三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 08月 02日

ノイハウゼンへの週末旅行3〜お城の歴史 Wochenende-Reise nach Neuhausen3 ~ Geschichte des Schloßes

7月28日(日)

エルツ山地地方を回って思いがけず興味深いことに出会って、なんだか旅の満足感ぐ〜んとアップ。
今度はこれもパッケージに込みになっている、私達が泊まっているプルシェンシュタイン城内巡り。
4時にメインダイニング、レミーゼに集合。
私達の他に5人が集まった。

ガイドのおじさんは最初に「私はこのホテルの従業員ではありません。一介の郷土歴史家で特にこのお城の変遷については色々研究してきた者です。」とことわりを。
そしてレストランのテラスに座って誰がお城を建てたのかから、どういう変遷を遂げて今ホテルになったのかまでをかいつまんで説明してくれた。
今はレストランになっているレミーゼ(離れ、倉庫の意味)に増築された部分のギャラリー(下の階と天井を共有する中二階のような部分)。
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見えにくいけど今でも壁側は全体が書棚になっていて、もともとライブラリーとして建てられたそう。

昨日レストランでトイレに行った時、「なんだろう?」と思っていた廊下のアーチ。
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方向的にお城の方だったからお城の地下に続くトンネル?と思ってたけど・・・。
今は土の下になっているけど元々はお堀だったところ。
そのお堀に架けられていた石橋のアーチの部分だそう。
二重アーチだったもう一つの方はいまでもまだ上半分は地上に出ている。
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で、このトンネルをくぐってすぐ右手にあるトイレの先は扉があってどうなってるのか昨日は分からなかったんだけど、ガイドのおじさんが開けてくれると、左に思いっきりカーブしててその先には工事のための足場を組んだ地下倉庫のような空間。
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以前この先の地上にはビールの醸造所があってこの地下部分にはビール樽が置かれていたらしい。

ここは氷室だったところ。
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池の氷をこのトンネルを通ってこの氷室まで運んだんだそう。
今はビール樽倉庫とともにフィットネス、ウェルネス施設にするための工事中らしい。

地上に出てそのまま城の本丸(?)部分に入る。
案内されたのはGeorg von Schõneberg:ゲオルグ・フォン・シェーネベルグ(長きに渡り鰶の城主だったシェーネベルグ家の最後の人物の名)の名をいただいたスイート。
寝室とリビング部分をつなぐ扉は立派な石のアーチがついている。
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これは今のリビング部分は遅れて増築された部分で、当初は屋外の回廊に出る扉だったらしい。
確かに寝室とリビングの間の壁は50cmほども厚さがあって外壁だったことが伺われる。
リビングにはりっぱなタイル張り暖炉が。
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このタイルってマイセンだったりするんだろうか・・・。
ガイドのおじさんに聞けば良かった。

この部分の階段はオリジナルのまま残っているとか。
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一段一段厚い一枚板だ。

朝食会場でもある大広間をバルコニーから眺めさせてもらう。
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このバルコニー部分に置いてあったテーブルの上に古い写真などの資料を広げて説明してくださり、1時間余りの場内ツアー終了。
ガイドのおじさんはこの地方の訛らしく私には非常に聞き取りにくく、しかもドイツ語の機微までまだ分からないけど、ペーさん曰く「話し方や話してる内容から、ガイドのおじさんのこの城に対する深い愛情を感じた。」と。
戦後東ドイツ政府の下「子供の家」(養護施設、教育的施設などをかねていた)として使われていたのが1989年に大火事があって城の大部分が焼失してしまい、その後すぐベルリンの壁が崩壊したため朽ちるままになっていたのを、村の人達の復興を願う活動もあってオランダの実業家がオーナーとなりホテルとして蘇ったらしい。
彼の口ぶりではそのオランダ人は彼らの救世主的存在みたいだったよう。
でも考えてみれば大都市から離れた国境の町で、木工工芸の中小企業と冬の観光資源(といってもそれほど大規模なスキー場があるわけでもなく)だけの過疎の村に、その村の歴史を見守ってきたお城が修復改装されシンボル的な古城ホテルとして生まれ変わったとこをどれだけ村の人達が喜んだろうかは想像に難くない。

そんなお城の歴史に触れて感慨深〜い思いでレミーゼでの夕食。
今日はパッケージに込みになっている5コースディナー。
昨夜ア・ラ・カルトとセットメニューをいただいて美味しかったから、期待で胸いっぱい!
昨夜、写真を撮るのに照明の当たり具合がいい席に目を付けて、その席を指定して予約しておいたのに、既にそこには別のカップルが座ってらっしゃる。
なんでも私達よりも前に予約されてたらしい。
ちょっと残念だけど、まだ全然外は明るいし、テラス側の掃き出し窓際も悪くない。
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「5コース キャンドルライト・ディナー献立表」に目を通し、飲み物を決める。
ディナーにはワインがボトル1本付きなんだけど、ペーさんは白が好き、私はロゼも飲みたいのでボトル1本の代わりにグラスワイン4杯に代えてもらえないかお願い。
「大丈夫ですよ、ただし4杯じゃなくて3杯までです。」とOKしてもらったのでまずはペーさんはチリのサービニョン・ブランを、私は他ではあまり見かけない地元ザクセンの白があったのでそれを。

アミューズはパエリャ。
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ほう、アミューズにパエリャときたか!
お米はしっかり魚介や野菜の味を吸ってて美味しいし、細か目に刻んだ野菜や鶏肉、むきエビなんかもところどころにあるし。
冷めてても悪くはないけど、できれば一手間かけて温かくして出してくれたらもっと美味しいだろうに・・・。

1品目、ビート芋のくるみビネガーマリネ クリームチーズ添え。
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ビート芋はちょっと甘味が強かった気がするけど、ルコラとスプラウトのサラダがのっかてるとこや、くるみビネガーのドレッシングがすごく美味しかった。
これってベジタリアン向けのフェイクカルパッチョになりそう。

2品目はまたもやスペイン代表のガスパチョ ハーブクルトン浮かし。
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最近ドイツでもタパスの流れでスペイン料理が流行っててガスパチョも市民権を得てきていて、その分それはもうガスパチョじゃないでしょ!ってくらいアレンジされてしまってるレシピもあちこちで見るけど、ここのは正統派ガスパチョ。
唯一私的にはガスパチョにハーブのクルトンは似合わない。
どちらかというと無骨な揚げパンみたいのが良いと思うんだけど、それじゃこのレストランでは「品がない」ってことになるだろうしね。

3皿目、かりっと焼いたザンダー(スズキに似た淡水魚) リンゴとポロ葱のキャラメリゼソテー添え サフランの泡ソース。
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昨日のマスもそうだったけどここのシェフ、魚の火入れの加減が素晴らしい!
料理の名前は「かりっと焼いた」となってるけど、べつにかりっとはなってないけどほろっとした身がしっとり焼き上がってて素晴らしい。
リンゴとポロ葱ってどうかな?と思ったけどリンゴはほんのり酸味が残ってるくらいで姿は見えず、時々ポロ葱とは違うな・・・という柔らかい食感で「あっ、今リンゴだった?」って感じ。

ここで次のお肉料理に向けてちょっと疑心暗鬼に”辛口”と表示されたロゼ・ダンジュをたのむ。
さすが5コース、ドイツにしては大変控え目なポーションでここまできたけど、メインのお肉はしっかりポーション、仔牛肉のじっくり煮込み クリームソース 季節の色とりどり野菜とマッシュポテト添え。
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これでもドイツでは控え目な方だけど・・・。
なんか昨日の私のメインと似たような料理だな〜と思いながら一口お肉を・・・。
ドイツ語でいう「バターのように柔らかい!」
ナイフがすーと入る。
昨日はお肉本来の味がしてなくてちょっと物足りなかったけど、今日のはちゃんとお肉を食べてる感ある。ソースもしつこくないし野菜もアルデンテに仕上げてある。

ところでロゼ・ダンジュ、表示通り甘くない。
どうして甘いって言われてるんだろ?

お料理の方は美味しかったけど次のデザートのことを思うと食べきれずお肉とマッシュポテトをペーさんに助けてもらう。
そして最後の料理、デザートはエルスターのタルト・タタン キャラメルソースと自家製ベリーシャーベット添え。
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エルスターというのはドイツでポピュラーなリンゴの品種名。
ゴールデンデリシャスとイングリット・マリーという品種をかけ合わせてオランダで改良されたらしい。
香りがよくジューシーで控え目な酸味が特徴。
それにしてもこのタタン、そんなにリンゴがお高かったの?と突っ込みたくなる。
生地はイタリアの薄焼きピッツァっぽくて面白い。
生地も薄いからリンゴとのバランスは悪くない。
シャーベットもけっこうねっとりしてて果肉たっぷり感高いけど、私的にはここはオーソドックスにバニラアイスとかの方が良かったかな〜。
今日も二人ともお腹パンパンで、「まだ明るいし昨日みたいにちょっと散歩してから部屋に戻ろうか・・・。」ってことに。

ならばとトイレに行っておこうと席を立った私、昨日気になってたコート掛けの写真を撮る。
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オーナーがオランダ人というので納得。
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もしかしてデルフト?

