三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 02月 08日 ( 1 )


2013年 02月 08日

バード・ドベラーンでのバカンス:ヴァルネミュンデ Urlaub in Bad Doberan:Warnemünde

12月26日(水)

朝パンをお義母さんのところでいただいて、荷物をまとめたらいざ出発。
ベッドの数が足りないから近くにアパートホテルの1室をとって滞在しているお義兄さん家族はまだ数日のこっていてくれるとのことで、私達はバルト海近くの保養地Bad Doberan:バード・ドベラーンという街で1週間のバカンス。
お義母さんのところから200Km程。
この季節の北独にしては素晴らしいお天気。
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ドライブしてても気持ちいいには良いけれど、ちょっともったいない気分になるくらい。
しかもアウトバーンは永遠ま〜っすぐに続いていて両側はときどきなだらかな丘陵が見えるぐらいで平たい牧草地が広がっている。
アウトバーンを降りて田舎道に入ると、まわりにはケール(緑葉甘藍とも。濃い緑の縮れた葉を持つキャベツの一種。北独ではポピュラーな野菜)畑が広がっている。
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道路はきれいに舗装されていて、両側には自転車道も整備されている。

町に入ってすぐ鉄道駅があって、その横の踏切を渡ってすぐのところに予約しておいたホテルがあった。
こちらでVilla:ヴィラと呼ばれている屋敷タイプの建造物のホテルで、もともとそれなりのお金持ちの方が自宅として建てたものを改装してホテルに利用している。
そんなところだからお部屋も良い意味でホテルっぽくなく、知り合いのお宅に招待されたような感じ。
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この季節あんまり意味ないけどバルコニーというかテラスが付いていて、気候のいい時期なら気持ちいいだろうなって感じ。

1週間の滞在だから、着替えをワードローブに掛けたりしまったりと荷物の整理をしていると「ポー」と蒸気機関車の汽笛が聞こえてきた。
そう、この町、バード・ドベラーンは19世紀から2007年にサミットが行われたハイリゲンダムと共に保養地として栄えた町なのだけど蒸気機関車「Molli:モーリ」が現役で走っていることでも有名。
さっき横を通ったDB( ドイツ鉄道。日本のJRにあたる)の駅はその私鉄として営業されているモーリの駅にもなっているみたい。
私別に鉄道マニアでもなんでもないけれど、結構楽しみにしてたもんだから、カメラを持って外に出てみる。
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かなり長く客車を連ねていて車体はレトロ。
今日はこの後友達と落ち合う約束をしてるから乗れないけど、明日早速乗ってみたい!

・・・ということで、この近くの村出身のパウラがクリスマスを家族と過ごすため実家に戻っているっていうんで、こっちで会おう!と約束していた。
この辺の地理にに明るい彼女に全部任せたらWarnemünde:ヴァルネミュンデという場所を指定。
バード・ドベラーンから車で20分ぐらい。
ハンザ都市の一つの港町ロストックの一地区となっていて、ワルノウ河の河口という意味の名前が示すように、ワルノウ河口のデルタ地帯に広がった工場地帯と長い砂浜の海岸を有する地区。
街中に入ると駐車するのに困るとのパウラのアドバイスで街の外れのパーキングエリアに車を置いて待ち合わせの教会広場までは、何ともない元東ドイツの田舎町の一つって感じだったけど、「ちょっと街中を散歩してみようか・・・」というパウラの後について行くと・・・
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コペンハーゲンの街中の一角を思い出すような運河とその両側に並ぶショップやカフェ。
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運河沿いのプロムナードを河口に向かってぶらぶら。
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その先には新灯台が・・・
右手は運河で左手側には砂浜が広がっていて、そちら側にこの町のシンボルだという旧灯台がある。
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海岸沿いに夕陽を浴びて堂々とした建物はホテル・ネプトゥーン。
パウラ曰く壁があった時代には西側の多くの著名人が訪れた超有名ホテルらしい。
12月のバルト海の夕暮れ時。
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風邪も強いし寒いのに、結構な人出。
夏は芋洗いのごとく海水浴客が訪れるリゾート地らしい。
私達もしばし砂浜を散歩して今度は海岸沿いのプロムナードを運河の方に戻る。
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「身体をあっためるのにお茶しない?」という私の提案に「うん、この辺は観光客相手の新興チェーン店が多いから、ちょっと歩くけど露地を入ったところに昔からあるカフェがあるからそっちにしよう。」とパウラ。
すでにもう真っ暗な住宅街の一角に灯りがともっているカフェ。
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「空室有り」の看板がかかっていて、ペンションもやっているみたい。

