三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 02月 14日

バード・ドベラーンでのバカンス:蒸気機関車モーリ Urlaub in Bad Doberan:Dampflokomotive Molli

12月27日(木)

「お腹いっぱ〜い。苦しい〜。」とかいいながらもぐっすり眠れて、モーリの汽笛で目が覚めた。

私達が泊まっているホテルは朝食込み。
前日に朝食のパンの種類、ハム・チーズ・ジャム・シリアル・ジュース・フルーツetc.のリクエストができる。
12部屋しかないホテルだからバイキング式の朝食は効率が悪いのかも。
でもハムとチーズ、スモークサーモン、バターとジャム、ペーさんは目玉焼き2個、私はスクランブルエッグをたのんだら、十分過ぎるほど。
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コーヒーも魔法瓶にいっぱいテーブルにおいてくれてお代わり自由。
のんびりと充実した朝パンをいただいた。
朝食会場の窓からはモーリが出発するホームが見える。
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お天気がイマイチで残念だけど、今日の予定はモーリに乗ってキュールングスボルンに行ってバルト海を見ること。

2時間に1本しか出ないモーリ。
10時35分発のに乗らないと次は12時半になってしまうからあんまりのんびりもしてられない。
あったかい身支度をして駅へ。
ホームに立つと私達のホテルが目の前。
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早めに来てたけど、暫くするとモーリがホームに入って来た。
シュッポシュッポと蒸気を吐きながら近づいてくるモーリは迫力ある。
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駅に切符売り場はあるけど閉まってる。
「車内で買えるだろう。」とペーさん。
ここが終着駅だからみんな下車するのを待って機関車のすぐ後ろ、先頭客車に乗り込む。
客車の中はこんな感じ。
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家族連れのお客さんが多くて子供達がはしゃいでいる。
この駅はバード・ドベラーンの旧市街地からちょっと外れたところにあって、途中小高い丘がある。
それをぐるっと迂回して旧市街地を突っ切っているモーリ通りに入ってすぐ停車駅がある。
駅と言ってもモーリは路面電車状態。
駅の看板はあるけれどそれだけ。
特にホームらしきスペースもベンチもなく、車道から少し高くなっている歩道がそのままホーム。注意を喚起するためだと思うけど、カーンカーンと鐘を鳴らしながら進む。


旧市街地を出るすぐ手前でもう一つ停車駅が。
ここにも「ゲーテ通り」という看板があるだけ。
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(別の日に撮った写真だから、空の色が他のと全然違う)
そしてこの駅を出発したら市街地から出る。
そうするとカーンカーンの鐘も鳴らなくなりもくもくと蒸気を吐いてスピードもアップ。


真っすぐ続く並木道の車道と平行にバルト海へと向かう。
この道のり多分7、8Kmだと思うんだけど次の駅、海辺のハイリゲンダムまで12分。

車掌さんが来て「乗車券を拝見」。
1回往復の大人料金は12ユーロ。
だけどペーさんは何度も乗りたいと1週間乗り放題チケットを22.5ユーロで買った。
つまり2往復すれば元が取れるってこと。
しかも乗り降り自由で便利。
私達みたいに1週間滞在するなら絶対お得!

そうこうしてるうちに着いたハイリゲンダム駅。
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回りは真っ白い建物ばかり。
手前の建物は病院だったけど、向うのはかのケンピンスキーホテルだろうか・・・。
ここからはバルト海沿岸に沿って平行にキュールングルボルンに向けて西へと走る。
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防風林の向うはもうバルト海。
キュールングルボルンとの間にもう一つSteilküste:シュタイルキュステという駅があって、そこから海水浴場まですぐなんだけど、冬場は停まらないらしい。
キュールングスボルン東駅に停車。
そして終点のキュールングスボルン西駅。
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先頭の機関車部分が連結を解かれ、折り返し運転のため今度は先頭になる再後方部へと複線を通って移動し連結される。
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ただターンプレートがないから、モーリは前向きにでも後ろ向きにでも走れる。


