三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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カテゴリ:外メシ ausser Haus( 304 )


2013年 09月 06日

また一つお気に入りレストラン発見 wieder einen Lieblingsrestaurant entdeckt

9月2日(月)

カプ・ロッジでのバカンス3日目。
ペーさんははりきって早起きし息子君を起こしてジョギング。
私達が借りている家はランポジャの街から3Kmほど離れたところにあって、回りには買い物できるところが全くない。
なので朝、ペーさんが街までジョギングしてパン屋さんで朝焼きたてのバゲットを買ってくる、その間私はテーブルをセットし朝パンの準備をするというのがここでの日課になっている。
彼らが帰ってきたらすぐに食べられるという段取り。

今日もその段取りで朝パン。
始まりはそんなに遅い時間でもなかったのに、久々のお義兄さんたち、息子君も一緒で話に花が咲いて、かなりのんびりな朝パン。
片付け始めた頃にはすっかりお昼過ぎ。
男性陣は取りあえずビーチへと。
一泳ぎして帰ってきたら、うちの前の沖に見えている灯台まで行ってみようとみんなで出かける準備。

エブロ川のデルタからは2つの大きな半島(砂嘴と呼ぶには大き過ぎる砂州)があって、その小さい方、丁度カプ・ロッジの沖に突き出ているのがファンガール
3年前に来た時には先端の方の灯台まで車で乗り入れられたんだけど、去年来た時は大時化(しけ)で砂の状態が変わり車道がなくなってしまったらしく砂嘴の付け根のところまでしか行けなかった。
今日はみんな灯台までの約4キロを歩く覚悟で付け根にあるレストランまで車で乗り付ける。
デルタの広大な田んぼの中を通り抜けていくんだけど・・・
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初めてのお義兄とフサさんはその風景に既に感動。
レストランというか「海の家」というか、ちょっと食べさせるところがあって、往復8キロの道のりを歩く前にちょっと腹ごしらえでもしようか・・・と中に入る。
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中はスペイン語で言うところのchiringuito:チリンギート(露天屋台)に毛の生えたくらいの感じで、コカ・コーラのロゴ入りプラスチック椅子とテーブルが雑然と置かれてある。
お義兄がふと気が付いて脇の扉を開けたらその奥はなんと一応大衆食堂ぐらいにはちゃんとしたレストランになってて、冷房も効いてる。

「こっちにしよう。」とテーブルに付く。
いくらスペインとはいえ既に3時過ぎてる。
ランチ営業も終わりの時間。
それでも「どうぞ、どうぞ。」と愛想のいいウエイターのおじちゃん。
軽く腹ごしらえのつもりだったのに、メニューを見たら色々美味しそうなものがいっぱい。
結局みんな前菜とメインをたのんでしっかりスペイン風のお昼を食べる体制。
でもこれからあることを考えてアルコールは控える。

息子君だけがビールを一杯。
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カタルーニャが誇るビール・メーカー、Damm:ダム社のVoll Damm。
ダブル・モルツと名を売っていて味も濃くボディもあってアルコール度も7.2%というビール。

さて、みんなが前菜にたのんだもは、私とお義兄さんのミックスサラダ。
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フサさんのエスカリバーダのカナッペ。
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エスカリバーダとはカタルーニャの伝統料理でパプリカ、茄子、玉葱等を丸焦げに焼いて蒸し焼き状態になった果肉を食べるもの。
これに塩とオリーブオイルをかけてそのまま食べることもあるけど、これまたカタルーニャの伝統パ・アンブ・トマカッ(パンとトマトの意味)という田舎パンのスライをトーストしたのもにガーリックの香りを付けてトマトをぬったのにのっけて、イタリアのブルスケッタのようにして食べるのがポピュラー。
このお店はそれをカナッペにして、パンにはアリオリが塗ってある。
りっぱなアンチョビものっかっていて、これまた塩加減もよく(得てして塩っぱ過ぎることが多いアンチョビだけど・・・)美味しい!
多分通常1ポーションカナッペ4つなんだろうけど、私達がお皿を真ん中においてシェアする体制なのに気が付いて「みんなに当たるようにもう1つもってくるよ。」とさっきのウエイターのおじさん。
実はこの方オーナーさんだったんだけどね。

そして息子君が興味を持って食べてみたいとたのんだのがカエルのもも肉。
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粉をつけて揚げ焼きみたいにしてある。
この辺は稲作が盛んで水田が多いから、カエルは地元の名物らしい。
私は日本でも居酒屋で唐揚げとかでいただいたことがあったけど、みんなは初物で興味津々で口にしてた。
まぁ、日本だと原形があんまり分からないように捌いて盛り付けられてたけど、ここは・・・
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でもこの素朴さが郷土料理っぽくっていい。
しかも泥臭さとかも全くなく鶏肉と白身魚の合の子みたいでかなり繊細な味。

さてメイン。
私は大好物のホタルイカの唐揚げを・・・。
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本来前菜のお料理だけど、私は最初にサラダが食べたかったからこれをメインにたのんだ。
このホタルイカ(本当にホタルイカなのかどうかは定かではないけれど)、すっごく小さくてでもまんべんなく粉がまぶされててほんとにカラッと揚がってる。
さくっさくで中のイカは火が通り過ぎることもなく美味しくし上がってる。
プロの仕事だよね〜。
これ止められない止まらないになって危険なんだけど・・・。

みんなはフィデウア(パエジャのパスタ版)をちょっと控え目に3人前で。
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フィデウアも大好物の私。
少し味見程度に分けていただく。

軽〜く食べるつもりだったのにここまできたらしっかりデザートもいただくことに。
ペーさんはメニューにくりぬいた本物のレモンを器にしてレモン味のシャーベットを入れたものを見つけ「子供の頃好きだったんだよな〜。」とノスタルジーにかられたのむ。
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何なのか誰も知らなかったMenjar Blanc:メンジャール・ブラン。
日本ではブラン・マンジェというフランス語を起源とする名前で知られているスイーツと同類とされるみたいだけど。
オーナーのおじさん曰く「この地方では昔からヨーグルトとかの代わりに食べられてて、私なんかもこれで育ったんだけど、アーモンドミルクと米粉から作るんだよ。」とのこと。
こういうの私興味津々。
その土地にある農産物で作られた伝郷土料理の典型みたいなもの。

この辺り(このメンジャール・ブランは特にここからもう少し北のレウスという街が特に有名らしい)アーモンドもたくさん栽培されているし、お米もたくさん作ってるし・・・。
あとはシナモンとレモンの皮で風味漬け。
これもカタルーニャの代表スイーツ、クレマ・カタラナと同じ。
ということで早速たのむ。
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なんとも素朴!
食べてみると米粉の風味がしてなんだか懐かしい味。
シナモンもニッキだものね。
和菓子にも使われるスパイスだし。
これ気に入った!