ここで朝パンから何も食べてなかった私達、私はハーブティーと・・・
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フランクフルタークランツ(フrンクフルとの花輪という意味のケーキ)を、
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ペーさんはラムチェリーのパフェを。
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こちらではすごくポピュラーなフランクフルタークランツだけど初めてだった私。
なんか懐かしい素朴なケーキで美味しかった。
でもバタークリームがさっぱりで美味しかったせいかも・・・。
お店によっては当たり外れがありそうなタイプのケーキ。
身体もあったまって外に出ると満月に近いお月様が煌煌としている。
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今夜も冷え込みそう。

今晩も実家に泊まるというパウラを送ってホテルに戻ったら車をおいて夕食のレストランを探しにバード・ドベラーンの街中へ繰り出す。
めぼしをつけてたのはパウラのお勧めだったワインバー。
すぐに見つかったけど、今晩はクリスマス特別メニューしかやってなくて、取りあえず今日のところはパス。
数件先にギリシャ料理屋をみっけ。
きれいで雰囲気良さそうだし、ドイツでギリシャ料理ってあんまりハズレがないし・・・ってことで決まり。
店内は表側半分程がサンルームみたいになっていて、お天気の良いお昼は気持ちよさそう。
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お料理の量を気にしながらもやっぱりギリシャ料理屋に来るとたのんでしまう前菜の盛り合わせ。
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定番は全部網羅されていてどれも美味しいんだけど、特にタラモが絶品。
ほんとに新鮮で質の良い鱈の魚卵をつかっているんだろうな〜。
そして飾りのごとく小エビのマリネが入ったソースピッチャーの上にのっかってたザリガニみたいなのもペーさんが頭と胴体を引きちぎるとちゃんと身があるし、これがまた美味しい!
前菜のお皿を引いて出てきたのがぺーさんのメイン、パスティチオ(マカロニグラタンのような料理)の付け合わせのサラダ。まるで逸品でたのんだかのようなボリューム!
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これなら前菜なしで付け合わせを前菜代わりにできるくらい。
そしてパスティチオ。
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日本なら家族4人分として焼くグラタン皿のサイズじゃない!
でも私のラムすね肉のオーブン焼き オクラの付け合わせはもっとキョウレツ!
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すね肉のサイズは自分でも買うし、他のお店でも経験があるので覚悟してたけど付け合わせが、ペーさんのより多少小さいとはいえサラダが一皿にフライドポテトも別皿で。
驚愕の量だけど、でもラム肉も柔らかくてソースがしっかり絡んでいて美味しいし、特にフライドポテトがこんな美味しいフライドポテト食べたことない!ってくらい美味しい。
5mmぐらいの輪切りにしてあって、表面はカリッと、中はほくほくに揚がってる。
じゃがいも自体が美味しいのと揚げ油も良いんだと思うけど、輪切りの厚みが絶妙。これ以上薄いとポテチみたいになってしまうし、厚いと重くなってしまいそうな感じ。
ポテチじゃなくカリッとしていて、しかもフライドポテト感が十分にある。
このフライドポテトだけでもまた食べにきたいくらい美味しい。
だから口にはいくらでも食べたいんだけど、もう胃が破裂しそう。
泣く泣く残してしまった。
でもさらに「これは店からのサービスです。」とクッキーのような焼き菓子を出してくれた。
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ペーさんはいただいて「さくっとしてて美味しい。」と言ってたけど、私は紙ナプキンに包んでいただいて帰ることに。
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by sandonomeshi | 2013-02-08 15:37 | 外メシ ausser Haus