給水し、石炭も補給したら出発までほんの数分。
その次の列車は2時間後。
私達の計画は、まず駅舎にあるカフェで身体を温めて駅から歩いて10分くらいのバルト海海岸まで出て、海岸沿いを散歩しながら東キュールングルボルン駅まで一駅戻ってそこからバード・ドベラーン行きのモーリに乗って帰るというもの。
乗って来た列車を見送った頃には身体は冷え冷え。
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そそくさと駅舎のカフェへ。
隣はミニ「モーリ」ミュージアムになっていて、モーリに関する展示物が並べられている。
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半時間程吹きさらしのホームにいたせいで身体は完全に冷えきっている。
カフェに座ってペーさんは思わずグリーンピーススープを注文。
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冬場のドイツではファーストフードとしても人気で具たっぷりの食べるスープ。
私はホットミルクと蜂蜜。
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ホットミルクなんて滅多に飲まない私だけど、蜂蜜と・・・というのに魅かれてたのんでみた。
蜂蜜の香りに優しい甘さ。
体温とエネルギーがわいてくる感じ。
しっかりあったまって元気を取り戻した二人、駅を出てビーチに向かって住宅街を通り抜ける。

お天気も良くなくて光が足りないし、なんとも寒々強い風景だけど、これがバルト海。
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でもビーチに沿って遊歩道がきれいに整備されていたり・・・
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入水税(ビーチ利用者に課せられる使用料的な税金)の徴収小屋があったりと・・・
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きれいに整備されていて夏はすごい人出なんだろうな〜と思わせる佇まい。
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海岸線と平行して舗装された遊歩道、松のような木々の防風林(かな?)、そしてその向うにはホテルらしき建物が並んでいるのが見える。
しばらく遊歩道をビーチに沿って歩いてから防風林を抜けて車通りに出ようとすると、また未舗装の散歩道も・・・。
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ホテルが建ち並ぶ通りは確かに車も走っているけれど、完全に歩行者優先っぽい。
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ホテルはどこもせいぜい3、4階建てぐらいでそれほど大型ではないけれど、スパなんかの設備も整っている素敵なホテルもちらほら。
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がらがらだったけど、観光客向けらしい列車風連結バスが走っている。
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同じような大きな通りとの交差点には巨大なクリスマスツリーが。
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駅に向かおうとこの交差点を右に曲がると両サイドにカフェやレストラン、お土産物屋さんやショップが建ち並ぶ通りに入る。
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ここはまあまあの人出で賑わってる。
洋服やアクセッサリーのアウトレットショップもあって入ってみたかったけど、列車の時間が迫っていたので我慢。
「また別の日に来よう。」とぺーさん
お天気が良いと風景の見え方も違うだろうしね。
東キュールングスボルン駅。
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ポーとという汽笛の音が微かに聞こえモーリの姿が見えてきた。


またもや身体が冷えてきている私達はお茶でも飲もうとサロン・カー(食堂車)に乗り込む。
ちょっと狭いけど、ちゃんとクリスマスデコもしてあってレトロな調度品も雰囲気十分。
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列車の揺れが激しいからぶれぶれだけど、私はコーヒーとケーキのセット。
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ケーキは日替わりならしいけど、今日はドイツの伝統的クリスマス菓子、シュトーレン。
カップもお皿もモーリのロゴ入り。
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これ駅にあるショップでもロゴグッズとして売っているらしい。
こうしてバード・ドベラーンまでガタゴトと40分足らずの道のり。

一旦ホテルに戻って休憩。
ペーさんはクリスマスプレゼントだったクリムトの本を眺めたり、私はブログの記事の下書き。
そのうち日もぷっつり暮れて小腹も空いてきた。

夕飯に選んだのはパウラのお勧めにあったワインバー。
表通りじゃなくてHof:ホーフ(建物に囲まれたパティオのようなところ)にあるお店で雰囲気も良さそうで気に入って昨日入ろうと思ったのに、クリスマス特別メニューしかやってなくてやめにしたところ。
ワインバーと名を売っているけど、サンルーム風の店内でどっちかというとカフェっぽい。
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でもメニューはワインのあてっぽい物が主流。
アンティパスタとフラムクーヘン(アルザス地方発祥の超薄ピザのようなもの。ドイツでもポピュラー)のトッピングバリエーションが色々。
スープ大好き人間のペーさんは栗のスープを・・・
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私はポロ葱とベーコンにサワークリームをのっけたクラシックなフラムクーヘンを。
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相当でっかいけど生地が超薄だから結構食べられてしまう。
お供はグラスワインで唯一だったロゼ。
これが香り豊かで程良くドライで美味しかった〜。
モーリで食べたシュトーレンのせいかこれで十分満足の夕飯。