レストランを出たら今日はレストランの裏にある池の回りをてくてく。
そしたら奥へと庭がずっ〜と広がってる。
また別の池もあってそこには小さな島もあって橋が架かって渡れるようになってる。
明るいと言ってももう暮れかけ。
風景の写真を撮るには厳しい。
「明日もう一度朝の良い日射しの中を散歩したいね。」と、部屋に戻るとこれもまたパッケージに込みになっていたシャンパンがセットされてた。
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ニコラ・フィアットは良いけどグラスが違うだろ!と突っ込みながらもよーく冷えたシャンパン、残念だけど今はまだ水も入らないくらいお腹いっぱい。
ここで開けてしまってはもったいないから、これは持って買えることに。
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by sandonomeshi | 2013-08-02 00:29 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 01日

ノイハウゼンへの週末旅行2〜エルツ山地地方 Wochenende-Reise nach Neuhausen2 ~ Erzgebirgskreis

7月27日(日)

今回私達が利用した古城ホテルのスイートにお泊まりパッケージにはホテル近燐の博物館などの入場券も込みになっていた。
まず行ってみたのがノイハウゼンから5Kmほど離れたSeiffen:ザイーフェンという木工工芸の中でも特にクリスマスピラミッドで有名な村。

そこに製作行程を見学できる工場兼ショップがあってその見学入場券が込みになっていたから。
ザイーフェンだけではなくこのエルツ産地一帯で木工工芸が盛んで、クリスマスツリーのお飾りのエンジェル等や木製のおもちゃ、ゲーム、あと特にくるみ割り人形・・・
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ロイヒャーマン(煙を吐く人形)・・・
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そしてクリスマスピラミッド・・・
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が主要製品。(3枚の写真はウィキペディアから転載)
この工場見学付きショップではくるみ割り人形の製作行程を見せてもらえるはずだった。
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・・・のに週末は工場はお休みで見学できないってことを知らされてなかった。
行ったらショップはやってたけど奥の作業場みたいなところは製作途中の人形が並べられているだけで人気がない。
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仕方ないので取りあえずお土産にミニチュアのくるみ割り人形なんかを見繕う。
ピラミッドは飾る場所がないからうち用には買えないけど、こういう釣り下げ式ならリビングの天井に良いかも・・・。
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でもモチーフに気に入ったのがなく、結局うち用は何もなしで日本のお友達やお義母さんへのお土産だけ選んでレジへ。
で、おばさんに「今日は土曜日で作業が見られなくて残念。昨日夕方着いてたから、昨日のうちにくれば良かった・・・」と言うと、「今工場は夏休み中だから、昨日来てもらっていても見られなかったけどね。」とのこと。
まぁ、そのおかげでこのザイーフェンという町のことも知ったし、お土産も買えたし良かったんだけど、ホテルも無料入場券をプレゼントするならそう言う情報をきちんと把握しておいてお客さんに伝えなきゃ・・・ね。

因にここザイーフェンにはクリスマスピラミッドの原形のアイデアとなったと言われる八角形のフォームの小さな教会があって、そこからクリスマスピラミッドといえばザイーフェンってことになってるらしい。
「ここまで来たんだからその教会も見に行こう!」と言ってたのに、お店を出たらすっかり忘れて近くのもう一つの町Olbernhau:オルバーナウ(ここは人口1万人弱でノイハウゼンやザイーフェンよりは大きい「町」)に向かってた。
ここはこの辺りでは多少大きな町なだけあって、大型木工工芸即売展があるというので来てみたんだけど、目当てのお店は土曜日の午後、既に閉まってる。
この地域はクリスマスがらみの木工工芸品やスキーやウインタースポーツが観光を支えているだけあって、夏場はいわゆるロー・シーズンみたい。
仕方ないから「ザイーフェンに戻って教会を見に行こう!」とオルバーナウを出ようとした時、Saigerhütte:ザイガーヒェッテの門が目に入った。
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これってさっきパンフレットか何かで目にして、ペーさんに「これって何?」って聞いてたところだ。
ちょっと寄ってみることに。
外の駐車場に車を停めて門を入ると建物が幾つもあって、ちょっと中世の映画のセットかテーマパークか・・・って雰囲気。
建物は博物館だったりホテルだったりカフェだったり。
そこを通り過ぎると奥には「遺跡」のような空間が・・・。
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案内表示版をペーさんに読んでもらったところによると、16世紀ザクセン選定候に保護されて栄えたエルツ山地地方で産出する銅鉱から銅と銀を精錬する作業場だったらしい。
その技術と経済的意義は歴史的にも重要で、ユネスコの世界遺産登録に向けて動いているとのこと。
博物館(展示館)を見てみようと入っていくと、受付のおばさんが「もうすぐ鍛冶屋小屋の説明付き案内が始まるよ。急げば間に合う!」と外に出て指を指しながら場所を教えてくれた。
小川から水を引いた疏水の先には水車と小屋が見える。
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中に入ると既に人が5、6人集まっていて説明が始まってる。
天井は高くてわりとゆったりした空間。
外にある水車に繋がったタービンが、焼けた銅を打つ大型金槌の柄を一定間隔ではじく仕組みになってる。
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建物や水車&タービン(木製)の仕組みは全て焼失してしまったのでレプリカとして立て直されたものだけど、金槌は16世紀のオリジナルだそう。
タービンに繋がる3本の柄には3種類の金槌が付いていて、それぞれ銅板を作る平たく叩き延ばすため、桶などの形を叩き出すためのが大小1つずつ。
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実際に動く仕組みは当時のまま再現されているらしく「すごい音がするけど、驚かないで。」と言ってやって見せてくれた。
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ここで造られた銅板はドレスデンの聖母教会やベルリンのシャルロッテンブルグ宮殿など名だたる建造物の屋根葺きに使われたらしい。
当時鍛冶屋では10歳ぐらいの子供から働き、劣悪な作業環境(鉛などの有害な金属粉、耳を裂く金属音等々)のため、ほとんど長生きできなかった(30歳代ぐらいまで)そう。
なのに精密な厚み、カーブを叩き出すのは熟練した職人でなければできない技だったらしく、職人不足が慢性的な問題だったとのこと。
思いがけずすっごく興味深い話を聞けてなんとなくウキウキして鍛冶小屋を出る。

展示館に戻る途中「ご自由にお入りください」と看板の出た小さなおうち。
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手作りグッズを売ってるショップみたいだけど・・・。
中ではおばさんが毛糸を紡いでいた。
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このおうちは職人達の住まいを再現したものらしく、隣りの部屋は生活の様子を展示してある。
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毛糸紡ぎ、毛糸編みの衣類、レース編みなどは主婦が内職していたものが地元の手工芸産業となっていったらしい。
展示館では展示物の他にこの町の銅精錬業の歴史をまとめたビデオも見せてもらえた。
とても興味深かったけど、歴史と文化をいっぱい触れてちょっと休憩したい感じ。
さっきのカフェにテラスがあったよね。

木造トラス構造の建物がカフェになってる。
私はアイスクリームコーヒーを・・・
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ペーさんはアイスクリームの盛り合わせを。
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ここはモーヴェンピックのアイスクリームが売りみたい。
今日も結構暑いけど(天気予報では30度越え)日陰でアイス食べてたら快適!

一息ついたらザイーフェンに戻る。
小さな村だからそんな有名な教会ならすぐ見つかるだろう・・・と思いきや、メイン通りを走ってたら村を通り抜けてしまった。
でも途中でくるみ割り人形製造直売店の前にでっかいくるみ割り人形があったのを撮影。
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さっき見かけた観光案内所のところまで戻ると、教会への矢印表示を見っけ。
メイン通りからそれて坂を上っていくとクリスマスピラミッド製造直売店や・・・
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ロイヒャーマン専門店なんかがあって、観光客が集まってくる地域な雰囲気満点。
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なだらかなカーブを曲がると目の前に・・・
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これ!?
確かにオクタゴン(八角形)だけど想像してたのと全然違う。
かわいい〜。
でも今日は「貸し切り」(?)で結婚式をやっていて中には入れないみたい。
裏にまわってみると墓地があってどのお墓にも色とりどりのお花がいっぱい!
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墓地の写真を撮るってどうかな〜とも思ったけど、かわいい教会とあんまり素敵な風景なので・・・。

で、気になるクリスマスピラミッド製造直売店を覗きに。
友達のロサの子、ソフィアにかわいいクリスマスピラミッドをプレゼントしたい。
モチーフはベレン(スペイン語。イエスが生まれた地とされるベツレヘムのこと。赤ちゃんのイエス、マリア、ヨゼフ、牛やロバ等の人形とともにイエスの誕生を表したクリスマスのお飾り、ドイツ語ではヴァイナフツクリッペという)がいい。
でもなかなかない。
この辺はプロテスタントで、あんまりクリッペはポピュラーじゃないのかな?
 でも一つ一つ見ながら探して見つけた!
イエス、マリア、ヨゼフがいるやつ!
お値段的にも子供のクリスマスプレゼントにはほどほど。
ここでもつり下げ式ので良いのはないかと探してみたけど・・・、うち用はおあずけだね・・・。

買い物を終えて教会に戻ってみると、結婚式が終わって新郎新婦始め参列した人達が出てきている。
一通り皆さん外に出られたかな・・・とちょっと中を覗かせてもらう。
つなぎを着たお兄ちゃん達が3人ほどお掃除をしている。
中の様子も写真撮りたかったんだけど、作業してらっしゃるところでちょっと気が引けてじっくり眺めさせてもらっただけで出てきた。
うちでウィキを見てみたら写真があったので・・・
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こじんまりしてて質素な感じが良い。
ついでにテキストも斜め読みしてみたら、なんでも結婚式を挙げるのに人気の教会だそう。
で、木造建築の教会として世界的にも頻繁に紹介されている建造物らしい。
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by sandonomeshi | 2013-08-01 17:44 | おやつ Zwischenmahlzeit
2013年 07月 31日

ノイハウゼンへの週末旅行1〜古城ホテル Wochenende-Reise nach Neuhausen1 ~Schloßhotel

7月26日(金)

今日はペーさん午後から有給をとって週末小旅行に出かける。
行き先はザクセン–アンハルト州(元東ドイツ圏)のErzgebirge:エルツ山地(ドイツとチェコの国境線となっている山地)の小さな村Neuhausen:ノイハウゼン。
そこにSchloß Purschenstein:プルシェンシュタイン城という古城ホテルがあって、そこの朝食、夕食、何やかやが込みになった優待券が手に入ったから。
ノイハウゼンは人口3千人ほどの小さな村で、近隣のSeiffen:ザイフェンを始めエルツ山地地域全体的に盛んな木工工芸(くるみ割り人形やおもちゃ、クリスマスピラミッドなどで有名)、スキー場そして私達が泊まったプルシェンシュタイン城で知られているみたい。

アウトバーンにのってベルリンを出てまずはドレスデンめざして南東方向に走る。
途中すご〜く広大な向日葵畑が・・・。
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2時間も走らないうちに道路標識にはPrag/Praha:プラハの文字が。
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この辺りから更に2時間ぐらいかな〜、プラハまで。
そっちもずっと前から行ってみたい街だけど・・・。