私がたのんだらペーさんが横から「僕もちょっと試してみたい。」と言ってたら、ちゃ〜んとスプーンを2つ付けて持って来てくれるという気の回し様!!!
これぞプロのウエイター。
昔、私がバルセロナに住んでた頃(20年ぐらい前)にはこういうウエイターさんがあちこちにいらしたのにな〜。

最後にコーヒーもいただき・・・
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お会計をたのもうかと言ってたところにオーナーさんがやってきて「一つ提案なんだけど、『トドメ』はいかが?」と。
「トドメ」というのにスペイン語で「Remate」というのを使われて、一瞬私達は「?」きょとん。
そしたら「この辺で作られてるお米のリキュールっていうのがあるんだけど、試してみませんか?」と。
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ハーブ風味とクリーム入り。
ハーブ風味の方はアルコール30度以上、クリーム入りは17度。
みんなバラバラにたのんでかんぱ〜い。
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どちらも試したけど、ハーブやクリームの風味が効いていて特にお米のリキュールらしき風味は感じられなかった。
でもメンジャール・ブランといいこのリキュールといい、日本人的にはかなり郷愁を感じるというか愛着が湧くというか・・・、
感慨深かった。

お料理も美味しかったし、オーナーのおじさんのおもてなしも素晴らしかったし(しかも1つ追加のカナッペも「トドメ」のリキュールもお会計にはなかったし・・・)、大満足、常連になりたいお店がまた一つ。
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by sandonomeshi | 2013-09-06 18:23 | 外メシ ausser Haus
2013年 09月 04日

まずは魚屋さんへ am ersten zum Fischladen

9月1日(日)朝 

美味しいものいただいて幸せな気分でさざ波の音を聞きながらで、なんかすっごく良く眠れたみたいで、まだ薄暗い7時に爽快に目がさめたた。
ペーさんは息子君を起こしてランポジャの街までジョギングに。
今年もベルリンマラソンに参加登録してあるから、しっかりドレーニングしないと・・・。

昨日買い物できなかったから借りてる家には食料が何もない。
なので街まで出てカフェで朝食をとることに。

去年、一度一杯飲みにいったことのあるビーチに臨むテラス席のあるカフェへ。
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みんなはセラーノ生ハムを挟んだボカディージョ(バゲットのサンドイッチ)を、私はフエッ(カタルーニャの特産サラミのような腸詰め)のボカディージョをたのむ。
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ボカディージョは手で持ってかぶりつくものだけど、ペーさんが追加でクロワッサンをたのんだらナイフ&フォークが付いてきた。
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ここカタルーニャ地方はフランスに近いせいかどうか、バゲットもクロワッサンもかなり美味しい。
コーヒーをお代わりしたりしてのんびり朝パン。

わりと早くスタートしたけど、結局のんびりしてたらもうお昼過ぎ。
この町ではスーパーは日曜日でも開いてるらしいけど大体お昼の1ー2時までと聞いていたので急いで買い出しに出かける。
ペーさんはちょっと遠いから嫌だと言ったけど、私の希望で隣町のデルテブレにあるカタルーニャ本社のチェーンのスーパーまで行ってもらう。
途中去年から行きつけの、ここの漁業組合が経営している魚屋さんに寄って今晩のおかずになるものを見繕う。
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色んな魚介が並んでいるのをみるとあれもこれも食べたくなるけど、2週間いるんだから追々にと自分に言い聞かせ、今晩のおかずを決める。
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これからまだ買い物があるからとたっぷりの氷と一緒に包んでもらいスーパーに向かう。

トイレットペーパー等の借りた家には揃っていない生活用品から食材、ミネラルウォーターまで山ほど買い物して家に戻ったら、フエさんと私は家に残って夕飯の準備、男性群はビーチへ。
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by sandonomeshi | 2013-09-04 23:45 | 外メシ ausser Haus
2013年 09月 03日

カプ・ロッジに来たら食べたかったもの Was ich in Cap Roig essen wollte

8月31日(土)

昨夜はちょっと飲み過ぎたみたいで、なんかちょっとだる〜い。
でも夕方4時のフライトでバルセロナに向かい、今日から2週間今年も(去年も9月の前半2週間同じ場所で同じ家を借りて過ごしたけど、ブログにアップできず終い)カプ・ロッジでバカンス。
今年も息子君はずっと私達と一緒に過ごすし、おねえちゃんはお友達と一緒に途中から1週間以上滞在、アルゼンチンに住んでいる上のお義兄さんと彼のパートナー、フサさん(日本人女性の名前みたいに聞こえるけれど、アルゼンチン生まれ育ちのドイツ人二世。フサは三十二分音符のこと)も最初の5日間ジョインと賑やかになりそう。

休暇前は仕事が立て込んでいた上外食続きだったペーさん、荷造りが手付かず。
朝から準備してお昼過ぎには二人のパッキング完成。
重さもエスセスなしですむようにでき上がった。
タクシーを呼んで途中息子君のアパートに寄って彼をピックアップ。
全てスムーズに無事バルセロナに到着。
去年はまだ工事中だった空港の拡張が完成したみたいで、全てが新しく広い!!!
ショップのテナントも色んなところがはいっていて、私はお上りさんみたいにきょろきょろ。
レンタカーの手続きも問題なくいざカプ・ロッジへと高速道路を南へ。
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お義兄さん達はお義母さんが住んでる町から直接Reus:レウス(バルセロナよりもずっとカプ・ロッジに近い小さな地方の空港)に飛んでいて、家をレンタルした不動産屋の事務所の前で待ち合わせた。

時刻は既に夜の9時半。
取りあえず荷物を下ろして早速夕食に出かける。
お店はカプ・ロッジが属するアンポジャの町の中心を通り過ぎたちょっと外れにあって、3年前に来た時に偶然入ったんだけど、美味しくて気に入ったレストラン
スペイン語ではレストランだけど日本語の感覚だと定食屋というか大衆食堂的な、質素だけれど地元の人に人気って感じのお店。
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ここで私が食べたいものは決まっている。
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まずはグリーンサラダ。
レタスがコゴジョ(小振りのロメインレタス)じゃなくて普通のレタスだったのがちょっと残念だったけど、しっかり新鮮な生野菜が食べられた。
そしてメインに食べたかったのが生牡蠣。
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この辺りは牡蠣の養殖が盛んで、こんな立派んで新鮮な生牡蠣がすっごくリーズナブルにいただける。
去年このレストランで勧めてもらってすっごく美味しかったルエダ(スペインのワイン産地名)のベルデホ(白ワインの葡萄種の名前)と一緒に。
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う〜〜〜ん、幸せ!!!

