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2012年 12月 31日

ウィーンで芸術三昧2日目 Kunst saat in Wien 2.Tag

12月20日(木)

ウィーン2日目。
休暇中にしてはがんばってちょっと早起き。
昨日見損ねたベルヴェデーレ宮殿のオーストリア絵画館に向かう。
昨日のバスを使うルートは違う地下鉄とトラム(路面電車)を使ってみることに。
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地下鉄でカールス広場まで出てそこからトラムでベルヴェデーレ宮殿の裏手入り口の前まで。
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ウィーンのトラムって路面電車と呼ぶ方が似合ってるくらい車体が古い。
ノスタルジックで観光客には楽しいけど、日々使っているこの街のお年寄りを始め昇降に苦労している人も多いのでは・・・とか思ったり。
ガタゴトと揺れる路面電車でベルヴェデーレに着いたら陽の光でもう一度ファサードをぱちり。
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美術館への入り口は回り込んだ庭が広がっている側。
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この建物が上宮で庭の向うが下宮。
館内は撮影禁止だったのであしからずだけど、クリムトの生誕150年記念展良かった〜。
クリムトの絵って、特に代表的な女性の肖像画等はあんまり私の趣味じゃないんだけど、
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クリムト作「ユディット肖像画」ウィキペディアから転載
実物を見ると圧倒される。
大作で有名な「接吻」なんてほんとにすごい迫力だった。
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クリムト作「接吻」ウィキペディアから転載
展示室の壁にはクリムトや同じウィーン分離派の芸術家や彼の回りの人々等の言葉が書かれていて、それも合わせて興味深かった。
でも照明と窓からの採光が良くないせいか絵画の色なんかが見にくいところが多くて残念だったけど・・・。
クリムトの特別展の他にも常設展で私の好きなカスパー・ダーヴィト・フリードリッヒ、ペーさんが好きなカルル・フリードリッヒ・シンケルのようなロマン主義の絵画やフランス印象派やウィーン分離派の絵画も充実していて十分楽しめた。

上宮を出てこの季節は寂しい庭園を下っていくと下宮の脇にカフェが。
芸術を観るのってエネルギー使うよね。
お腹もすいていたし疲れて座りたかったので取りあえずそこに入ってみる。
まずは熱いお茶をたのむ。
アーユルヴェーダ・ティーと言うのをたのんでみたら・・・こんなオリエンタルな雰囲気のグラスで出てきた。
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食事はペーさんがタリアテッレのサーモン入りクリームソース・・・
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私はニョッキとパンプキンのクリームソース。
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一見すごくシンプルなパスタ料理だけど、クリームが良いのがソースにコクがあってかなり美味しい。
私のパンプキンは食感がちょっとそうめん瓜みたいでしゃきしゃきしてて甘味がある。
こんもり深くて結構な量だったみたいで、食べきれなかったのが残念だけど・・・。

お腹もふくれて身体も温まって元気が出たので次の目的地へ。
カールス広場近くのセセッション館。
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ウィーン分離派の展示会間としてたてられたこの会場にクリムトの大作「ベートーヴェン・フリーズ」が提示されていて、この時期はプラットフォームが組まれていて間近に観られるようになってるらしい。(フリーズは壁の上部に帯状にぐるりと囲むように描かれた続き絵なので下からだと遠くて細部が観にくい)
この作品は1902年にウィーン分離派が開催した偉大な作曲家ベートーヴェンに捧げる「ベートヴェン展」に出品したもので、クリムトがベートーヴェンの交響曲第九を絵画として表現したものらしい。
第九の解釈自体よく分かっていない私にはこの絵の言わんとするところを読み取るなんてことは至難の業。
でも日本でも「第九」としてよく知られている第4楽章の合唱「歓喜の歌」を表現した「歓喜・接吻」の場面には整然と並んだ合唱隊の女性達の姿、シラーによる詩にある「抱き合おう、諸人よ!この口づけを全世界に!」からの抱擁し口づけする男女の姿が描かれている。
この場面は本当に「歓喜の歌」に相応しい美しさと喜びに溢れていて観る者を幸せな気分にさせてくれる。