ドレスデンの市街地を迂回して以前所用で行ったことのあるFreiberg:フライベルグを通って更に南東へ。
この辺りからエルツ山地に入るみたいだけど、確かに風景が丘陵地帯のそれ。
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最高峰の標高が1200mちょっとらしいからそんなに高い山地でもないし。
感覚的には世界遺産にも登録された紀伊山地みたいな感じかな〜。
母の里なのでよく行く高野山で標高800mほど、このノイハウゼンが700m足らずみたいだし、多少は涼しいかな〜とか期待しながら行く。

村に入ってすぐに見えたお城の塔。
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お城自体は多少高台になったところに建ってて、写真の手前にある池の横手に広い駐車場とヘリポートがある。
「ここで車停めて荷物もってお城まで歩くのヤダな〜。」と思ってたら駐車場を突っ切ってそのまま車で上っていけそうな道が・・・。
塔の横の建物の一階部分がトンネルになっていて中庭に入れて、お城の入り口、フロントの前に横着け。
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既に料金を払い込んである優待パッケージに含まれるサービス色々の説明があって気値のお部屋へ。
今回のパッケージはスイートにお泊まり。
「古城ホテルのスイート!」と期待してたんだけど・・・。
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最上階3階(日本式には4階)の屋根裏部屋みたいで寝室には高〜いところに小さな天井窓が一つあるだけ。
この時間でも薄く暗〜い。
家具は年代物らしき感じだけど、部屋全体のインテリアの感じから浮いてる。
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バスルームはモダンに改装されているけど、スイートにしては狭くて使い勝手も悪そう。
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でもリビングの窓からはさっきの中庭と丘陵地帯に広がる村が一望。
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視界が広くて気持ちいい〜。
ちょっと身体を乗り出して左手の方向にカメラを向けると・・・
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黄色いドイツ語でRemise:レミーゼ(離れの倉庫、物置などの意味)と呼ばれる建物で見えないけれど、その向うが駐車場。
このレミーゼが名前もそのまま”レミーゼ”というホテルのメインダイニング・レストランになっている。

荷物を広げてワンピースをタンスの中に掛けたり、洗面具をバスルームに並べたりとホテル滞在の準備が済んだら、まずはスパ施設を利用してみようってことに。
お城の半地下に小さいながらもプールとサウナがある。
あとマッサージなんかもあるんだけど、それは日曜日に予約を入れてある。
3人いるマッサージ担当のスタッフの一人は休暇中、一人は病欠で一人で切り盛りしてるらしく、希望通りに予約が取れなかった。
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プールの水温は25度ぐらいかな。
あったかくもないけど冷たくもない。
でも床暖房がきいていて室内はちょっとむっとする感じ。
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小窓があって外の光は入ってるけど、お城の外壁は1m以上の厚さで本来ならかなりひんやりした空間なんだろうね。
私はサウナ、ペーさんは蒸気風呂で2セット。
「あ〜、すっきりした。1週間の疲れが取れた感じ!」とペーさん機嫌いい。

部屋に戻ってシャワーを浴びて着替えても、まだ夕飯の時間には早い。
なので敷地内散策。
裏手にまわると、以前はお堀であっただろうところに石橋が架かっていて・・・
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その向うには手入れの行き届いたお庭が広がってる。
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庭の一番奥にはデッキチェアーが並べられていて、こんなところでのんびり寝っ転がってると気持ちいいだろうな〜って感じ。
お城の回りの林の梢の向うにはこの規模の村にしては立派な教会の鐘楼が見えている。
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一部まだ残っている城壁に開口部があって・・・
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その横に近燐の案内表示が。
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近くにダム(Talsperre)があるみたい。
「ペーさんの朝のジョギングに丁度いい距離じゃない?」
ついでにレストランを覗いてみると、既に食事している人達がいる。
二人してTシャツにカプリパンツといういでたち。
一旦部屋に戻って一応私はワンピース、ペーさんは麻シャツとチノパンに着替えて夕食に。

レストラン前のテラスもこの気温なら悪くなかったんだけど、丁度西日がおもいっきり当たってたから室内の席へ。
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天井が高〜くてシックな雰囲気。
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まず飲み物はペーさんはイタリアのピノ・グリを私はドイツ、ファルツのロゼのキュベをグラスで。
といっても250mlのカラフェだけど・・・。
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あとミネラルウォーターをたのんだら初めて聞くOppacher:オッパヒャーという銘柄。
これがすごく美味しかった。
「近くのスーパーとかで買えるといいのにね。」
ワインはペーさんはあんまり満足してなかったみたいだけど、私のはフルーティでいてきりっと辛口。なかなか美味しい。

さて料理。
アミューズは牛のザウアーブラーテン。
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これはドイツ中部地域の代表的な郷土料理で、牛肉の塊をハーブ&スパイスを混ぜたお酢ベースのマリネ液につけ込んでから鍋に入れてオーブンで蒸し焼きにするもの。
ソースに浸かった付け合わせと一緒に出されるのが一般的で、私はレストランとかで食べたことのない(食べる気がしない)料理。
でもこのアミューズはローストビーフみたいに薄〜くスライスしたザウアーブラーテンの上に、細かく刻んだ香味野菜とビーフコンソメのゼラチンをトッピングしてある。
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お肉はお肉そのものの味とスパイス&ハーブの風味もちゃんとして美味しいし、そこに野菜とゼラチンの味と食感も楽しめて面白い。
幸先よく期待が高まる!

料理はペーさんはア・ラ・カルトで2品(前菜とメイン)、私は3コースのセットメニュー(前菜、メイン、デザート)を注文。
ペーさんの前菜、カルパッチョ。
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山盛りのサラダがのっかってるっていうのが好感持てる。
これが私の3コースのうちの一皿、ブラウントラウト(マスの一種) ルコラのサラダとゴーダクリームチーズ添え。
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まるでメインディッシュか!?っていうポーション。
でもこの魚の焼き加減が絶妙!
低温調理してる感じ。
しかも魚自体もかなり新鮮そう。
メニューにはEis(氷)forelle(ブラウントラウト)と断ってあったから、多分北欧で捕れたものじゃないかと思うんだけど・・・。
ちょっと濃いめの味のドレッシングが丁度いい感じに魚のソースになって、その酸味でさっぱりいただける。

ペーさんのメインはアンコウと大きな海老のグリル ほうれん草リゾットのベッド。
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アンコウも海老もぷりっぷりだし、リゾットのほうれん草がこの国にしては珍しくくったくたになってない。
私のは仔牛肉のクリーム煮チューリッヒ風。
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私は知らなかったんだけど、結構有名なスイス料理だそう。
ポロ葱を炒めたのとレシュティ(ハッシュポテトみたいなの)が添えてある。
クリーミーなソースは重くなくて美味しいしお肉も柔らかくレシュティも外がカリッと香ばしくて美味しくて、ペーさんも「今まで食べた仔牛肉のクリーム煮チューリッヒ風の中では一番。」と言うんだけど、私の好み的にはイマイチ。似たような牛肉のクリーム煮ならロシアのビーフストロガノフがいいな。もしかして仔牛肉だから味にパンチがないのかな〜。
私は前菜もメインもペーさんにかなり助けてもらって完食。
でも既に相当お腹いっぱい。

ペーさんも私を手伝ったせいで一人でデザートをたのめる状況じゃないみたい。
「サンドのコースのデザートをシェアさせてもらっても良い?」もちろん、そうでないと私も食べきれないし・・・。
エルダーフラワーのシロップスープと自家製レモンシャーベット。
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今が季節のベリー類が浮き実になってる冷たいスープ。
私はほとんど食べられなかったけど、心地よい酸味で口の中さっぱり。

二人ともあまりにもお腹いっぱいで苦しかったんで、レストランを出てそのまま村の方へ散歩。
街中で見つけたこんな看板オブジェ。
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Alte Salzstraße:アルテ・ザルツシュトラーセ(旧塩街道の意味)とある。
この辺りはプラハとハレ(同じザクセン=アンハルト州の北西寄りの町)を結ぶ塩街道が通っていたらしい。
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by sandonomeshi | 2013-07-31 23:00 | 外メシ ausser Haus
2013年 05月 30日

ドイツの健康志向トレンド BIO-Tendenz in Deutschland

4月20日(土)

明日はペーさんと息子君、ハンブルグマラソンを走るんだけど、今日はせっかくハンブルグに来たんだからと、たまたまKunsthalle:クンストハレ(美術館)でジャコメッティの特別展をやっているというので見にいってきた。
私は彼の極端に細く長くデフォルメされた彫刻はまだ面白いと思うけれど、絵画の方はちょっと・・・なんだけど、ペーさんが結構好きなんだって。
館内は撮影禁止だったので何も写真がなくて残念だけど、かなりの作品数で会場も広くくたくたになってクンストハーレを出る。
芸術を観るって本当にエネルギーがいるよね。

お腹もぺこぺこだとクンストハーレのすぐ近くで通りに出ているカフェのテーブル席に座る。
最近流行ってる健康志向、BIO:ビオ(有機栽培、無添加食品等のこと)志向のセルフサービス・カフェ。
こういうところって「zu gesund!」(健康的過ぎる)と言ってあんまり好まないペーさんだけど、すっごくいいお天気の今日。ぽかぽかしてるテラス席に魅かれたみたい。
「注文してきてあげるから、サンドは座って荷物見てて。」とペーさんと息子君が店内に入っていく。私は山羊フレッシュチーズのバゲットサンドのつもりでたのんだのに、ペーさんは勘違いして山羊チーズのサラダを持って来てた。
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まぁ、バゲットも付いてるし、野菜も彩りどりで美味しそうだし、結果オーライ。
写真の光の感じからも如何にいいお天気だか伝わるかな〜。
ペーさんはホワイトアスパラのスープと・・・
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ツナサラダ。
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写真は撮ってないけど息子君はタイ風レッドカレー。
これも美味しそう。

ドイツのカフェのサラダってえてしてすっごい量でチーズやお肉類のグリルなんかのトッピングがすでにに日本ならメインディッシュにもなりそうなくらいだったりして侮れない。
ワンプレートディッシュ的な・・・。
私の山羊フレッシュチーズのサラダもチーズの量が半端なくてパンもついてるし、ひまわりシードもトッピングされていて食べごたえ十二分。