ペーさんと息子君は前菜にムール貝のワイン蒸しをシェア。
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ここのムール貝もぷりっぷりで最高に美味しい。
山盛りのムール貝、やや小振りだけど、その方がいわゆる養殖じゃなく天然物なのでより美味しい。

そしてメインは魚介類のパエリャを4人前。
クルマエビやシャコ、ムール貝、アサリなんかもたっぷり入ってるけど・・・
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大振りの牡蠣を6つも食べてる私はご飯だけを少しいただく。
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でも魚介の味をしっかり吸っていてややお焦げになっていて美味この上ない。
ペーさんも「本当に休暇を実感し始めた・・・。」と。

屋根付きの半テラスの席で、気温は22、3度ってところかな、最高に心地よいし。
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すすきの穂がさわさわ揺れてる。

もちろんみんなデザートを注文したけど、私以外はみんなクレマ・カタラナ(クレム・ブリュレに似たカタルーニャ地方の伝統スイーツ)。
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私のはキャラメルアイスクリーム。
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クレマ・カタラナの様に店の自家製じゃなくてネスレの商品だけど、これ結構気に入っている私。

夢にまでみた生牡蠣だったけど、この休暇中にもう一回ぐらいは食べたいな〜。
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by sandonomeshi | 2013-09-03 21:50 | 外メシ ausser Haus
2013年 09月 02日

日本からのお友達とのスペシャル・ディナー speziales Abendessen mit Freunden aus Japan

8月30日(金)

以前ベルリンに住んでらっしゃったぴのこさんとおさむさんご夫婦が休暇でベルリンにいらっしゃるというので、夕飯をご一緒できる時間を作っていただいた。
お店はお任せいただけるとのことでぺーさんがすごく気に入った、私の誕生日に行ったところにしようと。
テニス・クラブハウスのレストラン。
行ってみると近々テニスの大会があるらしく案内板が設置されや受付のテントが張ってあったり。
私の誕生日の時はランチだったので、陽の光がいっぱいでカジュアルな格好のお客さんがほとんどでラフな感じのお店のイメージだったけど、やっぱり夜はゴー・ミヨのコック帽3つ、17ポイントのお店らしくエレガント。
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夜はア・ラ・カルトと選べるコースメニューがあるけど、色々試したい私達はみんな4コースメニューにお任せワインコース(それぞれの料理にあったワインをグラスで出してしてくれる)にすることに。
運転手のペーさんは申し訳ないけどグラスワイン1杯だけ(ドイツはビールやワイン1杯までは飲酒運転セーフ)。

黒パンにクリームチーズをのっけたアミューズには・・・
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ヴュルテンベルク(南独のワイン産地名)のロゼのゼクト(ドイツ産のスパークリングワイン)。
スペインでタパス用にポピュラーな素焼きの小皿をひっくり返したのを下げて次にサーブされたのはパンとバターとクリームチーズのディップ。
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このお店ではコース料理をたのむと料理、デザートでそれぞれ1品ずつとシリンダー入りのスープ3種、それと最後に自家製焼き菓子がサービスされる。
これがそれ。
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マスタードのアイスとビート芋。
マスタードのアイスはほんのり風味があるくらいですごく滑らかで味もマイルド。
ビート芋はハーブビネガーでマリネしてある。

そしてスープ3種。
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左からグリーンピースのスープにキャラメリゼされたメロンが添えてある。真ん中がアーティチョークのコンソメ、右が茄子のクリームスープ。

このタイミングで最初の白ワイン。
ラ・マンチャ(スペインのワイン産地名)のキュベ(マカベオ、サービニョン・ブラン、ベルデホ)、Vidal del Saz:ビダル・デル・サス。
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ラ・マンチャでベルデホって珍しいなと思ったけど家に帰ってから調べてみたらこのセラー、100%ベルデホのワインもラ・マンチャのDO(スペインワインの原産地呼称制度)で生産しているみたい。

私のコース最初の料理、USビーフのターフェル・シュピッツ(牛肉を香味野菜やスパイス等と一緒に茹でたものをスライスして出す南独やオーストリアの名物料理)。
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時々ベルリンでも見かける豪快なターフェル・シュピッツからは想像もつかない繊細な一皿。
お肉はとろけるように柔らかく、旨味がぎゅっと詰まってる。
ソースのグリーンは多分サラダとして添えてあるスイスチャードだと思うけど、味はマイルドなホースラディッシュ。
白いロールしてあるのは大根。

ペーさんは孔子の脳とブラッドソーセージ。
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コールラビ(ドイツではプピュラーなキャベツと蕪の合の子のような野菜)とサクラのスプラウト(メニューにそうあったけど何のことかよく分からず)が添えてある。臭みは全くなく、こういう内蔵系が好きな人にはたまらない美味しさ。

ぴのこさん達はタコのカルパッチョみたいなの。
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これもタコが柔らかくて美味しかったらしい。

2皿目。
ペーさんはイベリコ豚のうなじ肉のグリル リゾット添え。
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さすがイベリコ豚、脂身の旨味がたまらない。
で、リゾットがかわいい!

私は茹でロブスター カレー風味のソース。
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マンゴーやアボガドやバスマティライスが添えてある。
ワインはフランケン(ドイツのワイン産地名)のケラーにこのレストランの名前で作ってもらってるヴァイスブルグンダー(ピノ・ブランのドイツ語)。

ペーさんのメインはアントルコート。
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きれいにレアーに焼き上げられたアントルコートが2枚。

私はラム。
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フィレ肉だとは思うけど、こんな繊細な味で柔らかいラムって始めていただいたかも・・・!
ワインが又トスカーナのキュベIl Bruciato:イル・ブルチャート。
ラム肉とお互いの味を引き立て合ってる。

デザートのサービスはカモミールの泡。
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グラスがIKEAグラスみたいで微笑ましい。

デザートには私はメトレ(給仕長)が選ぶチーズのワゴンサービスを、
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ペーさんはラム風味のババロア。
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添えられているものとしてブルーベリーとミントとJuzuと書いてあるのを私が見つけて「これって柚子のことじゃない?」と柚子の風味が大好きなペーさんに勧めた。
Juzu(ドイツ語ではユスと発音するけど・・・)はアイスクリームに仕立ててあって、ちゃんと柚子の風味がして美味しい。
どこから手に入れてるんだろ?
メトレは「まずはくせのあまりないソフトチーズを・・・。」とか「白カビはお好きですか?」「少しハードなのも如何ですか?」など話しかけながら5種類のチーズを選んでくれた。
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そしてコーヒー。
私のエスプレッソ。
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おさむさんは寒気がするとおしゃってたけど、ちょっと面白いソーサー。
カップの位置が真ん中じゃないのも粋。
3種のスープと同じシリンダーセットに泡立てたミルク、超薄サブレ、カカオクリームが付いてきた。