「ベートーヴェン・フリーズ」を堪能したペーさん。
最後に「アート・スーパーマーケット」なるもののところへ行きたいと。
若手芸術家達の作品を299ユーロ(約3万4千円ぐらい)以下の定価で売っているというお店。
自分の娘も芸大行ってたりするからそういうものに興味が湧くみたい。

そこに向かうのに地下鉄に乗ろうと地下街に潜ると通路の壁に色んな数字がデジタルでこんな風に表示されている。
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これは2012年1月1日からウィーンで消費されたシュニッツェルの数。
これ1秒に1つずつ増えてるんだけど、誰が数えているんだろ?
現時点で21145111。
一日に6万枚以上のシュニッツェルが消費されてるってこと。
これって多いのだろうか?
ほかにも全世界の人口っていうのがあって、1秒に2、3ぐらいの早さで数字が増えている。
それからこちら。
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マクドナルド店内の看板だけど、「マック・ヌードル 甘酢あるいはカレー味チキン」なんて言う商品がある。
これホテルでテレビ付けてたらコマーシャルやってて「えーーーっ!。オーストリアにはそんなものが存在するの!?」と思っていた。
試してみる勇気はないけれど証拠写真は撮りたかったんだよね。

そんなこんなでアート・スーパーマーケットに行ったけど特に欲しいものもなくお店を出て、これでペーさんがウィーンで観たかったものは一応網羅した・・・とのこと。
賑やかな通りをウインドーショッッピングでもしようかと歩き出したところで本屋さんを見っけ。
そこには行ったが最後。
ペーさんはクリムトやウィーン分離派に関する芸術写真本2冊、私も写真の奇麗なエシピ本2冊。
お互い自分で選んでおきながら「お互いのクリスマスプレゼントにしよう。」ってことに。

本屋を出て更に歩いていくと駅前にちょっと年季の入ってそうなカフェが。
正直ウィーンのおしゃれなカフェからはほど遠いけど、古き良き時代感が出てる。
入り口脇に張り出しているメニューを見ると、私がウィーンで食べたいもの3つ目のカイザーシュマーレン(ひっくり返すのに失敗してぐちゃぐちゃになったホットケーキみたいなお菓子)もある。
ペーさんの好きなアップル・シュトゥルーデル(林檎のコンポートをパイ地のような生地で包んで焼いたもの)もある。
「夕食の時間も近いけど、おやつしようか・・・。ね。」
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古びてくたびれていてお世辞にも「素敵なカフェ」とは言えないけど、客層は仕事帰りのサラリーマンとかOL、あと学生風の友達同士とか恋人同士で地元の人に人気のお店みたい。
ここウィーン(あるいはオーストリア全土でかも?)ではコーヒーをたのむとお水が着いてくるのが特徴。
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大抵はほんの一口で飲んでしまいそうな小さなグラスなんだけど、このカフェは○カ・コーラのロゴ付きのタンブラー。
そして私のカイザーシュマーレン・・・
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ペーさんのアップル・シュトゥルーデルバニラアイス付き。
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私のカイザーシュマーレンは一見ぱさぱさそうだったけどこれがもちもちっとした食感だし卵とバターをたっぷり使ってる味で甘過ぎないしおいしい!
添えてあるのはプラムのコンポート。
これも程良く甘酸っぱくて美味しいし。
満足!

ホテルに戻り暫し休憩。
美術館巡りは疲れる上に、今日は結構歩いたし。
足がぱんぱん。
明日は朝早いしこのままホテルでうだうだしてたい気もするけど、夕飯はホテルの近くで見つけた日本食レストランに行こうって決めてたし・・・。
よいしょと起き上がって出かける。