因に飲み物はフレッシュジンジャーティー。
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そのもの。
因にブラウンシュガーの氷砂糖が付いていた。
これでも十分生姜の風味はしたけど、すりおろすまでしなくてもカットじゃなくて親指大ぐらいをたたき潰して使えばもっと風味はいいかも・・・と思ったり。
そのへんは繊細さに欠けるドイツの食文化と生姜を使い慣れていないってとこから来てるのかな・・・?
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by sandonomeshi | 2013-05-30 21:36 | 外メシ ausser Haus
2013年 05月 30日

アウトバーンでの夕陽 die Abendsonne auf dem Autobahn

こんなに長くブオグを放ったらかしにしたのは初めて。
元気にはしているのですがちょっとサボリ癖がついてしまったみたいで、毎日写真だけは取りためてその整理もおぼつかない状態。
バード・ドベラーンの旅行記も途中のままだしどこから再開したものか迷ってたら、ここ数日でたまたま久しぶりに会った友人の何人かから「ブログはどう?」って聞かれて、あぁ、これはさぼってばかりいてはいけない・・・と思った次第。
時々覗きにいらしてくださっていた方々も本当にありがとうございます。
3月末から4月の初めにかけて一時帰国していた分もアップしたいのは山々だけど、取りあえずその後の日々の暮らしの中からイベント的な日をピックアップして記録していきますので、またよろしくお付き合いください。     Sndonomeshi 
  


4月19日(金)

明後日日曜日はペーさんと息子君が一緒にハンブルグのマラソンに参加登録している。
せっかくハンブルグまで行くんだからと今日金曜日、ペーさんは仕事を早めに切り上げで車で向かうことに。
ペーさんと私と息子君、そしておねえちゃん(ペーさんの娘、息子君のお姉さん)とその彼もブレーメン(ハンブルグから車で1時間程)に用があるからと一緒に行くことに。
夕方5時に彼女の大学の近くの日本食レストランで待ち合わせして、ちょっと早くて軽い夕飯を済ませて一路ハンブルグへ。

かなり日も長くなってきて、8時過ぎでこんな状態。
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視界の広いアウトバーンの夕暮れがあんまりきれいだったので写真を撮りまくってたんだけど、フロントガラス越しだからイマイチなのが多い中から・・・。
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雲に反射している様子が神秘的で美しい。ちょうど真っ正面に真っ赤な夕陽が見えた瞬間も逃さずに・・・。
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日が沈んでしまってからもほのかなピンクに雲が光って、こういうのもこういうのできれいだな〜と思っていたら、竜巻きのように見える面白い雲が・・・。
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ハンブルグの街中に入った頃、男性陣が「お腹空いた〜。」と宣い始めた。
ハンブルグでは息子君も一緒に友達のジルケん家に泊めてもらうことになっていたんだけど、じゃあその前に何か食べていこうか・・・ってことになり、途中何かファーストフードはないかと左右きょろきょろ。
こういう時って見つからないんだよね。
「あっ、マクドナルド!」と思うと反対車線で、しかもすぐにUターンできない状況とか、息子君がサブウェイが食べたいとスマホで近場にないかと探し当てたら、パン屋に変わっていたとか・・・。
何も見つからないままジルケの家のすぐ側まで来てしまって、駅前なら何かあるだろうと、彼女ん家の前を通り過ぎて最寄り駅前まで行ってみるとケバブ屋とクレープ屋さんが並んでる。
私はファラーフェル(ヒヨコマメのコロッケのようなもの)が食べたくてケバブ屋さんを押してたんだけど、おねえちゃんとその彼、ペーさんも「クレープの方がいい!」と多数決でクレープ屋さんに。
でもそこには色んな具材(基本甘いもの)のクレープの他に、パニーニ(トーストされたバゲットサンドウィッチ)も種類が豊富で、私はチーズサラダサンドのミニをたのんだ。
そしたら出てきたのがこれ!
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おもわず「これがミニ!?」と叫んでしまった。
日本なら間違いなくレギュラーサイズだよね。因に息子君がたのんだメキシカンとかいうレギュラーサイズのパニーニは、私の丁度倍の大きさ!
でも「こんな巨大なの・・・。」とかぶつぶつ言ってた私だけど、バゲットの焼き具合もカリッとしてて絶妙でかなり美味しくて、ぺろっと食べてしまった。

で、腹ごしらえもできたしってことでジルケ宅へ。
彼女には3月のITB(ベルリン国際旅行業見本市)の時に会ってるからそんなに久しぶりってわけでもないんだけど、会うと話が弾む私達。
誰とでもすぐ友達になれるジルケは息子君も会話に引きずり込むのが上手い。
ワインをちびちびやりながら夜は更けていった。
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by sandonomeshi | 2013-05-30 04:49 | 外メシ ausser Haus
2013年 01月 06日

アルコール漬けの大晦日 in Alkohol eingelegte am Silvester

明けましておめでとうございます 


三ヶ日も過ぎてやや出遅れてしまいましたが、今年もみなさまにとって健康で有意義な年となりますようお祈りいたします。 私事、
昨年は目の病気をし、毎日更新が難しくなってしまった上に、サボリ癖が付いて度々長らく放ったらかしになったりしてしましました。
年末からちょっと心を入れ替えてまた真面目にこつこつと日々のおさんどんなどを記録していきたいと思っています。
ただ毎日更新はやっぱり目の負担になるので数日おきというかランダムな更新になるかと思います。
でも時々覗きにきてやってくださると嬉しいです。
今年も「三度のメシより・・・」をよろしくお願いします。
お義母さんところで過ごしたクリスマスのこと、その後ペーさんがのんびりできるようにと行ってきたBad Dpbera:バード・ドベラーンでのこと等々順次アップして行くつもりですが、まずはそのバード・ドベラーンでの年越しの様子から。          Sandonomeshi 


1月1日(火)

クリスマスをお義母さんのところでお祝いした後、ペーさんと二人でバルト海近くミュンスター(修道院に付属する大聖堂)の町として知られている保養地Bad Doberan:バード・ドベラーンというまちでのんびり過ごしている。
もともとこの地方を治めていたフリードリッヒ・フランツ公爵が一族の海水浴場兼保養地としてバルト海に臨む現在のHeiligendamm:ハイリゲンダム(2007年サミットが行われた場所)とともに開いたとされていて、ドイツで最初のバード(お風呂や湯治場という意味もあるが、この場合は海水浴場の意)として栄えたらしい。
また暫くしてドベラーンとハイリゲンダムを結ぶ約7Kmの鉄道を敷き、それが今でもバード・ドベラーンの旧市街地を抜けてハイリゲンダムより更に西に続く海水浴場地キュールングスボルンまで走っている。
このミニ鉄道”Molli”:「モーリ」という愛称がついていて、今でも石炭を焚いて蒸気や煙をもくもくさせながら走っている。
その「モーリ」に乗って海岸に出かけたり、すぐ近くの地方都市ロストック(ハンザ都市)に出かけたりしながらものんびりした日々。
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そんな中、年越しを過ごすのに私達が選んだのは街中にある小さなワインバー。
この町のGymnasium:ギムナジウム(日本の中高校に相当)に通ったと言う友達パウラのお勧めスポット・リストに載っていて既に一度飲みにきたことがあって料理もそこそこだったし、何より雰囲気が気に入ったので。
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さらに5コース料理のディナーにワインやカクテル、ソフトドリンク、コーヒー&ティーまで全て込み込みの料金設定が良かった。
会は6時からだというのでほぼきっかりに行くとセットアップされたテーブルに案内され、ゼクト(ドイツ産のスパークリングワイン)がサーブされた。
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店内のデコレーションは前回来た時のクリスマスムードから年越しパーティームードに変わっている。
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超ショートカットでスリムで背が高いモデルさんみたいな体型のウエイトレスのおねえちゃんは白いモーニング風のジェケットでかっこいい。
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予約している人が全員揃うの待っていたようで、ディナーが始まったのは7時頃。
ゼクトを飲み終えたら今日のお勧めと言うガスコーニュ産のワインを既に注がれていたものの、空きっ腹に飲むに飲めずでいた。
待ちに待った最初のお皿。
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ハーブのクレープ サラダ仕立て。
クレープでハーブを混ぜ込んだカッテージチーズをロールしてある。
次はポロ葱のクリームスープ スモークサーモンのせ。クリームスープというよりマッシュポロ葱(ポロ葱をマッシュできないけれどブレンダーで撹拌してある。離乳食みたい)。
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続いてサボイキャベツとハーブのキッシュ風ケーキ。
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日本では縮緬キャベツとも言うらしいけどドイツでは非常にポピュラーで葉が縮れたキャベツ。

ここで夜はまだ長いし、ぼちぼちお腹もふくれてきただろうからと食事は暫しストップでダンスタイムに。
透明のピニールシートで覆われたテラスにはストーブが赤々と燃えていて暖かく、踊り始める人もちらほら。
ダンスが得意じゃない私達はテーブルに着いたままでおしゃべり。

暫くして食事の再開はカシスシャーベット プロセッコ(イタリア、ヴェネト産のスパークリングワイン)かけ。
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去年の私の誕生日に行ったベルリンのイタリア料理店でもシャーベットをワイングラスに入れて上からプロセッコをかけるっていうのがあったけど、私的にはイマイチなんだよね。
よ〜く冷やしたプロセッコを使ってはいるんだろうけど、シャーベッットが融けてしまってなんか得体の知れないシロモノになってしまう。
まぁ、もともとスパークリングワインがあんまり好きじゃないっていうのもあるかもしれないけど・・・。
次のメイン料理の前にワインを今まで飲んでいたロゼから赤にかえてもらう。
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料理は魚か肉かが選べるようになっていて、私は猪肉のロースト 冬の森の野菜とクネーデル(じゃがいも団子)、ペーさんはアンコウと野菜のジュリアンのラグー(煮込み) バスマティライス添え。
一応献立表通りに訳してみたんだけど「冬の森の野菜」って紫キャベツのことだった。
イノシシは臭みもなく柔らかいし決して悪くないけれど、付け合わせが典型的なドイツ料理的で私は味も量も全く受け付けられない。
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ペーさんとお皿を交換してもらいアンコウ料理をいただいたら「これアンコウじゃなくて鱈だよ!」アンコウって独特の食感だしすぐ分かるよね。
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(こんなブrぶれの写真じゃなおさら何か分からないし・・・)
ペーさんもなんかおかしいな〜と思ったらしいけど確信がなくて黙ってたんだって。
ここでは鱈も決して安い魚じゃないけれどアンコウに比べたら半値ぐらいだしね。
これって確信犯だろうね。
客は気が付かないとでも思ってのことだろうか・・・?
アンコウが大好きなペーさんはがっかり。
ちょっとひどいんじゃない!?
あと私的にはソースがサフランで風味付けしてあるのに付け合わせが香りのあるバスマティライスってどうなの?って感じ。
ミスマッチだと思うけどな〜。