そして焼き菓子のアソート。
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これ二人分だけど日本ならこのサービスで付いてくる焼き菓子のアソートだけでもしっかりデザートになるよね。

前回はなかった目新しいサービスに味。
私達はもとよりぴのこさん&おさむさん達にも喜んでいただけたし、ゆっくりとお互いの近況も話せたし、大満足でお店を出る。
ベルリンの住人でも今日はちょっと涼しいかな・・・という気温。
日本から着いたばかりのお二人は「寒い!」
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by sandonomeshi | 2013-09-02 21:17 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 31日

新しいお店開拓 Entdeckung des eines neuen Restaurants

8月28日(水)

休暇に出かける前にたんたんさんとランチでもというのに提案したお店。
2週間ほど前に散歩してて見つけた大きく枝をはった木が木陰をつくっているテラス席が素敵なイタリアン。
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召し上がってたピッツァも美味しそうだったし・・・。

レストランやちょっと個性的なショップが並ぶベルリンでも人気の通りBergmann Straße:ベルグマン通りから一本はずれたところで、地下鉄の駅からも近くて便利。
無事ベビーカーと一緒に座れるテラス席を確保して飲み物をたのむ。
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私のフレッシュミントティー。
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まるで私がよくやる、一把買ってきたミントをすぐに消費できない時、グラスを花瓶代わりにしてさして置くみたいなミントティー。

食事はたんたんさんと相談してサラダとパスタかピッツァを一つずつたのんで両方をシャアして前菜とメインにすることに。

私が選んだサラダはグリル夏野菜のグリーンサラダ、
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たんたんさんが選んだメインはタリアテッレ フレッシュ&ドライトマトのソース 魚のグリル添え。
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予想した通りどちらもすごい量だけど、美味しそう!
取り皿をいただいて分け分けしていただく。
チェロの音色が聞こえると思ったら、ストリートミュージシャンがいつの間にか・・・。
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ランチタイムにって珍しいけど、なんか優雅な気分になれてラッキー!

おしゃべりをしていて結構居座ってたのでエスプレッソをたのむ。
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あらっ、ここはコーヒーにお冷やが付いてくる!これ憶えとかないと・・・。

トイレに行く途中他のお客さんのテーブルを横目でチェック。
相当でっかいけどやっぱりピッツァが美味しそう。
メニューもチェックしたら、ブレックファーストのメニューが充実してて夕方4時までたのめる。(少なくともベルリンではブレックファーストメニューを2時、3時頃まで注文できるというのは一般的。でも4時までってのはあんまりないかも・・・)
パンにハムやチーズというのが大好きなドイツ人は1日3食朝食のようなメニューでもOKって感じだし・・・。
テラスも気持ちいいし、ベルグマン通りのウインドーショッピングも兼ねて土曜日とかのブランチに使えそう。
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by sandonomeshi | 2013-08-31 06:21 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 23日

ブランチもヴィーガンで? Ist Brunch auch Vegan?

8月18日(日)

朝、ベランダに出ると、ペーさんに誕生日にもらった鉢植えのハイビスカスが花を咲かせてた。
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もらった時は4つ5つ一斉に咲いていたけど、それ以来1輪ずつほぼ途切れず大輪で裂いている。
そのとなりの鉢植え「牛の心臓」という名前の品種のトマトが真っ赤に色づいてきている。
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もう食べられそうだけど、もう数日我慢して完熟状態でいただこうっと。

今日はKuronekomusumeさん達とブランチ。
ヴィーガンのお店を探していてたどり着いたのが完全なヴィーガンという訳ではないけれどアーユルヴェーダ的なお料理を出しているインド料理店。
バイキングスタイルのブランチをやっているというので目先も変わって良いかもってことで。
でもお店の名前が日本人にはちょっとショッキングでSatyam:サティアン。
サンスクリット語で「真理」という意味らしいけど、日本人には彼の宗教団体の施設の呼び名で定着してるものね。

12時に現地待ち合わせ。
薄曇りのあんまりぱっとしないお天気。
テラスの素敵そうなお店っていう手もあったんだけど、この天気ならそこにしなくて良かった。
サティアンの店内は照明がやや暗くてインドムードムンムン。
ア・ラ・カルトもOKらしいけど私達は4人ともブランチ・バイキングを。
飲み物もみんなで12種類のハーブをミックスしてあるというアーユルヴェーダ・ティーというのをポットでたのむ。

バイキングスペースはそれほど広くはないけれど、パン類につけて食べられるディップは5、6種類、暖かいカレーのような料理が3種類、あとサラダとデザートもありライスもヒマラヤバスマティと短粒種(日本のお米のように丸みのある粒のお米)の玄米の2種類。
私はホット(辛い)だと注意書きあった青唐辛子のディップ以外は全部一通り試してみたけど、チャパーティ、ブーリー(揚げたてをテーブルにサーブしてくれた)の2種類のパンもあってかなりお腹いっぱい。
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お料理は概ねどれも美味しくて、お肉は全くなくてベジタリアンなんだけど、その中でもヴィーガンのものはそう表示されている。
私の一番のお気に入りはほうれん草とジャガイモのカレー。
辛味はどれも平均マイルドだけど、スパイスはしっかりきいていて味が深い。
あとココナッツクリームベースの豆腐のカレーもあったけど、インドで豆腐はないよね。きっとベジタリアンやヴィーガンの人の間で流行ってるからだろうね。
アーユルヴェーダも以前から興味あるんだけど、まだちゃんと解ってない。
本でも買ってちょっと勉強しようかな〜。

みんな満足して店を出たら、「すぐ近くにもう2軒ヴィーガン料理を出しているお店があるんだけど、ちょっと観にいってみない?」と提案。
車はそこに停めたまま食後のお散歩がてらぶらぶら。
でも住所をきちんとメモって来なかったせいで、1軒は見逃したみたいでわからず終い。
もう一軒はテラスもあるお店だったんだけど、日曜定休でテーブルや椅子も積み上げてあって何か殺風景。
ここはヴィーガンで繊細な高級料理を出しているとのこと。
是非一度試してみたい!
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by sandonomeshi | 2013-08-23 02:16 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 21日

ベルリンで日本茶カフェ japanischer Tee Café in Berlin

8月17日(土)