なのにレストランは閉まってた!
「えっ、夜営業なしのお店だったの!?」
営業時間をちゃんと確認しておかなかった私達が悪い。
しかtないのでどっか手頃なお店ないかな〜とホテルの近くをうろうろ。
そしたらビルの間を抜ける狭い通りの奥に明かりが見える。
「何かお店があるかも・・・」
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フレンチ・ビストロのお店だったんだけどメニューが出てなくて、「私たちにお任せください。」と書いてある。
窓から見える店内はオープンキッチンで雰囲気良さそう。
でもさっきおやつを食べたばかりの私達はコース料理を食べられる自信がない。
しかも何気にお高そう。
次回またウィーンに来ることがあったら是非来てみたいお店だけど、今日はタイミングが悪かったかも。
更に通りを進むとライス専門店というのがあって興味津々だったんだけどここも閉まってる。
他にもしゃれたお店が色々あって面白い通り見っけって感じ。
でも私達が夕飯にありつけるお店は見つからず。仕方なくホテルの向かいにあった中華にしようか・・・と戻ると数件先にSUSHIの看板が。
「なんか・・・、SUSHIもいいかな〜。」とぺーさん。
覗いてみると小さな店内はいっぱいで待っている人までいる。
「待ってまでおSUSHI食べたい?」と私。
「ううん、中華で良いか・・・。」
SUSHIのお店とうってかわってガラガラの中華屋さん。
ちょっと心配だけど、まぁ取りあえずおなかふくれればいいか・・・ってことで。
まずはあったかいスープを。
ペーさんは肉団子入り・・・
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私はワンタン入り。
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そしておSUSHIが頭を離れないペーさんはサーモンとツナの握り盛り。
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なんかネタの色が怪しいけど・・・。
ペーさん曰く「もっとひどいSUSHI食べたこといくらでもある。」ってくらいにOK。
あと餃子大好きのペーさんがメニューの写真で見つけて「お〜っ、チャオツーがある!」と言って喜んで注文した焼き餃子。
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でも私的には水餃子にする厚めの皮の餃子を焼いていてちょっとイマイチかな。
そういう私はかりかり鴨のせ焼きそば。
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当たり外れがなくて無難かな〜と思ってたのんでみた。
鴨はぱりぱりで香ばしくて良かったけど、焼きそばにはもう少し野菜が多かった方が美味しかったかな〜。
取りあえずお腹いっぱいになってホテルへ。
今日も目一杯ウィーンを楽しめて充実の2日目を終える。
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by sandonomeshi | 2012-12-31 20:59 | 外メシ ausser Haus
2012年 12月 30日

ウィーンで芸術三昧1日目 Kunst satt in Wien 1. Tag

12月19日(木)

先週末、突然ペーさんが「今年クリムトの生誕150周年で特別展とか色々やってるからウーィンへ行きたいんだけど・・・。」と。
「行きたいって今年中ってこと?」
「どうしても今年中にって言うわけでもないけれど、1月6日まで取ってる休暇中には行きたいな〜。」とのこと。
今年のことなのにこれだけ年末も押し詰まってきてから言うか?って感じだけど、どうせ行くなら、ペーさん昨日から休み取ってることだしクリスマス前の方が街のデコレーションとかクリスマスマーケットとかも楽しめていいだろうってことで、早速「ラスト・ミニッツ」(出発直前の特割商品)をネットで探す。
そしたら19日発でベルリンからウィーン往復直行便と2泊朝食付きのホテル込みのパッケージが超格安で見つかった。
ホテルは大したことなさそうだけど、カールス広場の近くでペーさんの目的の美術館回りには便利そう。
ただしフライトの時間が良くない。
行きの朝9時は逆に向うにお昼には着くいて午後から十分時間を使えるからまぁ良いんだけれど、帰りは3日目の朝6時25分発とちょっとつらい。
でもまあ現地ほぼ丸2日だから十分でしょうってことで、即予約。
昨夜遅くまで後片付けとかしててちょっと辛かったけどちゃんと起きて空港に行ったのに私達のフライトはなんと45分のリレイ。

それでも無事にやってきたウィーン。
ペーさんはむか〜し昔、ボーイスカウトで行った頃があるらしいけど、市内はほとんど見てないとか。
私は初めて。
ペーさんが行きたいとか言わなければ、来ることはなかっただろう、私的にはあんまり興味のなかった街。
でも来たらなら来たで美術館巡りだけじゃなく楽しみたいことが他にもある。
まずはオリジナルウィーナー・シュニッツェル(ウィーン風仔牛のカツレツ)を食べてみたい、ってことでウィーンに着いてホテルにチェック・インしたらフロントでお勧めのレストランを聞いて早速出かける。
ちょっと場末の歴史あるお店って感じのお店。
テーブルデコはクリスマスを意識している。
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二人してシュニッツェルをたのんだら、ペーさんはホテルで貰った地図を出して作戦を練る。
オーストリアワインも好きだけどシュニッツェルにはビールでしょってことで一番小さい生をたのむ。
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まずはスープから。
私はウィーンの伝統的ポテトスープ・・・
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ペーさんはかぼちゃスープ。
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ウィーナーコーヒーばりのホイップクリームがのかっててローストしたパンプキンシードとパンプキンシードオイルがトッピングされている。
オーストリアはパンプキンシードオイルの産地で有名。
これが香ばしくて美味しいんだよね〜。
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こちらオリジナルウィーナー・シュニッツェル。
ウィーン風は豚肉じゃなくて仔牛肉を使うこと、薄〜く叩き延ばして大きく揚げると言うのが特徴らしい。
想像してたほどは大きくなかったけど、お肉は柔らかくて美味しい。
衣もさくさくしてて揚げ物特有のしつこさがない。
付け合わせは別盛りでポテトサラダ。
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マヨネーズを使わずフレンチドレッシングみたいなので和えるのはドイツといっしょだけど、味的には日本のポテサを彷彿させるものがある。