とかなんとかしゃべっているとマネージャーらしき男性が来て「ディジェスティフはいかがですか?」と聞いてくださった。
「かなり食べ過ぎてる状況を思うとちょっと飲んでおくのが良いかも・・・」とペーさんはアクアヴィット(じゃがいもから作る北欧の蒸留酒)、私はグラッパ(イタリアのワインの搾り糟から作る蒸留酒)を。
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そして最後のお皿デザートがスパイシースペキュラース(色んな模様が型押しされたビスケットのようなクリスマス菓子)のパルフェ 温チェリーのシナモン風味コンポート添え。
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デザートと一緒にサーブされたのがプロセッコ。
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スパークリングワインが苦手な私がほとんど手をつけずにいると、「何か他にお持ちしましょうか?」とマネージャーさん。
取りあえずコーヒーが飲みたかったのでエスプレッソをたのんでほっこりする。
デザートのお皿とエスプレッソのカップを提げにきたマネージャーさん、「お飲みものはどうされますか?」と。
そろそろ〆かな〜と「ハバナ・クラブ(ラム酒のブランド名)をライムを添えてオンザロックでお願いします。」
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ペーさんは大好きな「ジントニックを。」
そしたらバターピーと一緒に持って来てくれた。
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そろそろ日付も年も変わる時間。
テーブルデコにはクラッカーもしのばせてあった。
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ここでマネージャーさんが「そろそろカウントダウンですので、寒くないよう上着を着ていただいてパティオに出てください。年越し花火をお楽しみいただけます。乾杯のシャンパンも用意してあります。」とのこと。
出口でシャンパンのはいったグラスを受け取りパティオへ。
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昼間に写真を撮っておけば良かったんだけど、このパティオがまた雰囲気良い!
アーティストの方達のギャラリーみたいなお店が並んでいて、その内の1軒はヴァイオリンの工房だったりする。
マネージャーさんの音頭でカウントダウン。
「5、4、3、2、1、Frohes neues Jahr!:明けましておめでとう!」(↑上の動画)
ドイツではこの年末の花火で火傷どころか指や手や腕を吹っ飛ばされたという事故が何件も起きているにもかかわらず年々過激になる。
10発20発連打する、もうプロの花火師が扱うような代物がその辺のスーパーで買えてしまう。
このワインバーもスーパーで調達してきたのだろう連発打ち上げ花火を幾つも揚げてくれた。
と、同時にまわりでも揚げている人がいるようであちこちでパンパンと音がする。
そんな中、「噴水花火」と呼ばれている吹き上げるタイプも。



私はこれが好きだな〜。
ワインバーの花火大会は終わっても他ではまだまだバンバン揚がってる。
通りに出てみるとよく見える。
結構きゃっきゃ言いながら楽しんでたけど、身体も冷えてきたし・・・とお店に戻るとあったかいカレー風味のレンズ豆スープとドイツでは年越しのお約束「ベルリナー」(丸い揚げドーナッツみたいなのにクリームやジャムなんかが入っているお菓子)がビュッフェ・スタイルに準備されてる。
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早速スープをいただく。
「ベルリナー」ってベルリンでは「ベルリナー」(ベルリンっ子という意味)などとは呼ばず「ファンクーヘン」と言って一年中その辺で売られているけれど、私はわざわざ買って食べようと思うほど好きではない。
でも「ジルベスター(ドイツ語で大晦日のこと)にはやっぱりファンクーヘンでしょ。」と思う。ディナーでお腹いっぱい。
レンズ豆のスープを少しいただいて、さらにファンクーヘン1つは食べられない。
・・・のでペーさんに「半分こして。」と言うと「僕は1つ食べたいのに・・・。」とぶつぶつ。
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それでも「一口だけ齧ったらあげるから。」と齧ってみるとふわっふわ。
それは良いんだけど、中身が出て来ない。
まだ出てこない、まだ出てこないと結局半分ぐらいまで齧ってプラムジャムが出てきたところでペーさんに渡す。
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なんとなく店内を見渡していたペーさんが「あっ、バーのところにチーズが並んでる!」
チーズ好きの私としては聞き捨てならない。
もう何も食べられそうにもないくらいお腹いっぱいなのに早速見に行く。
そしたらチーズじゃなくてチョコレートの泉とフルーツ。
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こちらでちょっとしたブームになっているチョコレート・フォンデュだね。
これならと私はパイナップル、ペーさんにはバナナ一切れにチョコレートをかけてテーブルまで持って行く。
パイン+チョコもなかなか美味しい。
さすがもう一口も飲めない食べられない状態。
まだ踊っている人達もいるけれど夜も更けてきたことだし私達はソロソ帰ろうかと。
ホテルまで徒歩7、8分。
ここ数日寒さも緩んでいるし、ほろ酔い気分でぷらぷら歩いて帰るには丁度いい。
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by sandonomeshi | 2013-01-06 20:02 | 外メシ ausser Haus
2012年 12月 31日

ウィーンで芸術三昧2日目 Kunst saat in Wien 2.Tag

12月20日(木)

ウィーン2日目。
休暇中にしてはがんばってちょっと早起き。
昨日見損ねたベルヴェデーレ宮殿のオーストリア絵画館に向かう。
昨日のバスを使うルートは違う地下鉄とトラム(路面電車)を使ってみることに。
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地下鉄でカールス広場まで出てそこからトラムでベルヴェデーレ宮殿の裏手入り口の前まで。
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ウィーンのトラムって路面電車と呼ぶ方が似合ってるくらい車体が古い。
ノスタルジックで観光客には楽しいけど、日々使っているこの街のお年寄りを始め昇降に苦労している人も多いのでは・・・とか思ったり。
ガタゴトと揺れる路面電車でベルヴェデーレに着いたら陽の光でもう一度ファサードをぱちり。
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美術館への入り口は回り込んだ庭が広がっている側。
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この建物が上宮で庭の向うが下宮。
館内は撮影禁止だったのであしからずだけど、クリムトの生誕150年記念展良かった〜。
クリムトの絵って、特に代表的な女性の肖像画等はあんまり私の趣味じゃないんだけど、
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クリムト作「ユディット肖像画」ウィキペディアから転載
実物を見ると圧倒される。
大作で有名な「接吻」なんてほんとにすごい迫力だった。
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クリムト作「接吻」ウィキペディアから転載
展示室の壁にはクリムトや同じウィーン分離派の芸術家や彼の回りの人々等の言葉が書かれていて、それも合わせて興味深かった。
でも照明と窓からの採光が良くないせいか絵画の色なんかが見にくいところが多くて残念だったけど・・・。
クリムトの特別展の他にも常設展で私の好きなカスパー・ダーヴィト・フリードリッヒ、ペーさんが好きなカルル・フリードリッヒ・シンケルのようなロマン主義の絵画やフランス印象派やウィーン分離派の絵画も充実していて十分楽しめた。

上宮を出てこの季節は寂しい庭園を下っていくと下宮の脇にカフェが。
芸術を観るのってエネルギー使うよね。
お腹もすいていたし疲れて座りたかったので取りあえずそこに入ってみる。
まずは熱いお茶をたのむ。
アーユルヴェーダ・ティーと言うのをたのんでみたら・・・こんなオリエンタルな雰囲気のグラスで出てきた。
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食事はペーさんがタリアテッレのサーモン入りクリームソース・・・
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私はニョッキとパンプキンのクリームソース。
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一見すごくシンプルなパスタ料理だけど、クリームが良いのがソースにコクがあってかなり美味しい。
私のパンプキンは食感がちょっとそうめん瓜みたいでしゃきしゃきしてて甘味がある。
こんもり深くて結構な量だったみたいで、食べきれなかったのが残念だけど・・・。

お腹もふくれて身体も温まって元気が出たので次の目的地へ。
カールス広場近くのセセッション館。
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ウィーン分離派の展示会間としてたてられたこの会場にクリムトの大作「ベートーヴェン・フリーズ」が提示されていて、この時期はプラットフォームが組まれていて間近に観られるようになってるらしい。(フリーズは壁の上部に帯状にぐるりと囲むように描かれた続き絵なので下からだと遠くて細部が観にくい)
この作品は1902年にウィーン分離派が開催した偉大な作曲家ベートーヴェンに捧げる「ベートヴェン展」に出品したもので、クリムトがベートーヴェンの交響曲第九を絵画として表現したものらしい。
第九の解釈自体よく分かっていない私にはこの絵の言わんとするところを読み取るなんてことは至難の業。
でも日本でも「第九」としてよく知られている第4楽章の合唱「歓喜の歌」を表現した「歓喜・接吻」の場面には整然と並んだ合唱隊の女性達の姿、シラーによる詩にある「抱き合おう、諸人よ!この口づけを全世界に!」からの抱擁し口づけする男女の姿が描かれている。
この場面は本当に「歓喜の歌」に相応しい美しさと喜びに溢れていて観る者を幸せな気分にさせてくれる。

「ベートーヴェン・フリーズ」を堪能したペーさん。
最後に「アート・スーパーマーケット」なるもののところへ行きたいと。
若手芸術家達の作品を299ユーロ(約3万4千円ぐらい)以下の定価で売っているというお店。
自分の娘も芸大行ってたりするからそういうものに興味が湧くみたい。

