペーさん、想像してみてよ。こうやって立ったままで3時間。その後展示を見るのに1時間半から2時間。しかもフランスの印象派みたいなきれいな風景画とかペーさんの好きな1部屋に1枚だけでっかい絵がかかってるようなモダンアートではなく、フリーダ・カーロだよ、フリーダ・カーロ!(彼女の作風をご存知の方なら、この意味分かっていただけるかと・・・)。それって芸術を楽しむというよりほとんど業だよ。」とか言ってもう諦めの境地の私。
「ね、ミュージアム・ショップでカタログかなにか買うなり見るなりして帰ろうよ。」
それでもまだ諦めきれないペーさん。
「じゃぁ、Sandoちょっと見てこいよ。とりあえずボクはここで待ってるから。」

ところでこのマルティン・グロピウス・バウ、もともとは博物館だったらしいけれど、今は特別展を開催する会場になっていて常設展はない。
で、このフリーダ・カーロの特別展と時を同じくしてOlafur Eliasson:オラファー・エリアソンの個展とメキシコの古代都市テオティワカンに関する展示も開催されている。
ただフリーダ・カーロに来る人がほとんどで建物のメインエントランスの前に行列を作っているもんだから、あとの2つの展示入場者は建物の脇にもうけられた特別入場口から入るようになっている。

なので、その特別入場口に立ってた職員の方に「ミュージアム・ショップに行きたいんですけど・・・。」って聞いてみたら「あぁ、メインエントランスでそう言って入れてもらって。」と。
えっ? メインエントランスから入れてもらえるの?
長〜い入場待ちの列を横目にすんなり中に入れてもらえた私。

中に入ると中央が2階まで吹き抜けのホール。
フリーダ・カーロの展示があるらしき2階に上がっていく階段のところに切符きりのおにいちゃんが立ってて、そこ向けて行列がホールを蛇行。
ショップは左手に、奥にはチケット売り場があるけど、そこには行列なし。

この状況って、チケット買ってこの階段への列につけば、外で並んでる人たち全部を追い越して展示を見られるってこと?。
とすると、このままショップだけ見てまたあの行列に戻るのは馬鹿正直すぎる?って気がする。
ちょっと罪の意識を感じながらも、ペーさんに電話。
「ねえ、正面入り口の人にショップに行きたいって言ったら入れてもらえたんだけど、ペーさんも試してみる?」

結果、なぜだかペーさんは「ショップに行きたいならエリアソンの入場券を買って入ってください。」って言われたらしい。
でもそれってどういうこと?

一つ目。
職員によって、あるいは人を見て対応が違う。
私がつたないドイツ語で話す外国人だから、あるいは正直な人柄に見えたから(笑)すんなり入れてもらえた訳?
二つ目。
ミュージアム・ショップって基本的には展示を見ない人でも(入場料を払わなくても)買い物だけできるようになっているもの。
それをべつに見たいと言っている訳でもない展示の入場券を買わなきゃ入れないと言うつじつまの合わない対応。
それならいっそのこと別途「ミュージアム・ショップへの入場料」として取る方がスマートでは?。
しかももう一つの展示「テオティワカン」の方が入場料がやや安いんだけれど、「エリアソンを買って」と言ったのはそれも関係ある?

つまりはこういう事態の対応がきちんとできてないってことじゃないかな〜。
まぁ私自身そういう意図があってやったことではないにしても、結果的にはちょっとズルしたみたいで引け目もあるからあんまり大きな声では言えないんだけどね。(って、ちゃんとブログに書いてるけど・・・)

最終的にペーさんは以前すでに見ているエリアソンの入場券を買ってホールに入ってきて、ホール内のフリーダ・カーロの列に彼が並んでくれている間、今度は私がそのチケットでエリアソンの展示を見てきた。
もちろんこちらの入り口は行列なし。

ちなみにチケットを買ってから並ぶこのホール内のフリーダ・カーロの行列、階段を上がって展示会場の入り口まで待ち時間1時間以上。


展覧会そのものの話しに入る前にえらく長くなってしまったんだけど、肝心の展示。
絵画だけでなく直筆の手記や日記、彼女を撮った写真なども展示されていて、フリーダ・カーロの人生を辿った内容。
一応主催者曰く、彼女の作品をこれだけ一堂に集めた展覧会は世界でも初めてらしい。
私達はオーディオガイド(独・英・西語)を借りたんで、いろんなエピソードとかも聞けてかなり楽しめた。

ただフリーダ・カーロの絵に関しては画集も持っていて、代表的な作品は実物でないにしろ見たことはある。
正直私的には彼女の絵画そのが好きって訳じゃなく、なんと言ってもその強烈な人生に感銘し、そこから描き出されたものに魅かれるって感じかな〜。
一体どこから絵を描くエネルギーを得ていたんだろう?
いや、絵を描くことで生きるエネルギーを得ていたんだろうか・・・。
もう一度映画“フリーダ”を観たくなった。

フリーダ



さて展示を見終わって、さすがにヘトヘト。
絵を観るってほんとエネルギー要るよね。

ミッテ(ベルリンの地区名)の方に用があったんでその辺りでお昼。
窓から公園が見えるイタリアン。
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それこそ公園脇の木陰のテラス席が気持ち良さそうだったんだけれど、ちょっと風がふいてたので諦めて店内へ。
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ペーさんがパスタが食べたいっていうからイタリアンにしたのに、なんでアルゼンチン牛アントルコートステーキなんかたのんでるの?
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私はオレッキエッテのペスト・ジェノベーゼ。
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まぁ、結局私のお皿を助けてペーさんもパスタを食べることになるんだけどね。
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by sandonomeshi | 2010-08-01 23:19 | 外メシ ausser Haus


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