シュニッツェルもサラダもさっぱり軽くていくらでも食べられそうと思ったけど、結局サラダは食べきれず残す羽目に。
もうコーヒーも入らない状態で取りあえず一旦ホテルに戻ったら、二人とも一気に睡魔が襲ってきて出かける元気なし。
「小一時間ほど昼寝しようか・・・」と寝たが最後。
ペーさんに起こされたのが5時。
外はもう暗い。

クリムトの生誕150周年特別展をやっているベルヴェデーレ宮殿は木曜日は夜9時まで見学可能と空港のポスターで見てたので、取りあえずそこに向かうことに。
ホテルの最寄り停留所からバスに乗ってウィーン中央駅へ。
そこから徒歩でベルヴェデール宮殿へ。
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宮殿前(正確には裏側になるのかな?)にはクリスマス・マーケットも出ていてそちらも楽しめる。
そこから通りまで続いている池は凍っている。
チケット売り場に行くと9時まで開いているのは下宮だけで、クリムトの特別展をやっている上宮は6時で閉まったとのこと。
空港のポスターが紛らわしい表現だったとか言っても後の祭り。
しかたないからクリスマス・マーケットだけでも楽しんでいくことに。

まず目に留まったのがドイツではみかけない焼き栗屋さん。
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お芋も焼いてたけど、日本みたいに丸ごとじゃなくて厚めにスライスした状態で焼いていた。
クリスマスデコの代表格、グラスボール。
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色とりどりできらきらしていて奇麗。
こちらは白と金銀だけで色はないけれど、これはこれでまた奇麗!
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こちらはシュネーバル(スノーボール)という確かロマンティック街道のローテンブルグ特産のお菓子。
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以前行った時に試しに買ってみたけど、特に美味しいものでもなかったのでパス。
そして今日はグリューワインが飲みたくなる気温。
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そうこうしていると子供の合唱隊がクリスマス・キャロルを歌い始めた。
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ベルベデーレ宮を後にして向かったのはホテルザッハー。
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ウィーンに来たら食べたいもの第二弾。
やっぱりかの有名なザッハートルテを!ってこと。
カフェの入り口でふと回りを見渡したらアルベルチーナ美術館の広告塔があって水曜日は夜9時まで開いているとある。
今度こそはとそこからすぐ近くのアルベルチーナへ向かう。
ここでは特にクリムトに関する特別展はやってないけれど、クリムトの他にもペーさんが今回の旅行で楽しみにしていたエゴン・シーレ、オスカー・ココシュカなどの所蔵もあるということで行来たい美術館にリストアップしてたみたい。
順路通りに見学していたら入り口からずっとモダンな造りだった館内なのに、突然ロココ調の宮殿のような部屋が現れた。
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展示されている19世紀以降の絵画と全くミスマッチ。
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ハプスブルグ家の栄華が垣間見えて美術館と宮殿と両方見学した気分。
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「近代美術の粋」と言われているバトリナー・コレクションは「モネからピカソ」展として開催されていた。
大好きな印象派の絵画がいっぱいで十分楽しめた。
それにしてもタイトルのモネ、ピカソに始まりマルク・シャガール、アンリ・マティス、アルフレッド・シスレー、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、ジャン=フランソワ・ミレー、エドヴァルト・ムンク、エミール・ノルデ、アウグスト・ジャコメッティ等々。
これが個人のコレクションだったなんて信じられない!。
あと私達はあんまり興味がないけれどアルブレヒト・デューラーの「野うさぎ」を始めとする版画素描画のコレクションもすごかった。