Kuronekomusumeさんがまたベルリンにいらしてる。
なら一緒にお茶でもってことで、以前たんたんさんに教えてもらってずっと気になってた日本人の方が始められたカフェへ。
ベルリン・ミッテ(地区の名前)の良い場所にあるこじんまりとしたカフェ。インテリアは手作り感満載で、でも細かいところにお店への愛情とセンスが見える。
Kuronekomusumeさんは食事制限してるから食べられるものがないかもしれないとお茶だけしようってことだったけど、私達は午前中の買い物の流れでランチもそこでいただくことに。

待ち合わせの時間より早めに行って、私はベジタリアン弁当をたのむ。
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ペーさんはしっかり朝食べてたのであんまりお腹空いてないと単品で餃子だけ。
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私のベジ弁当に入ってるのは野菜餃子ってあったけど、ぺーさんの単品の方は挽肉入りかな〜と思いきややっぱりベジだった。
私達の好みからすると手作りだろう皮がちょっと厚くてもちもちし過ぎ、水餃子なら良いけど焼き餃子はぱりっとしてた方がいいかな〜って感じ。
あと私のお弁当のほうれん草の胡麻和えがちょっと甘過ぎたかな。
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サラダのドレッシングは和風な味で美味しかったけど。

飲みのもは京番茶。
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しっかり詰まった型押しご飯で結構お腹いっぱいになる。
私達が食べ終わる頃やってきたKuronekomusumeさんとその彼氏。
彼女も食べられるものがあると分かると単品でサラダ2種とご飯とお味噌汁をたのんでお二人でシェアしてらっしゃった。
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私はお弁当だったので分からなかったけど、ここ器もなかなか粋なものを揃えてらっしゃる。
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でもお味噌汁を陶器の器は日本人には勝手が悪い。
こちらの人はスプーンで召し上がるから置いたままで良いけれど、日本人は持ち上げたくなるからね〜。

Kuronekomusumeさんがたのんだジンジャーティーに付いてきたマドラー代わりのこれ・・・
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かわいくて粋!

お値段はお手頃だし、普通の日本のごはんって感じで、日本人の方ともほっこりできていいし、それ以外の方とも日本の食を紹介するのにいいお店。
お弁当は週変わりみたいだし、またお友達とか誘って来よう!
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by sandonomeshi | 2013-08-21 22:32 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 04日

ノイハウゼンへの週末旅行5〜博物館めぐり Wochenende-Reise nach Neuhausen5 ~ Museen

7月28日(日)

ホテルをチェックアウトして向かったのがこの村のくるみ割り人形博物館。
なんでもヨーロッパでは最初のくるみ割り人形博物館で、世界一たくさんの種類の胡桃割りを展示しているというのでギネスブックにも掲載されているらしい。
入り口にはこんなでっかいくるみ割り人形が・・・
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正直言ってこの地方のシンボルでもあるこの兵隊さんとかのくるみ割り人形には全く興味のない私達。
でも入場券がホテルのパッケージに含まれていたのと、もしかしたら何か面白い珍しい仕組みの胡桃わりとかもあるかも・・・という期待できてみた。
でも6000ものくるみ割りの内ほとんどがこの種の兵隊さん人形あるいはそのアレンジ版でちょっとつまらない。
この巨大版はそうでもないけど、リスの形のくるみ割りはうちの庭に住んでいるリスを彷彿させてくれて可愛げあるし、リスがくるみを割ってくれるというのもいい。
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レプリカみたいなのが売ってれば買いたいくらい。
あとペンチのような形でモダンなデザインのもいくつかあったけど、どれもデパートとかで見たことがある物ばかりでありがた味がない。

裏手の方から建物を出ると元椅子製作工場跡博物館というのが併設されている。
まだあまり機械化されていなかった時代の椅子工場を再現していて、ドイツのことだから腕のいい職人さんがこだわりの座り心地の良い丈夫な椅子を作ってらっしゃったんだろうな〜とか思いながら見て回る。
面白かったのはその当時の家具等を含めた部屋の様子を再現展示してあったこと。
例えばこれは1930年代のキッチン、
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こっちは1960年代(東ドイツ時代)のリビングルーム等々。
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生活感でてるね〜。

椅子製作工場博物館を出たら更に先にDie weltgroßte Musikdose(世界一大きいオルゴール)と名を打った人形仕掛けの大型オルゴールが。
毎正時に演奏されるというからちょっと待ってみることに。
扉が開いて人形が踊り出すんだろうか?とか楽しみにしながらもあんまり期待しない方が良いと思う気持ちも・・・。
少なくとも”くるみ割り人形”の音楽は聴けるし・・・ぐらいで待つ。
結局正時から7分ぐらい遅れて始まった。
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こういうとこも「ドイツって実は・・・」な典型だよね。
始まってみたら扉は開いたけど中でぐるぐる回っているだけ。


一応くるみ割り人形になっているキャラクターはバレエに出てくるキャラクターと一致してる。
マーシャ(ドイツではマリア、英語圏やそれ家今日を受けている国々ではクララということになっている)はちゃんとくるみ割り人形を持ってて演出が細かくてかわいい。
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あのリスの形をしたくるみ割りがないかミュージアム・ショップも覗いてみたけど・・・何もぱっとしたものもない。
この地方の手工芸品となっているレース編みも売ってたけど、外ではおばさんが木陰で編んでる。
これはちょっとすごい!
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こんな風に下絵にそって編んでいくんだ!

この後同じくノイハウゼン、しかも泊まってたお城のすぐ側にあるガラス博物館で吹きガラスの実演を見学できるというのでそっちへ。
週末は午後1時から開館で、少し早めについた私達は駐車場券お庭になっているところの木陰のベンチで待つ。
ガラス工芸の職人さんらしきおじさんがやってきて「すぐに始めるからね。」と声を掛けてくださった。
入り口のとが開かれて中に入ると「実演の前に展示物をゆっくりご覧になってください。」と言われ、オーブン直前にいらした4、5人の人達も一緒に2階の展示室に上がる。
色ガラスの材料となる貴石やミネラル類も説明と一緒に展示されている。
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ガラスビーズも盛んに生産されてたらしく、それをもとにアクセサリー類やクリスマスツリーのお飾り等を作るのもここエルツ山地地方とボヘミア地方で盛んだったとのこと。
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こうやって木枠で型をとる技法でも吹いて中の空洞部分を作るらしい。
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2階の展示室から降りてきたら椅子を並べて実演の見学室に案内された。
吹きガラスといえば私はまたでっかい溶解炉の側で筒の先に付けた溶融したガラスに空気を吹き込んでコップ等を作る気泡かと思い込んでたら、机のような作業台の前に座ってバーナーを使って試験管みたいなガラス管から加工していく技法だった。
  