そこに向かうのに地下鉄に乗ろうと地下街に潜ると通路の壁に色んな数字がデジタルでこんな風に表示されている。
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これは2012年1月1日からウィーンで消費されたシュニッツェルの数。
これ1秒に1つずつ増えてるんだけど、誰が数えているんだろ?
現時点で21145111。
一日に6万枚以上のシュニッツェルが消費されてるってこと。
これって多いのだろうか?
ほかにも全世界の人口っていうのがあって、1秒に2、3ぐらいの早さで数字が増えている。
それからこちら。
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マクドナルド店内の看板だけど、「マック・ヌードル 甘酢あるいはカレー味チキン」なんて言う商品がある。
これホテルでテレビ付けてたらコマーシャルやってて「えーーーっ!。オーストリアにはそんなものが存在するの!?」と思っていた。
試してみる勇気はないけれど証拠写真は撮りたかったんだよね。

そんなこんなでアート・スーパーマーケットに行ったけど特に欲しいものもなくお店を出て、これでペーさんがウィーンで観たかったものは一応網羅した・・・とのこと。
賑やかな通りをウインドーショッッピングでもしようかと歩き出したところで本屋さんを見っけ。
そこには行ったが最後。
ペーさんはクリムトやウィーン分離派に関する芸術写真本2冊、私も写真の奇麗なエシピ本2冊。
お互い自分で選んでおきながら「お互いのクリスマスプレゼントにしよう。」ってことに。

本屋を出て更に歩いていくと駅前にちょっと年季の入ってそうなカフェが。
正直ウィーンのおしゃれなカフェからはほど遠いけど、古き良き時代感が出てる。
入り口脇に張り出しているメニューを見ると、私がウィーンで食べたいもの3つ目のカイザーシュマーレン(ひっくり返すのに失敗してぐちゃぐちゃになったホットケーキみたいなお菓子)もある。
ペーさんの好きなアップル・シュトゥルーデル(林檎のコンポートをパイ地のような生地で包んで焼いたもの)もある。
「夕食の時間も近いけど、おやつしようか・・・。ね。」
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古びてくたびれていてお世辞にも「素敵なカフェ」とは言えないけど、客層は仕事帰りのサラリーマンとかOL、あと学生風の友達同士とか恋人同士で地元の人に人気のお店みたい。
ここウィーン(あるいはオーストリア全土でかも?)ではコーヒーをたのむとお水が着いてくるのが特徴。
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大抵はほんの一口で飲んでしまいそうな小さなグラスなんだけど、このカフェは○カ・コーラのロゴ付きのタンブラー。
そして私のカイザーシュマーレン・・・
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ペーさんのアップル・シュトゥルーデルバニラアイス付き。
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私のカイザーシュマーレンは一見ぱさぱさそうだったけどこれがもちもちっとした食感だし卵とバターをたっぷり使ってる味で甘過ぎないしおいしい!
添えてあるのはプラムのコンポート。
これも程良く甘酸っぱくて美味しいし。
満足!

ホテルに戻り暫し休憩。
美術館巡りは疲れる上に、今日は結構歩いたし。
足がぱんぱん。
明日は朝早いしこのままホテルでうだうだしてたい気もするけど、夕飯はホテルの近くで見つけた日本食レストランに行こうって決めてたし・・・。
よいしょと起き上がって出かける。

なのにレストランは閉まってた!
「えっ、夜営業なしのお店だったの!?」
営業時間をちゃんと確認しておかなかった私達が悪い。
しかtないのでどっか手頃なお店ないかな〜とホテルの近くをうろうろ。
そしたらビルの間を抜ける狭い通りの奥に明かりが見える。
「何かお店があるかも・・・」
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フレンチ・ビストロのお店だったんだけどメニューが出てなくて、「私たちにお任せください。」と書いてある。
窓から見える店内はオープンキッチンで雰囲気良さそう。
でもさっきおやつを食べたばかりの私達はコース料理を食べられる自信がない。
しかも何気にお高そう。
次回またウィーンに来ることがあったら是非来てみたいお店だけど、今日はタイミングが悪かったかも。
更に通りを進むとライス専門店というのがあって興味津々だったんだけどここも閉まってる。
他にもしゃれたお店が色々あって面白い通り見っけって感じ。
でも私達が夕飯にありつけるお店は見つからず。仕方なくホテルの向かいにあった中華にしようか・・・と戻ると数件先にSUSHIの看板が。
「なんか・・・、SUSHIもいいかな〜。」とぺーさん。
覗いてみると小さな店内はいっぱいで待っている人までいる。
「待ってまでおSUSHI食べたい?」と私。
「ううん、中華で良いか・・・。」
SUSHIのお店とうってかわってガラガラの中華屋さん。
ちょっと心配だけど、まぁ取りあえずおなかふくれればいいか・・・ってことで。
まずはあったかいスープを。
ペーさんは肉団子入り・・・
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私はワンタン入り。
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そしておSUSHIが頭を離れないペーさんはサーモンとツナの握り盛り。
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なんかネタの色が怪しいけど・・・。
ペーさん曰く「もっとひどいSUSHI食べたこといくらでもある。」ってくらいにOK。
あと餃子大好きのペーさんがメニューの写真で見つけて「お〜っ、チャオツーがある!」と言って喜んで注文した焼き餃子。
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でも私的には水餃子にする厚めの皮の餃子を焼いていてちょっとイマイチかな。
そういう私はかりかり鴨のせ焼きそば。
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当たり外れがなくて無難かな〜と思ってたのんでみた。
鴨はぱりぱりで香ばしくて良かったけど、焼きそばにはもう少し野菜が多かった方が美味しかったかな〜。
取りあえずお腹いっぱいになってホテルへ。
今日も目一杯ウィーンを楽しめて充実の2日目を終える。
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by sandonomeshi | 2012-12-31 20:59 | 外メシ ausser Haus
2012年 12月 30日

ウィーンで芸術三昧1日目 Kunst satt in Wien 1. Tag

12月19日(木)

先週末、突然ペーさんが「今年クリムトの生誕150周年で特別展とか色々やってるからウーィンへ行きたいんだけど・・・。」と。
「行きたいって今年中ってこと?」
「どうしても今年中にって言うわけでもないけれど、1月6日まで取ってる休暇中には行きたいな〜。」とのこと。
今年のことなのにこれだけ年末も押し詰まってきてから言うか?って感じだけど、どうせ行くなら、ペーさん昨日から休み取ってることだしクリスマス前の方が街のデコレーションとかクリスマスマーケットとかも楽しめていいだろうってことで、早速「ラスト・ミニッツ」(出発直前の特割商品)をネットで探す。
そしたら19日発でベルリンからウィーン往復直行便と2泊朝食付きのホテル込みのパッケージが超格安で見つかった。
ホテルは大したことなさそうだけど、カールス広場の近くでペーさんの目的の美術館回りには便利そう。
ただしフライトの時間が良くない。
行きの朝9時は逆に向うにお昼には着くいて午後から十分時間を使えるからまぁ良いんだけれど、帰りは3日目の朝6時25分発とちょっとつらい。
でもまあ現地ほぼ丸2日だから十分でしょうってことで、即予約。
昨夜遅くまで後片付けとかしててちょっと辛かったけどちゃんと起きて空港に行ったのに私達のフライトはなんと45分のリレイ。

それでも無事にやってきたウィーン。
ペーさんはむか〜し昔、ボーイスカウトで行った頃があるらしいけど、市内はほとんど見てないとか。
私は初めて。
ペーさんが行きたいとか言わなければ、来ることはなかっただろう、私的にはあんまり興味のなかった街。
でも来たらなら来たで美術館巡りだけじゃなく楽しみたいことが他にもある。
まずはオリジナルウィーナー・シュニッツェル(ウィーン風仔牛のカツレツ)を食べてみたい、ってことでウィーンに着いてホテルにチェック・インしたらフロントでお勧めのレストランを聞いて早速出かける。
ちょっと場末の歴史あるお店って感じのお店。
テーブルデコはクリスマスを意識している。
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二人してシュニッツェルをたのんだら、ペーさんはホテルで貰った地図を出して作戦を練る。
オーストリアワインも好きだけどシュニッツェルにはビールでしょってことで一番小さい生をたのむ。
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まずはスープから。
私はウィーンの伝統的ポテトスープ・・・
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ペーさんはかぼちゃスープ。
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ウィーナーコーヒーばりのホイップクリームがのかっててローストしたパンプキンシードとパンプキンシードオイルがトッピングされている。
オーストリアはパンプキンシードオイルの産地で有名。
これが香ばしくて美味しいんだよね〜。
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こちらオリジナルウィーナー・シュニッツェル。
ウィーン風は豚肉じゃなくて仔牛肉を使うこと、薄〜く叩き延ばして大きく揚げると言うのが特徴らしい。
想像してたほどは大きくなかったけど、お肉は柔らかくて美味しい。
衣もさくさくしてて揚げ物特有のしつこさがない。
付け合わせは別盛りでポテトサラダ。
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マヨネーズを使わずフレンチドレッシングみたいなので和えるのはドイツといっしょだけど、味的には日本のポテサを彷彿させるものがある。

シュニッツェルもサラダもさっぱり軽くていくらでも食べられそうと思ったけど、結局サラダは食べきれず残す羽目に。
もうコーヒーも入らない状態で取りあえず一旦ホテルに戻ったら、二人とも一気に睡魔が襲ってきて出かける元気なし。
「小一時間ほど昼寝しようか・・・」と寝たが最後。
ペーさんに起こされたのが5時。
外はもう暗い。

クリムトの生誕150周年特別展をやっているベルヴェデーレ宮殿は木曜日は夜9時まで見学可能と空港のポスターで見てたので、取りあえずそこに向かうことに。
ホテルの最寄り停留所からバスに乗ってウィーン中央駅へ。
そこから徒歩でベルヴェデール宮殿へ。
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宮殿前(正確には裏側になるのかな?)にはクリスマス・マーケットも出ていてそちらも楽しめる。
そこから通りまで続いている池は凍っている。
チケット売り場に行くと9時まで開いているのは下宮だけで、クリムトの特別展をやっている上宮は6時で閉まったとのこと。
空港のポスターが紛らわしい表現だったとか言っても後の祭り。
しかたないからクリスマス・マーケットだけでも楽しんでいくことに。