そんな訳で気持ちは満足してるけど今日美術館2つ目でちょっと疲れてきたしお腹も空いてきた。
ってことでカフェ・ザッハーに戻る。
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伝統はありそうな感じだけど、特に「わぁ、すごい!」って程でもない店内。
角の良いお席はどれも予約済み。
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取りあえず小さな丸テーブルに着くとメニューを物色。
ペーさんはかなりお腹も空いているのでしっかり食事がしたいとスープとグラーシュを注文。
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グラーシュには半分に切ったクネーデル(堅くなったパンでつくった茹で団子のようなもの)がでん!とのっかってる。
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私はケーキも食べたいけどお腹もすいてるし・・・とサンドイッチとザッハートルテを。
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ケーキには自家製チョコレートリキュール入りコーヒーを。
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どれもなかなかのお味。
ザッハートルテはスポンジの部分がまるで淡雪寒のように口の中で解けるというか消えるというか・・・。
その感覚は初体験だけどチョコレートやアンズジャムの味はまぁこんなもんかな・・・くらい。
一度話しの種に食べておけば・・・ってことで。
ペーさんがお勘定をしてくれている間、トイレに行ったら個室の壁にクリムトの多分リトグラフかな?がかかっていた。
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クリムトにしては珍しい雰囲気の絵だけどちゃんとサインもあるし・・・。
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カフェ・ザッハーを出て最寄り駅から地下鉄に乗りホテルに帰る。
こうして充実のウィーン一日目が終わった。
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by sandonomeshi | 2012-12-30 20:40 | 外メシ ausser Haus
2012年 12月 29日

ご近所さんとクリスマス・ディナー Weihnachtsessen mit Nachbarn

12月18日(水)

うちのアパートの上の階の持ち主ご夫妻、普段はフランスはプロバンスに持っているお家に住んでおられて、時々ベルリンに遊びに来られる。
特に冬場はコンサートやシアターを楽しめるからとベルリンに滞在されることが多い。
今年も数日前からいらっしゃってて、一度夕食においでいただいてゆっくりおしゃべりでもしたいね〜とペーさんと相談してたのが今日実現。

この時期だから一応クリスマス・ディナーってことでリビングもそれなりにムードつくりしてみた。
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この間パウラが手土産に持って来てくれたオレンジと黄色のポインセチアがいい雰囲気。
まずはカバ(スペイン、カタールーニャ産のスパークリングワイン)で乾杯。
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アミューズも兼ねてつまみに海老と白身魚の真薯と素麺瓜の素揚げ・・・
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デーツのベーコン巻き
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それからチョリソー(スペインのパプリカソーセージ)と揚げ鶉の卵のカナッペに・・・
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山葵風味マッシュポテト&アボガドにジョンのモスクワ土産いくらのトッピング
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カバを飲み干したところでサンルームのテーブルに移動。
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ビエルソ(スペイン、ガリシア地方のワイン産地名)のメンシア(葡萄種名)を開けて、イタリアン・トリコロールサラダから。
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この間レストランでいただいたサラダからインスピレーションを膨らまして水牛モッツァレーラ、ソテーしたデーツトマト、アボガドでイタリアン・トリコロール。
ドレッシング代わりにパセリと一緒にトマトをソテーしたオリーブオイルを回しかけ塩胡椒し仕上げにバルサミコをスプレー。

次は紫芋のポタージュ・イン・ベイビー・ブー
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ベイビー・ブーは蒸してあって、皮まで全部食べられる。
これが甘味があって美味しいんだ!
ベイビー・ブーが初めての彼らも「サツマイモと栗の合の子みたいで甘くて美味しい!」と絶賛。
バウアーさんのかぼちゃだもんね。

次の魚料理はナイル・パーチのホイル焼き 野菜のジュリアンベッド
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魚には塩麹を塗っておいてさらにリースリング(代表的なドイツの白ワイン葡萄種)を振って焼いてある。
蒸し焼き状態の紫玉葱、人参、カラーパプリカ、セロリも野菜の味が濃〜くて味わい深い。
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そしてお口直しはグリューワインシャーベット
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ホットワインことグリューワインを冷たく凍らせてなんて全くナンセンスな話しだけど、オレンジピールの風味をやや強めに付けたら爽やか感が出て大好評。