ホテルに戻ってベッドに寝っ転がり、ペーさんはテレビで何かの映画を、私はイヤホンを付けてi-Padで日本の動画を。
彼の醸し出す「関西感」が好きで最近気になっている桐谷健太君が出てるからと見ていたドラマ「遅咲きのひまわり」最終回。

遅咲きのヒマワリ ~ボクの人生、リニューアル~

そこで発見したのが真木よう子さん。
全然知らなかった女優さんだけど芯の強そうな雰囲気といい、ちょっと特徴のある声といい、良いね〜。
どういう来歴の人なのかウィキで見てたら「週刊真木よう子」なんていう番組があったみたい。
これ面白そう、観てみたいな〜。
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by sandonomeshi | 2013-02-14 15:43 | 外メシ ausser Haus
2013年 02月 08日

バード・ドベラーンでのバカンス:ヴァルネミュンデ Urlaub in Bad Doberan:Warnemünde

12月26日(水)

朝パンをお義母さんのところでいただいて、荷物をまとめたらいざ出発。
ベッドの数が足りないから近くにアパートホテルの1室をとって滞在しているお義兄さん家族はまだ数日のこっていてくれるとのことで、私達はバルト海近くの保養地Bad Doberan:バード・ドベラーンという街で1週間のバカンス。
お義母さんのところから200Km程。
この季節の北独にしては素晴らしいお天気。
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ドライブしてても気持ちいいには良いけれど、ちょっともったいない気分になるくらい。
しかもアウトバーンは永遠ま〜っすぐに続いていて両側はときどきなだらかな丘陵が見えるぐらいで平たい牧草地が広がっている。
アウトバーンを降りて田舎道に入ると、まわりにはケール(緑葉甘藍とも。濃い緑の縮れた葉を持つキャベツの一種。北独ではポピュラーな野菜)畑が広がっている。
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道路はきれいに舗装されていて、両側には自転車道も整備されている。

町に入ってすぐ鉄道駅があって、その横の踏切を渡ってすぐのところに予約しておいたホテルがあった。
こちらでVilla:ヴィラと呼ばれている屋敷タイプの建造物のホテルで、もともとそれなりのお金持ちの方が自宅として建てたものを改装してホテルに利用している。
そんなところだからお部屋も良い意味でホテルっぽくなく、知り合いのお宅に招待されたような感じ。
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この季節あんまり意味ないけどバルコニーというかテラスが付いていて、気候のいい時期なら気持ちいいだろうなって感じ。

1週間の滞在だから、着替えをワードローブに掛けたりしまったりと荷物の整理をしていると「ポー」と蒸気機関車の汽笛が聞こえてきた。
そう、この町、バード・ドベラーンは19世紀から2007年にサミットが行われたハイリゲンダムと共に保養地として栄えた町なのだけど蒸気機関車「Molli:モーリ」が現役で走っていることでも有名。
さっき横を通ったDB( ドイツ鉄道。日本のJRにあたる)の駅はその私鉄として営業されているモーリの駅にもなっているみたい。
私別に鉄道マニアでもなんでもないけれど、結構楽しみにしてたもんだから、カメラを持って外に出てみる。
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かなり長く客車を連ねていて車体はレトロ。
今日はこの後友達と落ち合う約束をしてるから乗れないけど、明日早速乗ってみたい!

・・・ということで、この近くの村出身のパウラがクリスマスを家族と過ごすため実家に戻っているっていうんで、こっちで会おう!と約束していた。
この辺の地理にに明るい彼女に全部任せたらWarnemünde:ヴァルネミュンデという場所を指定。
バード・ドベラーンから車で20分ぐらい。
ハンザ都市の一つの港町ロストックの一地区となっていて、ワルノウ河の河口という意味の名前が示すように、ワルノウ河口のデルタ地帯に広がった工場地帯と長い砂浜の海岸を有する地区。
街中に入ると駐車するのに困るとのパウラのアドバイスで街の外れのパーキングエリアに車を置いて待ち合わせの教会広場までは、何ともない元東ドイツの田舎町の一つって感じだったけど、「ちょっと街中を散歩してみようか・・・」というパウラの後について行くと・・・
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コペンハーゲンの街中の一角を思い出すような運河とその両側に並ぶショップやカフェ。
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運河沿いのプロムナードを河口に向かってぶらぶら。
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その先には新灯台が・・・
右手は運河で左手側には砂浜が広がっていて、そちら側にこの町のシンボルだという旧灯台がある。
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海岸沿いに夕陽を浴びて堂々とした建物はホテル・ネプトゥーン。
パウラ曰く壁があった時代には西側の多くの著名人が訪れた超有名ホテルらしい。
12月のバルト海の夕暮れ時。
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風邪も強いし寒いのに、結構な人出。
夏は芋洗いのごとく海水浴客が訪れるリゾート地らしい。
私達もしばし砂浜を散歩して今度は海岸沿いのプロムナードを運河の方に戻る。
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「身体をあっためるのにお茶しない?」という私の提案に「うん、この辺は観光客相手の新興チェーン店が多いから、ちょっと歩くけど露地を入ったところに昔からあるカフェがあるからそっちにしよう。」とパウラ。
すでにもう真っ暗な住宅街の一角に灯りがともっているカフェ。
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「空室有り」の看板がかかっていて、ペンションもやっているみたい。