まず目に留まったのがドイツではみかけない焼き栗屋さん。
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お芋も焼いてたけど、日本みたいに丸ごとじゃなくて厚めにスライスした状態で焼いていた。
クリスマスデコの代表格、グラスボール。
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色とりどりできらきらしていて奇麗。
こちらは白と金銀だけで色はないけれど、これはこれでまた奇麗!
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こちらはシュネーバル(スノーボール)という確かロマンティック街道のローテンブルグ特産のお菓子。
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以前行った時に試しに買ってみたけど、特に美味しいものでもなかったのでパス。
そして今日はグリューワインが飲みたくなる気温。
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そうこうしていると子供の合唱隊がクリスマス・キャロルを歌い始めた。
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ベルベデーレ宮を後にして向かったのはホテルザッハー。
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ウィーンに来たら食べたいもの第二弾。
やっぱりかの有名なザッハートルテを!ってこと。
カフェの入り口でふと回りを見渡したらアルベルチーナ美術館の広告塔があって水曜日は夜9時まで開いているとある。
今度こそはとそこからすぐ近くのアルベルチーナへ向かう。
ここでは特にクリムトに関する特別展はやってないけれど、クリムトの他にもペーさんが今回の旅行で楽しみにしていたエゴン・シーレ、オスカー・ココシュカなどの所蔵もあるということで行来たい美術館にリストアップしてたみたい。
順路通りに見学していたら入り口からずっとモダンな造りだった館内なのに、突然ロココ調の宮殿のような部屋が現れた。
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展示されている19世紀以降の絵画と全くミスマッチ。
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ハプスブルグ家の栄華が垣間見えて美術館と宮殿と両方見学した気分。
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「近代美術の粋」と言われているバトリナー・コレクションは「モネからピカソ」展として開催されていた。
大好きな印象派の絵画がいっぱいで十分楽しめた。
それにしてもタイトルのモネ、ピカソに始まりマルク・シャガール、アンリ・マティス、アルフレッド・シスレー、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、ジャン=フランソワ・ミレー、エドヴァルト・ムンク、エミール・ノルデ、アウグスト・ジャコメッティ等々。
これが個人のコレクションだったなんて信じられない!。
あと私達はあんまり興味がないけれどアルブレヒト・デューラーの「野うさぎ」を始めとする版画素描画のコレクションもすごかった。

そんな訳で気持ちは満足してるけど今日美術館2つ目でちょっと疲れてきたしお腹も空いてきた。
ってことでカフェ・ザッハーに戻る。
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伝統はありそうな感じだけど、特に「わぁ、すごい!」って程でもない店内。
角の良いお席はどれも予約済み。
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取りあえず小さな丸テーブルに着くとメニューを物色。
ペーさんはかなりお腹も空いているのでしっかり食事がしたいとスープとグラーシュを注文。
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グラーシュには半分に切ったクネーデル(堅くなったパンでつくった茹で団子のようなもの)がでん!とのっかってる。
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私はケーキも食べたいけどお腹もすいてるし・・・とサンドイッチとザッハートルテを。
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ケーキには自家製チョコレートリキュール入りコーヒーを。
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どれもなかなかのお味。
ザッハートルテはスポンジの部分がまるで淡雪寒のように口の中で解けるというか消えるというか・・・。
その感覚は初体験だけどチョコレートやアンズジャムの味はまぁこんなもんかな・・・くらい。
一度話しの種に食べておけば・・・ってことで。
ペーさんがお勘定をしてくれている間、トイレに行ったら個室の壁にクリムトの多分リトグラフかな?がかかっていた。
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クリムトにしては珍しい雰囲気の絵だけどちゃんとサインもあるし・・・。
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カフェ・ザッハーを出て最寄り駅から地下鉄に乗りホテルに帰る。
こうして充実のウィーン一日目が終わった。
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by sandonomeshi | 2012-12-30 20:40 | 外メシ ausser Haus
2012年 10月 04日

カプ・ロッジの家 das Haus am Cap Roig

長らくブログをさぼってしまいました。その間色んな方々がコメントをくださったり、メールで安否を尋ねてくださったりとご心配をおかけしてしまいました。本当にありがとうございました。そして音沙汰もなく放ったらかしにしておいて申し訳ありませんでした。私はいたって元気にしています。一時帰国のことも途中のまま、7月のアントロポゾフィー病院入院のことも記録できないまま8月に入り左目の黄斑変性のせいで字を読んだりするのがうっとうしく疲れるのでPCに向かってブログをアップする気も起こらず過ごしていました。8月は結局やることになったルセンティスの1回目治療を受けたり、お義母さんの誕生日のお祝いに2泊ほどで出かけたり・・・。でも食事はお肉を思いっきり減らし、野菜と魚を中心のおさんどんをせっせと頑張っています。9月1日から15日までペーさんの夏休みでスペインの地中海沿いの村でのんびりしてきました。そこで堪能してきた魚介類や地中海の眺めなんかをぼちぼちアップしていきたいな〜と思っています。とか言いながら毎日アップして行く自信もなくう次のアップまでまた数日飛んでしまいそうですが、これからもまた時々覗きにいらしてくださると嬉しいです。 Sandonomeshi


9月1日(土)

朝3起床。
6時発バルセロナ行きのフライトに乗るため。
今日からペーさんが待ちに待ったスペイン、カプ・ロッジでのバカンス。
3年前にホテルに泊まって下見してきた、ペーさんがバルセロナに住んでいた子供の頃に家族で休暇を過ごしていた場所。
スペインの不動産バブルで別荘地に開発されてはいるものの、空き家も多く、まだ国外からの観光客には荒らされてはいないバルセロナから地中海に沿って170Kmほど南下した辺り。
コスタ・ドラダ(黄金海岸の意味)とコスタ・ブランカ(白い海岸の意味)の境目に当たる。
まずはバルセロナまで飛んで空港でレンタカーして南下する。

中南米への2週間の出張から昨夜帰ってきたばかりのペーさんはへとへとだけど、ちゃんと起きてコーヒーだけ飲んで出発。
空港でチェックインの時、荷物が20.7Kg。格安航空会社のフライトだから私達は予め20Kgのラゲージ料金をチケットと一緒に払っていた。
チェックイン・カウンターのおねえちゃん「これだと本当はエクセス・チャージがかかるんだけど・・・、こんな朝早く仕事する気もないし面倒くさいからいいわ!」
仕事する気のなく愛想もサービスも悪いことに気分阻害することしばしばだけど、こういう風に影響するのはありがたいね。
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朝が早く朝食も食べずに出て来たから、昨夜のうちに作っておいたサンドイッチを機内で取り出す。
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格安虚空会社のフライトなものだから食事もドリンクも有料。
大手航空会社でも最近はインター・ヨーロッパだとビスケットぐらいしか出ないけど・・・。
ドリンクだけたのんで一人分ずつ包んだサンドイッチをもぐもぐ。
2時間半ほどのフライトで20分も早く着いた朝8時のバルセロナ。
結構涼しい。
ノースリーブのワンピースにニットのマーがレットを羽織っていたけどそれを脱ぐこともなく入国しレンタカーの手続きをしまずはバルセロナ市内に出る。

ガリシア地方の焼き物Sargadelos:サルガデロスを買い足したくて市内にあるギャラリーへ。
ところがお店がなくなっている!
ベルリンから予めメールを送って欲しい商品の在庫を確認してなければお取り寄せの注文をするつもりだったのに返事がないまま。
お店のHPで調べて電話もしたけど「おかけになった電話番号は現在使われていません。」だったのでまさかとは思っていたけど・・・。
サルガデロスでの買い物はバルセロナに来る一番の楽しみだったのに・・・ショック!!!。

仕方ないからとりあえず2度目の朝ご飯を食べることに。
そこでサルガデロスの近くにBocadillo:ボカディージョ(バゲットサンドイッチ)の美味しいバールがあったことを思い出した。
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Bodeguillo:ボデギージョ。
当時はスペイン人が午前中の「おやつ」を食べる時間になると近場で働く人達でいつもいっぱいになってた人気のバール。
今日は土曜日の上に買い物客が出始めるにはまだ早い時間。
他にお客さんはないけれど、ボカディージョの雰囲気はそのまま。
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半地下でボデガ(ワイン蔵)の雰囲気が漂っている。
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ボカディージョも相変わらず美味しい。
表面がかりかりで内側がしっとりもっちりのバゲットがたまらない。
私はbutifarra catalana:ブティファラ・カタラナ(カタルーニャ風ソーセージ)、
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ペーさんがtortilla fransesa:トルティジャ・フランセサ(フランス風トルティージャ、プレーンオムレツのこと)、息子君がjamon de pais:ホモン・デ・パイス(国のハム、生ハムのこと)。
カタルーニャでは当然パ・アンブ・トマカッ、(パンにトマトを塗り付けたもの)これが美味しいんだよね〜。