そしてメインはとうもろこしチキン(とうもろこしで飼育した鶏)の森の幸詰めオーブン焼き。
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これ私のお気に入り料理の一つ。
森の幸とはデーツ、ドライフィグ、栗、胡桃、松の実などのドライフルーツや茸(マッシュルーム)などを具にしたリゾットのこと。
予めかなりアルデンテに作っておいて、それをチキンに詰めてオーブンで焼く。
ペーさんがチキンの解体をして取り分けてくれる。
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胸から手羽にかけての部分をいただいた私のお皿。
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詰め物のリゾットはそのまま付け合わせになる。
5皿目になるメインデッシュ。
一羽食べきれないかな〜と思ってたけど、完食!感激!

続いてチーズ。
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あんまりよく分からないままに買ってきたフランスチーズ。
手前のケースに入っているのはクリーミーな牛乳のチーズでトリュフ入り、奥の黄色いウォッシュは羊乳のちょっと香りの強いチーズ。
羊チーズ用に自家製スパイシー無花果ジャムと苺バルサミコジャムを添えて。
どちらもまた買って来よう!ってくらいかなり「当り」。
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もちろん最後に甘いものも欠かせない。
手作りシュトーレン シナモンアイス添えと・・・
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ドライフィグの白ワイン&クリーム煮 コリアンダー風味
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これはペーさんのお気に入り。
この間から「アレ作って。」とせがまれていた。
この後コーヒーかティーをお出ししてチョコレートでもつまんでいただこうと思っていたけれど、結構夜も更けてきて彼らは「そろそろおいとまを・・・」って。
実は明日の朝9時前のフライトでウィーンに出かける予定の私達にとっても正直ありがたい。
ゆっくり色々お話もできたし、食事も楽しんでいただけたみたいだし、良かった良かった。
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by sandonomeshi | 2012-12-29 20:25 | 夕飯 Abendessen
2012年 12月 28日

キャンドルライト・ディナーとクリスマス・マーケット Candlelight Dinner u.Weihnachtsmarkt

またもや思いっきりさぼってしまいました。一度さぼり始めると大して忙しい日々を過ごしているわけでもないのに、写真を整理してテキストを書いてアップするという作業が異常に大変なことに感じてしまう。記録としてアップしておきたい出来事も色々あったのに、一応写真だけは撮リためてる状態。
今年も押し詰まり、クリスマスから年越しにかけて、イベント多き日々となるので何とかまたきちんと更新していこうと心機一転PCに向かった次第。5月の一時帰国のことも9月のスペインでのバカンスのことも放ったらかしになったままだけど、取りあえずリアルタイムで日々の様子を記録するところから始めたいと思います。以前のようにちゃんと続けられるかどうか、正直あんまり自信ないんだけれど、また時々覗きにいらしていただけると嬉しいです。         Sandonomeshi
 


12月15日(土)

今年のペーさんの誕生日に家族ぐるみで友達のロサ&ジョンご夫妻からいただいたプレゼント。
カタログ付きの商品券、とでも言うか、その商品券で体験できる色んなこと(マッサージ、ヨガ教室、スカイジャンピング、砂金採取、戦車タクシー、バンジージャンプ、ラフティング、サンセット・セイリング、サルサダンス教室等々ありとあらゆるオプションがある)がブックレットになったカタログに紹介されていて、そこから好きなものを選んで申し込めると言うシステム。
残念ながらミュンヘンの会社のせいか、体験できる場所がほとんど南ドイツに集中していて、ベルリンから手軽に行ける範囲で選べるものはかなり限られている。
でもそういうちょっと変わった体験も良いけど・・・と言いながら私達が選んだのはロマンティック・キャンドルライト・ディナー。
ブックレットには具体的にどのレストランなのかは載ってないのでホームページで調べてみるとベルリン市内では5つのレストランの中から選べるようになっていた。
でもどれも聞いたことのないお店。
地の利の良さで選んでオンラインで申し込んだら、どうしてだかうちからは遠い元東ベルリンの地域にあるお店の名前でコンファームされた。
ホームページで申し込む手順のデザインも分かり辛く面倒だったのに、希望したのと違うお店がコンファームされて、なぜそうなったのかの理由も何も説明なし。(例えば希望の日は定休日だとか・・・)
いただきものなのに「なんなの、これ?」って感じで、完全に出鼻をくじかれてしまった。

