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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2010年 06月 19日

“クラシック・ミーツ・キューバ” "Classic meets Cuba"


6月19日(土)


昨日に引き続き夕方からお出かけ。
目的地はティーアガルテンのTIPI

今日は車で出かけたんだけれど、Tauentzienstraße:タウエンツィーン通りから先通行止め。
仕方ないから動物園の方から回り込んで6月17日通りに出ようとしたそこも通行止め。
ここでペーさんやっと気がついた。
「そうだ、今日はクリストファー・ストリート・デイ(CSD)だ。」
そう言えば毎年そんなパレードやってるな〜。
念のため、ドイツでは6月24日がCSDってことになってるみたいだけれど、やっぱり大々的なパレードにするには週末が良いってことなのかな。

結局モアビットまで回ってPaulstraße:パウル通りを下ってきた。
これがTIPI。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_1551452.jpg
サーカスのテントみたいなイベント会場。
後ろにはカリヨン、正面には・・・
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_15514550.jpg
首相官邸。(並木しか撮れてないけど・・・)

回り道した割には早くついてしまって、ちょっとシュプレー川まで散歩。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_1552626.jpg
ここが首相官邸の一番裏側。
散歩道があって、すぐ左側はシュプレー川。
天気予報では今日雨だってことだったから、昨日慌ててオープンエアーのコンサートに行ってきたけれど、なんか今日もいい天気。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_15523071.jpg


ところで今日のTIPIでの出し物はKlazz Brothers & Cuba Percussionのコンサート。

Classic Meets Cuba

Klazz Brothers


偶然見つけたこのバンド、クラシック音楽やジャズをキューバン・リズムにのせて演奏するんだよね。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_1553015.jpg
ステージにセッティングされているのはピアノ、コントラバス、ドラム、ティンバレス、そしてコンガ。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_15575215.jpg

で、このコンサート、食事とセットになっていて、まずは腹ごしらえ。
私は音楽を聴きながらワインを楽しむことにしてチーズテラーとラインヘッセン(ワインの産地名)のブラウアー・ポルトギーザー(葡萄の品種)。
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ペーさんはしっかり食べたいとアントルコート。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_15583031.jpg
付け合わせのオーブン焼きポテトが巨大。

でもアントルコートがあまりにも薄くて物足りない・・・。
私が食べてるチーズを羨ましがってたのんだのがチーズのオーブン焼き。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_15585016.jpg
そう、熱々で中はとろとろ。
“クラシック・ミーツ・キューバ” \"Classic meets Cuba\"_e0112086_1559764.jpg

コンサート自体は撮影禁止だったんで、良かったら“Mambozart”とタイトルのついたモーツァルトの“シンフォニーNo.40”なぞをこちらでいかが?。

あらかじめ動画を観たりアマ○ンで試聴したりもして気に入ったから行ったんだけれど、ライブはさらに良い!
クラシック音楽を別の音楽にアレンジするのっていろんな人がやってるよね。
でも彼らの場合、クラシックをサルサやマンボに変えてしまったそのアレンジの仕方が面白いのはもとより、ちゃんとそれぞれの曲にオリジナルのタイトルをつけているその感性がまた良い。

さっきの“Mambozart”とか、チャイコフスキーの“くるみ割り人形”から“金平糖の精の踊り”を“Cuban Sugar”(キューバの砂糖。さとうきびはキューバの重要な農産物だし)としたり、ビゼーの“カルメン”からは“Habanera en Habana”(ハバナのハバネラ。ハバネラとはキューバの民族舞踊音楽のこと)とか。
ベートーベンの交響曲第五番“運命”なんて“Cinco Salsa”(サルサ五)だしね。
で、コンサート中のトークや客を一緒に巻き込むテクもそのノリでなかなか楽しい。

ちなみにこのバンド、ハリウッド映画“コラテラル”(マイケル・マン監督、トム・クルーズ主演)のサウンドトラックでバッハの“G線上のアリア”を演奏してるらしい。

コラテラル

今日のコンサートでは演奏されなかったけれど、これもバラードで聞かせる。

by sandonomeshi | 2010-06-19 23:43 | 外メシ ausser Haus


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