腹ごしらえが済んだらカプ・ロッジに向かう。
市内から高速に乗り約1.5時間。
4泊5日のメキシコ出張帰りで運転手のペーさんは睡魔に絶えきれず一度サービスエリアに停めて暫し仮眠。
鍵の受け渡しをする不動産屋のあるL'Ampolla:ランポラの町に着いたのは指定された約束の時間の1時間前。
町に入ったところにスーパーを見つけたので、まずは買い物を済ませておくことに。
ミネラル・ウォーターやトイレットペーパーなどの必需品にビールやジュースなども買い揃えて丁度2時に不動産屋の前に到着。
ところがスペインの常、昼休み時間で入り口は鍵がかかっている。
最初メールのやり取りで2時を指定された時「そんな昼休み時間のまっただ中におかしいな・・・。」と思い、念のためこちらからもう一度「2時にそちらのオフィスでですね。」と確認のメールを送ったのに対して「それでは土曜日に。」との返事が返ってきたので、それでいいんだ・・・と思い直していたんだけど、やっぱり・・・。
たまたま隣りのお店のおじさんが店にいたので「隣りの不動産屋の○○さんに連絡取る方法知りませんか?」と聞いてみた。
「そこの角を曲がったところに住んでるはずだから声かけてみたら。」とのこと。
でもペーさんが行ってみると「○○さんはもうここに住んでいないよ、カプ・ロッジの方に引っ越したよ。」とのこと。
仕方ないのでオフィスに「約束の2時に来たけれど留守なので家の方に行ってみます。このメモを見たら電話してください。」とメモを残してカプ・ロッジへ。
借りる家は前回来た時に目を付けていた家なので場所も分かっている。
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もしかしたら家の前で待ってるかも・・・という期待も外れ。
すぐ目の前にあるレストランの人に「この家を今日から借りる者だけど、○○さんが約束の時間にいらっしゃらなくて困っているんですが・・・、連絡先とかご存じないですか?」と聞いてみた。
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「うちの従業員にこの近くに住んでいる者がいるから聞いてみるね。」と親切に対応してくださった。
戻ってきたら「○○さんの家を知ってるって。」と言って簡単な地図を書いてくれた。
すぐ近くだったので取りあえず行ってみることに。
地中海を見下ろせる高台のなかなか素敵なおうちにお住まい。
門の外から呼び鈴を鳴らすとう凄い大型犬が吠える。
すぐに○○さんは出てきて「2時なんて言うはずない。昼休みの時間なんだから。」と。
「私もそう思って確認したけど、間違いなく2時と指定されてましたよ。」と言っても納得いかない顔をして、「とりあえず、4時10分前にはオフィスに戻るからそこで鍵を渡して契約書にサインとかもらわないといけないので・・・。」とのこと。

その時点で3時。
鍵の受け渡ししてからではお昼を食べ損ねてしまう・・・ってことで、取りあえず急いでさっきのレストランで軽く食べることに。
テラス席から更に広がったお庭の席に座って「あんまり時間がないので、早くできるものは何?」と聞いてみるとコロッケやイカのリング揚げ、フライドポテトと揚げ物ばかり。
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取りあえずその3つと「サラダとかならすぐにできるよね?」と聞くと「このお席ではお受けできません。」とのこと。
ガーデン席はメニューが別みたい。
出てきた料理は早い分熱々だけど揚げ直し。
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一緒にたのんだアリオリ(ガーリック風味マヨネーズみたいなもの)が美味しかったのでまぁ、良しとしようか・・・くらいのレベル。
それにペーさんはまだ車の運転があるのでコーラ、息子君はファンタ、私がビールをたのんでお勘定が45ユーロ(約4,500円)。
一瞬目が点になったけど、ガーデン席が別メニューと言うのはちょこっとだけつまむ人からもしっかりお金使わそうという手みたい。
注文する時はしっかり注意しなかった値段をもう一度見直してみるとタパスとして並んでいる料理はどれも10ユーロ越え。
コロッケなんかにいたっては一口サイズのが8つで15.5ユーロ!!!
こっちがちゃんと値段を確認して注文しなかったんだからしょうがない・・・。
取りあえずは夕飯まで持つぐらいお腹はふくれたし・・・。
車で10分ぐらいのランポラに戻り不動産屋さんのオフィスで契約書にサインし、料金を払う。
そしたら鍵と別料金でたのんでおいたタオルやシーツを持ったお兄ちゃんが一緒に来て色々説明してくれるとのこと。
外から見た限りはまだ建てて間もない感じでモダンなお家。
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スペインで今まで何度かこういうレンタルハウスやアパートを借りたことがあるけど、お値段的にも今回のはちょっとはっただけあって家の造りや調度品等々もグレードが高い。
でも何より玄関先のテラスや2階、屋上3階のバルコニーからの眺めが素晴らしい。
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家の前の道を渡るとすぐビーチに降りる階段。
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車からに荷物を降ろし部屋の振り分け。
ペーさんと私は2階の3ベットルームのうちスペインではスイート・タイプと呼ばれるバスルーム付きの広〜いお部屋を使うことに。
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2階にはもう一つシャワーのみのバスルームがありそのお隣のダブルのお部屋を息子君に。
途中遊びに来てくれるお友達のために1階にあるこれもダブルのベッドルームを取っておくことに。家に戻って荷物を解く。
洋服を作り付けのワードローブに納め、ベルリンから持参したキッチン雑貨や調味料・食材なんかを台所に並べ、さっきの買い物を冷蔵庫にしまう。
そしたらペーさんが早々に「カプ・ロッジのビーチまで散歩しよう!」
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目の前のビーチはこじんまりとした入り江の一番奥に位置してて特に海水浴場にはなっていない。
そこから岬を超えて次の入り江の奥がカプ・ロッジ海水浴場。
岬を超えていく道も付いてるんだけど、ペーさんが「水際沿いに行ってみようよ・・・。」と主張したのでそれに続く。
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家の前のビーチは奥行きがなく狭い上に海藻がたくさんうち上がっている。
そろそろ日が暮れかかって光が赤みを帯び出している。
沖に見えているのはデルタ・エブロの砂州の部分。
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先の方に白く灯台があるのが見える。
前回あそこまで行ってきたんだよね〜。 
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かくして水際ぎりぎりの岩場を通ってカプ・ロッジビーチにたどり着く。
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カプ・ロッジ海水浴場の方は広い砂浜が広がりchirinnguito:チリンギート(ビーチなどにある売店や軽食を出す簡易店舗)や赤十字の救急救助隊も待機している。
夕方7時前。
昼間は結構暑くなってたのに陽が翳り始めると凉しくなってきてもう人影もまばらなビーチ。
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誰かが造った砂の城がひっそり残っている。
でもビーチを見下ろす岸壁の中腹にあるチリンギートはまだ営業してるみたいなので「夕飯前のアペリティフでも飲もうか・・・。」とペーさんの提案。
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上手くビーチを見通せるテラス席を確保し彼らはビールを、私はマルティーニ・ビアンコを注文。
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ほんのり涼しくて心地よいひととき。
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アルコールが入ってさらにほんのり。
お腹も空いてきたし帰って夕飯の支度を・・・と、今度は岬を超えていく道を帰ろうとすると・・・
この急な階段。
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はぁはぁ言いながら登り切るとこの眺め。
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ちゃんとベンチもあってほっと一息ついて夕暮れの地中海を眺める。
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そして夕飯。
ペーさんも息子君も手伝ってくれて簡単な夕飯をちゃちゃっと準備。
玄関前のテラスにテーブルをセット。
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「重たいのに〜。」とかぶつぶつ言われながらもスーツケースにしのばせて持って来た某スエーデンの家具・雑貨屋さんのろうそくを灯しムードアップ。
まずはロメインレタスのサラダ
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あんまり寂しいので人参とオリーブを加えて、アルベキーナ種100%のEVオリーブオイルとシェリー酒ビネガーそして塩胡椒だけ。
カタルーニャはフランスに近くてその影響があるのかバゲットが美味しい。
これだってスーパーで買ったバゲットだけど、お昼に買った時には焼きたての熱々、
もちろん既に冷めてるけど外側はかりかっりで中はしっとり。
メインにはメーさんと息子君が美味しそうだとスーパーのお肉売り場にあったパックを買ってきた仔牛肉のスライスステーキ
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付け合わせも何にもなしだけど、オリーブオイルたっぷりでジュジュッと焼いた肉汁をバゲットで拭き拭きしながら柔らかなお肉と交互に口に運ぶ。
デザートは何も考えてなくてなし。

食後2階のバルコニーに上がると満月がぽっかり浮かんでいて明るい。
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10時前だけどスペインではまだ宵の口。
レストランはまだ賑わっているみたいだけど、聞こえてくるのはざわざわという波の音だけ。
こうしてカプ・ロッジでの休暇一日目は暮れていった。
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by sandonomeshi | 2012-10-04 19:34 | 外メシ ausser Haus
2012年 06月 28日

ベニス:最終日 Venedig:der letzte Tag

5月7日(月) 10日目 

クルーズ7泊8日、ベニスで2泊3日のヴァカンスも最終日。
午後発のフライトでベルリンに帰る。

ホテルで朝食をとったらリアルト市場へ。
色とりどりの野菜や果物が並んでいるけど私達の興味はアーティチョーク。
色んな種類のアーティチョークが売られてて・・・
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できることならそれぞれの種類を買って帰りたい。
でも10個で7ユーロって思ってたほど安くないね。
この売り場のおじさんは横でアーティチョークを芯だけに剝く作業をもくもくとやってた。
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魚売り場は残念ながら月曜日はお休み。
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ホテルに荷物を取りに戻り、リアルト橋から水上バスに乗ってローマ広場まで。
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そこからマルコ・ポーロ空港行きのバスが出てる。
ここまで最初に買った72時間パスでカバー。
ベニスともお別れ。
街中は結構うろうろ散策したしゴンドラも乗ったし良かったし、こういう雰囲気の良さそうなホテル・・・
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にも泊まってみたいな〜と思わないこともないけど、キョーレツにお高そうだし・・・。
でも正直言って人(観光客)が多いのや(私達もその内だけど)、物価が高いことを思うと、もしもう一度ベニスに来ることがあっても本島じゃなくてムラーノ島にでもホテル取ってのんびり過ごすのがいいな〜とか思ったり。
水上バスを使えば本島もすぐだし、あのパスを買っとけば乗り放題だし。
なんて話しをしながら我が家。

冷蔵庫と冷凍庫を見渡して何ができるかな〜と。
メインには冷凍してあった牛タンを解凍して焼き牛タン 柚子胡椒
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ちょっと厚めにしか切れなかったけど、柔らかくて美味しい牛タン。
里芋(まがい)のそぼろ煮
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豚の挽肉には刻み葱と生姜の絞り汁、酒を揉み込んで風味良く。
あと焼茄子と・・・
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ほうれん草の胡麻和え
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ほうれん草も茹でて冷凍保存しておいたヤツ。
焼き茄子は生姜醤油で。
そして白ご飯。
久々の和食。

「もちろんデザートもあるよね。」とペーさんに言われて・・・
ギリシャ風ヨーグルトとキイチゴの赤ワインコンポート
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瓶詰めにしたフルーツのコンポートって重宝するんだよね〜。

クルーズでは食べ過ぎて、ちょっと太ってしまった私達。
ちょっとうちメシは気をつけて献立考えていかないと・・・。
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by sandonomeshi | 2012-06-28 20:44 | 夕飯 Abendessen