そんなこんなで車で40分ほどかけてやってきたお店。
ホテルのレストランなんだけど、インターナショナルな大手チェーンのもので3つ星クラス。
ホテルの「レストラン」というより「カフェ・ラウンジ」程度。
でも予約をしている旨を告げて通されたのはコーナーのソファ席で、クリスマスムードのテーブルデコも素敵にしてあってなかなか。
正直かなり悲惨なものを想像していたけれど取りあえずはほっとして席に着く。
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私達のテーブル担当のウエイターのお兄ちゃんもベルリンには珍しくとってもフレンドリー。
まずはアペリティフのゼクト(ドイツ産のスパークリングワイン)で乾杯。
前菜はポテトスープかサラダと言うのでペーさんはスープ、私はサラダを。
もともとスープ大好きのペーさん、クリーミーなスープにご満悦。
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私のサラダもトマトとモッツァレーラという超ポピュラーな組み合わせだけど、モッツァラーレはスライスではなくころんと一口サイズ、トマトはソテーしてあってドレッシングはペスト・ジェノベーゼ風。
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葉野菜もよくあるロメインとかじゃなくエンダイブでちょっと目新しい。

メイン料理は席を予約した時に予め魚料理かお肉料理か聞かれ、それぞれ別のもをたのんでおいた。
こちらドイツ語でZanderと呼ぶスズキに似た川魚のムニエル。
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皮も付いていて(ドイツでは魚の皮は剝いでしまっていることが多い)表面はかりっと身は焼き過ぎずジューシー。
付け合わせのマッシュポテトも手作り(パウダーでつくるインスタントマッシュポテトのことがよくある)で○。
お肉バージョンは牛フィレのグリル。
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付け合わせが魚と同じマッシュポテトだけどデコレーションにもなっている野菜は別物でもちろんソースも別。
お肉自身もミディアムレアーに焼けていて柔らかくて美味しい。
デザートは桃のパルフェ グリュー・ワイン(スパイシーなホット・ワイン)のエスプマ添え。
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パルフェはちょっとさくさく感が強過ぎる気がしたけど、桃の風味は十分。
甘さも控え目でさっぱりしてて良い締めくくり。
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最後に私はエスプレッソ、カフェインで眠れなくなるペーさんはミントティーをいただいてごちそうさま。
「とりあえずお腹がふくれたらいいよね。」くらいにしか期待してなかったけど、なかなか満足なロマンティック・キャンドル・ディナーだった。

この時点で9時過ぎ。
ふと、この間よすけさんが「Kulturbrauerei(元ビール醸造所だったところが総合文化施設になってるところ)のクリスマス・マーケットって夜遅くまデやってるらしい。」とおっしゃってたのを思い出して、「Kulturbrauereiってここから近かったよね。ちょっとよってみない?」とペーさんに提案。
「おっ!いいね。」ってことで・・・ 
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ドイツのクリスマス・マーケットって、そのもの自体の雰囲気は良いんだけど、出てるお店が結構ありきたりというかワンパターンというか・・・でつまんなかったりするんだけど、ここKulturbrauereiは他では見かけないようなお店が出ていておもしろかった。
それでもひやかしだけで一通りぐるっと回って最後にハーブ&スパイス屋さんでマテ茶をみっけ。
丁度ペーさんが娘へのクリスマスプレゼントにマテ茶セットを考えていたところだったのでグッドタイミング!
他にも珍しいメローティーやローズティーも売っていて、買おうか迷ったけど、まだ家に残っているし・・・と思い直す。
ここのところ雪が積もったりと寒い日が続いていたけど、今日はかなり気温も上がっているみたい。
もちろんそれなりの服装はしているけど、「寒っ!」って感じは全くなく、クリスマス・マーケットには付き物の身体をあっためくれるグリューワインも欲しいと思わないくらい。
小一時間ほど楽しんで家路に付く。
ペーさんも大満足。
クリスマスシーズンの楽しい一晩になった。
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by sandonomeshi | 2012-12-28 20:37 | 外メシ ausser Haus