まずは”ボトルの悪魔君”というのを作りながら説明。
この悪魔君をミネラルウォーターのペットボトルみたいのに水と一緒に入れると・・・。
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という子供も大人も喜ぶちょっとしたマジックみたいなことも見せてくれた。
次は何ができるのかな〜?
動画が長くなり過ぎるのでカットしたけど、作業台の前の方に2つ並んでる長い脚の付いたミニ水差しみたいなの。
このくびれやふくらみ、取手、台の部分などを試験管の状態から、バーナーでガラスを熱し、吹き、引き延ばししながら形成していく。
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1mm以下の微作業の手の感覚とそれを見分ける目がすごい。
作業台の横にはこの職人さんの作品が展示されている。
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私はさっきの”ボトルの悪魔君”を自分にとお友達へのプレゼントに、あとテーブルで活躍してくれるちょっと珍しい物も購入。
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悪魔君を支えている私の指先との比較で、度どのくらい細か細工が施されているのか分かってもらえるかな?
テーブルの上で活躍するのは、追々実際使う時に紹介できると思う。

因にこの博物館、ドイツ語ではMuseum:ムゼウムとってミュージアムのことだから日本語にすると博物館なんだけど、博物館と呼ぶにはあまりにもこじんまりしている。
でも展示物のガラス製品とこの実演を見れるなら(不定期にやっているみたい)価値は高い。
しかも入場料たったの2ユーロ(約260円)!
この実演が見られて、このお土産買えただけでもノイハウゼンに来た甲斐あった!って感じ。

まぁ色々あったけど、なんだかドイツの地方の人達の生活と歴史が垣間みれて、食事もおいしかったし、多少暑かった嫌いはあってもそこはドイツのこと、このくらいでぐずぐず言うほどでもないし、楽しい有意義な週末旅行だった。
ってことで一路ベルリンへ。

途中アウトバーンにのるまでの通りで、何カ所かドネルケバブのお店を見かけた。
ペーさんが「この辺のケバブの味を試してみるっていうのも良いかも・・・。」と提案。
「うん、悪くない。」ってことで「次見かけたら止まってね。」と言ってから見つからない。
そういうもんだよね・・・。

ということでお腹をすかしたままベルリンが近づいてきた。
「家で何かできる?」とペーさん。
「パスタでペペロンチーノぐらいなら・・・。」と私。
「それも悪くないけど・・・。そうだ!こないだから久しぶりに行ってみたいと思ってたんだけど、ほら植物園の近くのビアガーデンみたいなとこ・・・。」とペーさん。
「うん、良いね。あそこ、まぁまぁ美味しいし・・・。」ってことで、家には寄らずそのレストランに直行することに。
基本ドイツ料理のレストランでバーもあるからビールを飲み来る人も多いみたいだし、並木道が交わる角地の庭はテラス席になっていて結構広いからこの界隈では夏場人気のお店。
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たまに通りかかるとお天気のいい日はいつもテラス席いっぱい。
でもまだこの時間(6時頃)ちょっと暑い。
・・・ので、まずはビールを。
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ペーさんは車があるのでノンアルコールを、私はダークビールを。
ペーさんは一緒に持って来てくれたパンにすぐ飛びつく。
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相当お腹空いてたみたい。
確かに、向うでは日曜日でどこもかしこも閉まっててお昼食べてないものね。
暑いので二人とも冷たい料理の方が良いかなと、ペーさんは茹で豚のゼリー寄せ・・・
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私がマチェス(塩漬け若ニシン)を。
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どちらもジャーマンポテト添え。
マチェスは往々にして塩辛過ぎたりするんだけど、ここのはほどほど。
お美味しくいただきました。
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by sandonomeshi | 2013-08-04 03:16 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 03日

ノイハウゼンへの週末旅行4〜まさかの火災訓練 WE-Reise nach Neuhausen4 ~ Brandschutzeigenschaften

7月28日(日)

昨夜5コースディナーをいただいて散歩して部屋に戻りベッドに入ったのが11時半頃。
で、サイレンの音でびっくりして目を覚ましたのが夜中の1時前。
私達の寝室の天井で火災報知器のようなサイレンが鳴っている。
「何事?」とペーさんに聞きながらも、寝る前に天井窓を開けっ放しにしておいたせいでサイレンが鳴っているんだと思い込んでいたので、ペーさんが窓を閉めてくれるだろう、そしたらサイレンは泊まるだろう・・・と軽く考えていた。
そしたらペーさん一旦リビングに行って戻ってきたかと思うとタオルを手に戻ってきてまたベッドに腰掛けてナイトテーブルを拭いている。
コップの水をこぼしたみたい。
全く慌てる様子もなく、窓を閉める様子もなくまたリビングに行って戻ってきたら「サンド、早く着替えろ!外に出ないと!」といきなりせかす。
私は半分寝ぼけた状態で「何よ急に、自分ものんびりナイトテーブル拭いたりしてたくせに・・・。」とか思いながらパジャマからTシャツとカプリパンツに着替える。
その間ペーさんはセイフティーボックスに保管してあった財布や携帯等を取り出し、「貴重品だけ持って出るぞ!。」ともう部屋を出ようとしてる。
私は何を持って出るべきか全く頭が働かず、ナイトテーブルに置いてあった腕時計(特に高価なものでもないけれどとても気に入っている)だけ持って出る。
私達の部屋は3階(日本式の4階)だったけど当然階段で下まで降りて中庭に出る。
そこには既に数名の宿泊客らしき人達がバスローブ状態とかで集まっていて、「誤報?」とか話しているのが聞こえてくる。
サイレンは私達の部屋の物だけでなく他の方向でも鳴ってるけど、建物を見渡しても炎どころか煙すら見当たらないし、物の焼ける臭いもない。
ぐっすり眠っていたところを起こされて機嫌の悪い私は「一体何事?」とぶつぶつ。
ペーさんも「相当ホテル住まいしてるけど、予告されていた火災訓練以外こんな事初めて!」と。
村の消防団も出動してきたみたいでそれらしき人が「後光であることが確認できました。お部屋に戻っていただいても大丈夫です。」と。
「一体どうゆうこと?どうしてホテル側から説明とかお詫びの言葉とかない訳!?」とかぶつぶつ言いながら部屋に戻る。
でも私の良いところはまたすぐにコテンと寝られること。
ぺーさんは色々考えてしまってしばらく眠れなかったとか。

そんなことがあった夜が開けて朝食。
ホテルの朝食はバイキング式でガイド付きの城内見学でも説明があった大広間で。
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バイキングの内容は悪くないけど4つ星のホテルだと思うとちょっとしょぼいかな〜。
ドイツではペンションみたいなところに泊まってもこのくらいのバイキングは出してるし・・・。
特に残念だったのは野菜が胡瓜とトマトしかなかったこと。
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あとパンが昨日のパンぽくてあんまり美味しくなかったのも大きな原点かな・・・。
品数としてはハム類、チーズ類、果物、魚の薫製類、ジャム、ハーブティー等かなり揃ってはいるけど。
でも窓がたくさんあって眺めがいいのが気持ちいい。
昨日は全ての窓が閉まっていて鍵がかけられていたのでちょっと閉口してたけど、今日はいくつかの窓が開け放たれてて、朝の澄んでひんやりした空気が入ってきてなんとも気持ちいい。
そんな窓際に席をとって・・・
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昨夜の出来事を話す。