ここで朝パンから何も食べてなかった私達、私はハーブティーと・・・
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フランクフルタークランツ(フrンクフルとの花輪という意味のケーキ)を、
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ペーさんはラムチェリーのパフェを。
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こちらではすごくポピュラーなフランクフルタークランツだけど初めてだった私。
なんか懐かしい素朴なケーキで美味しかった。
でもバタークリームがさっぱりで美味しかったせいかも・・・。
お店によっては当たり外れがありそうなタイプのケーキ。
身体もあったまって外に出ると満月に近いお月様が煌煌としている。
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今夜も冷え込みそう。

今晩も実家に泊まるというパウラを送ってホテルに戻ったら車をおいて夕食のレストランを探しにバード・ドベラーンの街中へ繰り出す。
めぼしをつけてたのはパウラのお勧めだったワインバー。
すぐに見つかったけど、今晩はクリスマス特別メニューしかやってなくて、取りあえず今日のところはパス。
数件先にギリシャ料理屋をみっけ。
きれいで雰囲気良さそうだし、ドイツでギリシャ料理ってあんまりハズレがないし・・・ってことで決まり。
店内は表側半分程がサンルームみたいになっていて、お天気の良いお昼は気持ちよさそう。
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お料理の量を気にしながらもやっぱりギリシャ料理屋に来るとたのんでしまう前菜の盛り合わせ。
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定番は全部網羅されていてどれも美味しいんだけど、特にタラモが絶品。
ほんとに新鮮で質の良い鱈の魚卵をつかっているんだろうな〜。
そして飾りのごとく小エビのマリネが入ったソースピッチャーの上にのっかってたザリガニみたいなのもペーさんが頭と胴体を引きちぎるとちゃんと身があるし、これがまた美味しい!
前菜のお皿を引いて出てきたのがぺーさんのメイン、パスティチオ(マカロニグラタンのような料理)の付け合わせのサラダ。まるで逸品でたのんだかのようなボリューム!
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これなら前菜なしで付け合わせを前菜代わりにできるくらい。
そしてパスティチオ。
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日本なら家族4人分として焼くグラタン皿のサイズじゃない!
でも私のラムすね肉のオーブン焼き オクラの付け合わせはもっとキョウレツ!
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すね肉のサイズは自分でも買うし、他のお店でも経験があるので覚悟してたけど付け合わせが、ペーさんのより多少小さいとはいえサラダが一皿にフライドポテトも別皿で。
驚愕の量だけど、でもラム肉も柔らかくてソースがしっかり絡んでいて美味しいし、特にフライドポテトがこんな美味しいフライドポテト食べたことない!ってくらい美味しい。
5mmぐらいの輪切りにしてあって、表面はカリッと、中はほくほくに揚がってる。
じゃがいも自体が美味しいのと揚げ油も良いんだと思うけど、輪切りの厚みが絶妙。これ以上薄いとポテチみたいになってしまうし、厚いと重くなってしまいそうな感じ。
ポテチじゃなくカリッとしていて、しかもフライドポテト感が十分にある。
このフライドポテトだけでもまた食べにきたいくらい美味しい。
だから口にはいくらでも食べたいんだけど、もう胃が破裂しそう。
泣く泣く残してしまった。
でもさらに「これは店からのサービスです。」とクッキーのような焼き菓子を出してくれた。
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ペーさんはいただいて「さくっとしてて美味しい。」と言ってたけど、私は紙ナプキンに包んでいただいて帰ることに。
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by sandonomeshi | 2013-02-08 15:37 | 外メシ ausser Haus
2013年 02月 03日

