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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2009年 02月 08日

アルゼンチン映画 ein Film aus Argentinien

2月5日にTom Tykwer:トム・ティクヴァ監督の”The International(邦題:ザ・バンク-堕ちた巨像-”で開幕したBerlinale:ベルリナーレ(ベルリン映画祭)。
私達は”El niño pez(魚の子かな・・・)”で今日が最初のベルリナーレ。
アルゼンチン映画 ein Film aus Argentinien_e0112086_1961691.jpg

オンライン・チケット発売日に買い損ねてしまい、チェックしてみた時にはもう売切れ。
ダメ元で当日券を狙って開演1時間前に映画館に行ってみたら・・・なんと買えてしまった。
アルゼンチン映画でオリジナルはスペイン語、英語の字幕じゃちょっと人気が落ちるのかな・・・と思いきや、いざ開場となると相当広い会場は満席。

映画の方といえば、ベルリナーレの公式サイトの解説に「アルゼンチン版”テルマ&ルイーズ”」とかあったから、そんなつもりで観ていたら全く別物。

テルマ&ルイーズ

盗み、殺人、逃亡というキーワードは同じでも、起承転結のポイントが全然違う。

で、”テルマ&ルイーズ”のことを忘れたとしても、やっぱりエンディングに納得いかない。
アルゼンチン社会に現存する陰の部分を提起しようとしているのだろうし、それは上手くいっていると思うのだけれど、あのエンディングだと「やっぱりアルゼンチンには希望がない・・・」って感じなのだ。
映画自体の良し悪しではなく、私個人的なアルゼンチンへの思い入れからすると、こんな風には描いて欲しくなかったかな・・・というところ。


ところで1時間前にチケットを手に入れてから近くでお茶を。
日本でも東京上陸間近で話題になっているらしいショコラテリアCacao Sampaka:カカオ・サンパカ。
アルゼンチン映画 ein Film aus Argentinien_e0112086_195399.jpg
手前が私のLatte Tee:ラッテ・ティー。
オリジナルのスパイスミックスパウダーをホットミルクで溶いたもの。
インドのチャイっぽいお味でよかったんだけれど、やっぱりパウダー・・・って感じかな。
奥のはペーさんのホットチョコドリンク。
こちらは流石チョコレート屋さん。
殆んどペースト状の濃厚なドリンク。
カカオの風味がなんともいえない。
ただこの量だとかなり胃にどっしりくるみたい。
ブラウニーも固くなったチョコレートムース(表現が良くないけど・・・)のごとくチョコたっぷり。
アルゼンチン映画 ein Film aus Argentinien_e0112086_1952354.jpg
こっちはチョコ・アーモンドケーキ。
実はケーキが並べられていたショーケースにはこっちのケーキの真下に”ブラウニー”という表示がしてあって、「ここのブラウニーってこんななんだ・・・。」と思いながらブラウニーを注文。
そしたら四角いのが出てきて・・・あれ?
写真を撮ったあと私の分だけ取り替えてもらった。

サブレっぽいケーキ台に粗い生地のマジパンみたいなのが層になっている。
この部分だけならタルタ・デ・サンティアゴ(スペイン、ガリシア地方のアーモンドケーキ)を思い出す。

隣の席に座っていた子供連れご家族のママが食べていたチョコマフィンは、次回試してみようと決意。

by sandonomeshi | 2009-02-08 23:52 | 外メシ ausser Haus


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