あの時は夜中に起こされて憤慨してたけど、ある意味リアルな火災訓練をさせてもらって、よかったかな・・・と。
実は私iPadを持って行ってたのに、それを部屋に置いたままだったし、財布(クレジットカードや免許証、保険証等も入っている)はセイフティーボックスに入れてたからペーさんが持って出てくれたけど、携帯とカメラは私のバックに入っていたのでそれも置いたままだった。
今後何があるか分からないからホテルに泊まったりする時は貴重品をまとめておいてすぐに持って出られるようにしておかないとという教訓を得た。
ペーさんも、「おどろいて起き上がった時にコップが倒れて本の上に水がこぼれたのでパニクってしまって、それを拭きとらないと・・・というのが先に立って状況を冷静に判断できてなかったけど、本当の火事だったらあんな悠長なことしてたら煙に巻かれてかも・・・。」と。
「でも本当の火事だったら、ホテル側が館内放送とか何らかの手段で宿泊客を安全に誘導するべきじゃないの。この古城ホテルにそんな設備があるかどうか分からないけど・・・。でもこの規模の施設だとどこが火元かで非難路が変わってくるだろうし・・・。」と私。
ホテル勤めをしていた私的には「お客様の安全を第一に。」という思いが強い。
でも「自分の安全は自分で守る」というもの大切だし、今後ホテルに宿泊する時は避難経路をきちんとチェックし、貴重品はまとめておくようにしよう!

そんな話の後、今日の予定について。まずはお庭の散歩。
朝食会場から見える手入れされた花壇のお庭だけじゃなくて敷地内には池もあって自然の森みたいになってるところもある。
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朝の空気がひんやりしているうちにそこを散歩しようってことに。
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小これが池に浮かんだ小島とそこに架かっている橋。
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島に渡って左手側に池は広がっていて・・・
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右手側には小川が流れ込んでるみたいで、その狭くなったところにもう一つ木造の橋が架かっているけど、それはかなり朽ちていて危険ならしく通行止になっているのを一昨日見た。
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今度は小島側から橋を見たところ。
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こんもり丘のようになっている高みの左側にお城がある。
池をぐるっと一回り。
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正面の建物は城壁の外の民家。
そしてお城本丸(?)の中庭に戻り、この塔はもともと礼拝堂として建てられ今は結婚式をこのお城で挙げたカップルが泊まるウエディング・スイートとして使われている特別室らしい。
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今日も暑くなりそう・・・。

チェックアウト時にホテルからはなにも話がなかったので「昨夜の騒ぎは一体何が原因だったのですか?」と聴くと「とあるお客様が虫除けのスプレーを火災感知機に向けて吹き付けたのに反応したせいです。」とのこと。
真夜中に消防団まで駆けつけた誤報の原因が虫除けスプレー!
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by sandonomeshi | 2013-08-03 14:50 | 外メシ ausser Haus
2013年 08月 02日

ノイハウゼンへの週末旅行3〜お城の歴史 Wochenende-Reise nach Neuhausen3 ~ Geschichte des Schloßes

7月28日(日)

エルツ山地地方を回って思いがけず興味深いことに出会って、なんだか旅の満足感ぐ〜んとアップ。
今度はこれもパッケージに込みになっている、私達が泊まっているプルシェンシュタイン城内巡り。
4時にメインダイニング、レミーゼに集合。
私達の他に5人が集まった。

ガイドのおじさんは最初に「私はこのホテルの従業員ではありません。一介の郷土歴史家で特にこのお城の変遷については色々研究してきた者です。」とことわりを。
そしてレストランのテラスに座って誰がお城を建てたのかから、どういう変遷を遂げて今ホテルになったのかまでをかいつまんで説明してくれた。
今はレストランになっているレミーゼ(離れ、倉庫の意味)に増築された部分のギャラリー(下の階と天井を共有する中二階のような部分)。
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見えにくいけど今でも壁側は全体が書棚になっていて、もともとライブラリーとして建てられたそう。

昨日レストランでトイレに行った時、「なんだろう?」と思っていた廊下のアーチ。
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方向的にお城の方だったからお城の地下に続くトンネル?と思ってたけど・・・。
今は土の下になっているけど元々はお堀だったところ。
そのお堀に架けられていた石橋のアーチの部分だそう。
二重アーチだったもう一つの方はいまでもまだ上半分は地上に出ている。
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で、このトンネルをくぐってすぐ右手にあるトイレの先は扉があってどうなってるのか昨日は分からなかったんだけど、ガイドのおじさんが開けてくれると、左に思いっきりカーブしててその先には工事のための足場を組んだ地下倉庫のような空間。
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以前この先の地上にはビールの醸造所があってこの地下部分にはビール樽が置かれていたらしい。

ここは氷室だったところ。
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池の氷をこのトンネルを通ってこの氷室まで運んだんだそう。
今はビール樽倉庫とともにフィットネス、ウェルネス施設にするための工事中らしい。

地上に出てそのまま城の本丸(?)部分に入る。
案内されたのはGeorg von Schõneberg:ゲオルグ・フォン・シェーネベルグ(長きに渡り鰶の城主だったシェーネベルグ家の最後の人物の名)の名をいただいたスイート。
寝室とリビング部分をつなぐ扉は立派な石のアーチがついている。
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これは今のリビング部分は遅れて増築された部分で、当初は屋外の回廊に出る扉だったらしい。
確かに寝室とリビングの間の壁は50cmほども厚さがあって外壁だったことが伺われる。
リビングにはりっぱなタイル張り暖炉が。
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このタイルってマイセンだったりするんだろうか・・・。
ガイドのおじさんに聞けば良かった。

この部分の階段はオリジナルのまま残っているとか。
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一段一段厚い一枚板だ。