クリスマスのラクレット Raclette zu Weihnachten

12月25日(火)

ペーさん家のクリスマスの恒例と言えばラクレット。
もともとスイス国境に近いフランスの伝統料理らしいけれど、ドイツでもすごくポピュラー。
卓上ホットプレートのような物でみんなでテーブルを囲み焼きながら食べるので、パーティー・メニューとして重宝しているみたい。
ペーさん家も例に漏れず、家族が集まるクリスマスには欠かせない。

テーブル狭しと具材を並べる。
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ラクレットって一人一人に小さなフライパンのようなものに好きな具材を並べその上にスライスされたラクレットチーズを乗せて上からの熱で焼くってもの。
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具材は下茹でしたじゃがいも、トマトやパプリカ、ズッキーニ、紫玉葱マッシュルームのような野菜類、ベーコンやチョリソーなんかも美味しい。

あと、熱源の上部にかぶせてある鉄板でも色々焼ける。
それにはラムのリブや・・・
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海老、Duroc:イベリコ豚等々のお肉類も準備。

そして前菜として茹でロマネスコ(カリフラワーとブロッコリーの合の子みたいな野菜なので日本では最近カリッコリーとかカリブロと呼ばれたり、種屋さんが「ダ・ヴィンチ」という商品名を付けて販売されているみたい)と鶉の卵のサラダとかパスタサラダ、
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オレキエッテ(ショートパスタ)のペスト・ジェノベーゼ和えとか、
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あと私の十八番、レーズンと松の実入り人参とルコラのサラダなんかを。
予想通り美味しかったのはスイートママのスライス。
煮物とかしてても火の通りが早いのでイケるかな〜と試しに具材として出してみたんだけど、玉葱やマッシュルームと一緒に焼くとチーズとの愛称もよく美味しい!
もちろんお肉なんかと一緒に鉄板の上で焼いても美味しいしね。

私的には味が混ざると嫌なので「エビをまず焼いてしまってからラムや豚にいこうね。」と言っていたのに、彼らはそんなのおかまいなしにどんどん焼いていく。
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ベルリンのいつものトルコスーパーで買って冷凍して持って来て、昨夜からゆっくり解凍しガーリックやローズマリーで香り付けしたオリーブオイルでマリネしておいたラムのリブは柔らかくて旨々。
ペーさんが改めて感動したのはイベリコ豚。
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最近ペーさんは普通に売ってる豚肉は全然おいしくないから買わないように!とのお達しを出してたんだけど、イベリコ豚なら大丈夫だろうと買っておいた。
普通の豚肉の倍以上、牛肉やラム肉が買える程の値段だけど、確かに美味しい。
「この豚肉なら買っても良いよ。でも豚食べるならラムとか牛が良いからたま〜にだよ。」とのこと。
そうそう、私もたまに生姜焼きとかトンカツとか食べたくなるものね〜。

ラクレットをさんざん色々焼いてたらふく食べたもんだから、みんなかなりお腹いっぱい。
でも最後に何か甘い物は欲しい・・・。
で、チョコレート・アソート。
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ちょっと変わった美味しいチョコ菓子。
ビターチョコのスティックはブラットオレンジ味、ホワイトチョコのはカプチーノ味。
時計回りにオレンジとグレーのは柿の種あられを柚子味と黒胡麻味のチョコレートでコーティングした長岡京市の小倉山荘さんの「恋いろ思ひそめし」。
京都の叔母がクリスマスプレゼントを送ってくれた荷物の中に入ってた。
そして白いころっとしたのはスリーズドライのラズベリーをホワイトチョコでコーティングした物で、近くのスーパーで期間限定で売ってたもの。
珍しいな〜と思って買ってみたらこれが美味しい!
ラズベリーの酸味とホワイトチョコの甘さが絶妙のバランス。
これ、イチゴやビターチョコ、ミルクチョコバージョンもあって全部試してみたけど、ラズベリーのホワイトチョコが私の一押し。
そして最後がチョコトリュフのシャンパン風味。
それに自宅から持参したエスプレッソマシーンで入れたエスプレッソト共に。
みんなでわいわい楽しい夕べとなった。
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by sandonomeshi | 2013-02-03 17:57 | 夕飯 Abendessen