三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2009年 05月 04日

変電所のレストラン ein Umspannwerk-Restaurant


5月4日


日本からお客様がみえた。
私の友達(色々お世話になった業界の先輩だけれど)のご友人。
お仕事でお越しなんだけれど、空き時間があるというのでベルリンをご案内することに。

夕方日本からご到着。
空港からホテルにお連れして夕食をご一緒することに。
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選んだレストランはH.H.Müller
元変電所を改築したレストラン。
既にタクシーがお店の前で停まった時点から「何、この建物?」と興味津々でいらしたけれど、中に入ると「へぇ、すごいね。」
吹き抜けの天井、鉄むき出しの階段、檻のような柵があるギャラリー。

アペリティフにはMaibowl:マイボール(五月のカクテル・ボール)というドイツの季節物。(写真撮り忘れ)
苺を始めこの季節の果物と、こちらではWaldmeister:ヴァルトマイスターと呼ばれるハーブ(英語ではWoodruff:ウッドラフ)の香りをきかせてある。
実はこのハーブに含まれる成分が桜の葉と同じで、日本人には桜餅のような懐かしい香りがする。
でも以前に試した時、フルーツがいっぱいで、すごく甘かったせいでそれ以来敬遠していた。
でもここのはフルーツなし。
多分Sekt:ゼクト(ドイツの発泡ワイン)をベースにしてあるみたいで殆んど甘くなく、しかも”桜餅”の風味が・・・。

お料理の方は興味を引かれるお勧めセットメニューもあったのだけれど、この時期ドイツで是非召し上がっていただきたい白アスパラが含まれてなかったので、ア・ラ・カルトになさることに。
ただドイツのレストランの量を考慮し、でも色々召し上がっていただきたいな~と思い、「一皿を二人でシェアし3コース頼みたいんだけれど・・・」とウエイターのお兄ちゃんに相談してみたら、「じゃあ、一人分を二皿に盛り分けてお持ちしますよ。」と。
これはレストランの株が大いに上がる。
ワインも「全ての料理に上手く合うものは?」と尋ねたら、「よろしければそれぞれの料理に合ったワインをグラスでお持ちいたしましょうか?」

オーダーが終わるとアミューズ。
キャロットとジンジャーのクリームスープ。
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お客様、実は人参が小さい頃からお嫌いで、決して口になさらないらしい。
でもせっかくだからだとエスプレッソスプーンで一口。
最初「あっ、なめらかで美味しいね。」とおっしゃったんだけれど、やっぱり後で人参の味が口に広がってダメ。
でもベルリンで人生初めての人参。

さて、お料理の方は、まずシーザーサラダ。
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日本からいらっしゃるとチーズの味が全然違うらしい。
少し散りばめた黒オリーブの味がなかなかいいアクセント。

こちら帆立のグリル ハーブとアスパラガスのサラダ添え。
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因みにこれ、あくまでも一人前を二皿に分けたもの。

そして私のメインはZander:ザンダーというスズキによく似た淡水魚のグリル。
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付け合せはGatow:ガトウというところで取れる蕪、Bärlauch:ベアーラウフというハーブのニョッキ、そしてアミガサ茸。
ドイツではかなり高級食材のアミガサ茸、たっぷり堪能。
あっ、因みに端っこにのっている白アスパラはお客様が頼まれたMaispoularde(とうもろこしだけで育てた鶏)のグリルの付け合せ。
5、6本のっかっていたのでおすそ分けしてくださった。

これでかなりお腹いっぱい。
デザートをとばしてコーヒーをいただく。


レストランを出てお客様をホテルまでお送りしたんだけれど、丁度近くのレストランでやっぱり仕事で外メシだったぺーさんと落ち合う。
で、何度も通っているのに初めて覗いてみたDenkmal zur Erinnerung an die Bücherverbrennung(焚書記念碑)。
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”碑”といってもこれは地下に作られた2万冊の本が収納できる”空っぽの”書庫。
広場の中央に切られたガラスの窓から中が窺える。
1933年5月10日にナチス学生同盟が教授などと一緒にユダヤ人の著書2万冊以上焼き払った史実に対する警鐘。
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by sandonomeshi | 2009-05-04 23:29 | 外メシ ausser Haus


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