三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2008年 04月 11日

アガディール(船上) Agadir(an Bord)


3月29日


モロッコの観光地、アガディール寄港。
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正面の山に描かれているのはコーランの言葉か何かだろうか?

海水浴で賑わうらしいこの町だけれど、私達は町には出ず船に残ることに。
今回、のんびり船上で過ごすなら結構本も読めるかな~と持参した数冊の文庫本。

出発の日のフライトのリレイもあって殆んど一気に読んでしまったのが横山秀夫の”半落ち (講談社文庫)”。
久々に読み応えのあった本。
林真理子発言のせいで、或いはおかげで(?)一時かなり話題になってたみたいだね。
彼女が指摘した事柄とは別に、確かに読んでいて捜査の過程とかで気になる箇所も無きにしも非ずだったけれど、そんなのって推理小説を読んでいると大抵ぶつかる。
一応主人公は妻を殺した梶ということになるのだろうけれど、その梶の行動、人物像は全て彼に関わっていく六人の人物の視点で、そして彼らの人生模様と共に描かれている。
私はその手法が面白いと思った。
ただ警察組織の腐敗、アルツハイマーと安楽死、そして骨髄移植というすごく深いテーマを同時に扱ったことを良しとするか、それとも結局どれも掘り下げられずに終わっていると見るか・・・。
私はあえてそういう題材を扱うことで梶が”守ろうとしていたもの”の純粋さ、そして尊さが際立たされているように思ったのだけれど・・・。
そんなことや話の大筋をぺーさんに話すと彼も興味を示して、ドイツ語で手に入らないかな~と。
う~ん、ちょっと難しそうだけれどチェックしてみよう。

で、次に読んでいるのがスペイン人Carlos Ruiz Zafon:カルロス・ルイス・サフォンの”風の影(集英社文庫)”(原題:La sombra del viento)。
最近のスペイン文学でのトップ・ベストセラーであるこの本、ドイツでも相当話題になり(当時の外務大臣Joschka Fischer:ヨシュカ・フィッシャーが絶賛したのが後押しになったとか言う説もある)ずっと気になっていながらそのままだった。
文庫本で400ページ以上の上下巻。
こういうのは集中して読破するのがいいかなと思い今回のクルーズに持ってきたかったのだけれど、なんだかぐずぐずしていて出発前に買いそびれてしまっていた。
ところがチラッと覗いてみた船内の形ばかり図書室と呼ばれるところの棚に、しかもたった3冊しかなかった日本語の本のうちの2冊がこの”風の影 上・下”。
なんという巡り合わせ!
試しにスペイン語の棚も見てみたけれど見あたらなかった。
船を降りるまでに読みきれるだろうか・・・?

夕方ジムで体を動かしトルコ風呂で汗を流した後、夕食の前にバーでアペリティフを。
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by sandonomeshi | 2008-04-11 14:09 | 外メシ ausser Haus


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