朝食会場でもある大広間をバルコニーから眺めさせてもらう。
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このバルコニー部分に置いてあったテーブルの上に古い写真などの資料を広げて説明してくださり、1時間余りの場内ツアー終了。
ガイドのおじさんはこの地方の訛らしく私には非常に聞き取りにくく、しかもドイツ語の機微までまだ分からないけど、ペーさん曰く「話し方や話してる内容から、ガイドのおじさんのこの城に対する深い愛情を感じた。」と。
戦後東ドイツ政府の下「子供の家」(養護施設、教育的施設などをかねていた)として使われていたのが1989年に大火事があって城の大部分が焼失してしまい、その後すぐベルリンの壁が崩壊したため朽ちるままになっていたのを、村の人達の復興を願う活動もあってオランダの実業家がオーナーとなりホテルとして蘇ったらしい。
彼の口ぶりではそのオランダ人は彼らの救世主的存在みたいだったよう。
でも考えてみれば大都市から離れた国境の町で、木工工芸の中小企業と冬の観光資源(といってもそれほど大規模なスキー場があるわけでもなく)だけの過疎の村に、その村の歴史を見守ってきたお城が修復改装されシンボル的な古城ホテルとして生まれ変わったとこをどれだけ村の人達が喜んだろうかは想像に難くない。

そんなお城の歴史に触れて感慨深〜い思いでレミーゼでの夕食。
今日はパッケージに込みになっている5コースディナー。
昨夜ア・ラ・カルトとセットメニューをいただいて美味しかったから、期待で胸いっぱい!
昨夜、写真を撮るのに照明の当たり具合がいい席に目を付けて、その席を指定して予約しておいたのに、既にそこには別のカップルが座ってらっしゃる。
なんでも私達よりも前に予約されてたらしい。
ちょっと残念だけど、まだ全然外は明るいし、テラス側の掃き出し窓際も悪くない。
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「5コース キャンドルライト・ディナー献立表」に目を通し、飲み物を決める。
ディナーにはワインがボトル1本付きなんだけど、ペーさんは白が好き、私はロゼも飲みたいのでボトル1本の代わりにグラスワイン4杯に代えてもらえないかお願い。
「大丈夫ですよ、ただし4杯じゃなくて3杯までです。」とOKしてもらったのでまずはペーさんはチリのサービニョン・ブランを、私は他ではあまり見かけない地元ザクセンの白があったのでそれを。

アミューズはパエリャ。
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ほう、アミューズにパエリャときたか!
お米はしっかり魚介や野菜の味を吸ってて美味しいし、細か目に刻んだ野菜や鶏肉、むきエビなんかもところどころにあるし。
冷めてても悪くはないけど、できれば一手間かけて温かくして出してくれたらもっと美味しいだろうに・・・。

1品目、ビート芋のくるみビネガーマリネ クリームチーズ添え。
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ビート芋はちょっと甘味が強かった気がするけど、ルコラとスプラウトのサラダがのっかてるとこや、くるみビネガーのドレッシングがすごく美味しかった。
これってベジタリアン向けのフェイクカルパッチョになりそう。

2品目はまたもやスペイン代表のガスパチョ ハーブクルトン浮かし。
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最近ドイツでもタパスの流れでスペイン料理が流行っててガスパチョも市民権を得てきていて、その分それはもうガスパチョじゃないでしょ!ってくらいアレンジされてしまってるレシピもあちこちで見るけど、ここのは正統派ガスパチョ。
唯一私的にはガスパチョにハーブのクルトンは似合わない。
どちらかというと無骨な揚げパンみたいのが良いと思うんだけど、それじゃこのレストランでは「品がない」ってことになるだろうしね。

3皿目、かりっと焼いたザンダー(スズキに似た淡水魚) リンゴとポロ葱のキャラメリゼソテー添え サフランの泡ソース。
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昨日のマスもそうだったけどここのシェフ、魚の火入れの加減が素晴らしい!
料理の名前は「かりっと焼いた」となってるけど、べつにかりっとはなってないけどほろっとした身がしっとり焼き上がってて素晴らしい。
リンゴとポロ葱ってどうかな?と思ったけどリンゴはほんのり酸味が残ってるくらいで姿は見えず、時々ポロ葱とは違うな・・・という柔らかい食感で「あっ、今リンゴだった?」って感じ。

ここで次のお肉料理に向けてちょっと疑心暗鬼に”辛口”と表示されたロゼ・ダンジュをたのむ。
さすが5コース、ドイツにしては大変控え目なポーションでここまできたけど、メインのお肉はしっかりポーション、仔牛肉のじっくり煮込み クリームソース 季節の色とりどり野菜とマッシュポテト添え。
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これでもドイツでは控え目な方だけど・・・。
なんか昨日の私のメインと似たような料理だな〜と思いながら一口お肉を・・・。
ドイツ語でいう「バターのように柔らかい!」
ナイフがすーと入る。
昨日はお肉本来の味がしてなくてちょっと物足りなかったけど、今日のはちゃんとお肉を食べてる感ある。ソースもしつこくないし野菜もアルデンテに仕上げてある。

ところでロゼ・ダンジュ、表示通り甘くない。
どうして甘いって言われてるんだろ?

お料理の方は美味しかったけど次のデザートのことを思うと食べきれずお肉とマッシュポテトをペーさんに助けてもらう。
そして最後の料理、デザートはエルスターのタルト・タタン キャラメルソースと自家製ベリーシャーベット添え。
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エルスターというのはドイツでポピュラーなリンゴの品種名。
ゴールデンデリシャスとイングリット・マリーという品種をかけ合わせてオランダで改良されたらしい。
香りがよくジューシーで控え目な酸味が特徴。
それにしてもこのタタン、そんなにリンゴがお高かったの?と突っ込みたくなる。
生地はイタリアの薄焼きピッツァっぽくて面白い。
生地も薄いからリンゴとのバランスは悪くない。
シャーベットもけっこうねっとりしてて果肉たっぷり感高いけど、私的にはここはオーソドックスにバニラアイスとかの方が良かったかな〜。
今日も二人ともお腹パンパンで、「まだ明るいし昨日みたいにちょっと散歩してから部屋に戻ろうか・・・。」ってことに。

ならばとトイレに行っておこうと席を立った私、昨日気になってたコート掛けの写真を撮る。
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オーナーがオランダ人というので納得。
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もしかしてデルフト?

レストランを出たら今日はレストランの裏にある池の回りをてくてく。
そしたら奥へと庭がずっ〜と広がってる。
また別の池もあってそこには小さな島もあって橋が架かって渡れるようになってる。
明るいと言ってももう暮れかけ。
風景の写真を撮るには厳しい。
「明日もう一度朝の良い日射しの中を散歩したいね。」と、部屋に戻るとこれもまたパッケージに込みになっていたシャンパンがセットされてた。
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ニコラ・フィアットは良いけどグラスが違うだろ!と突っ込みながらもよーく冷えたシャンパン、残念だけど今はまだ水も入らないくらいお腹いっぱい。
ここで開けてしまってはもったいないから、これは持って買えることに。
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by sandonomeshi | 2013-08-02 00:29 | 外メシ ausser Haus