2007年 12月 31日

大晦日のお約束 das Versprechen des Silvesters

大晦日。

今年の初めにこのブログを始めたことでたくさんの人と知り合えて、そしてバーチャルだけでなく実際にお会い出来た方もいて良いお付き合いが始まっている。
なかでもご近所のUsagi家とはうちにお越しいただいたりあちらにお邪魔したり、また一緒にお出かけしたりと、頻繁に行き来させてもらっている。
となると、やっぱり今年の締め括りは是非Usagi家と共に!ということで、一緒に年越し夕飯をすることに。
Usagi家の大晦日の伝統(ちょっとオーバー?)はラクレットということなのだけれど、うちはクリスマスにやったばかり・・・。
申し訳ないけれどラクレットはちょっと遠慮させていただいて、でもテーブル料理でワイワイやろうというアイデアでオイル・フォンデュに。

夕方6時半頃にうちにお越しいただき、まずはアペリティフで私達の出会いに乾杯。
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そしてドイツのSilvester:ジルベスター(大晦日)のお約束”Dinner for One”を観る。
1963年制作の20分ばかりのコメディー・スケッチ。
この中のお決まりのセリフ”The same procedure as every year.”というのは、ドイツでは色んなところでギャグや冗談にも使われるほどポピュラー。
ぺーさん曰く”これを観ないと年を越せない”らしい。
で、私達は”Dinner for Four”。

フォンデュの前にちょっとばかり前菜を。
まずは鮪のタルタル
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湯浅のお醤油を少~したらし、山葵と浅葱の刻んだので和えて。

そしてドイツで初めて買ってみた牡蠣。
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フランスから直輸入の生食用。
12月27日にパックされていて、お店のおじちゃん曰く賞味期間は10日間らしいけれど、やっぱり怖いので一応火を入れた調理法で三様に。
まずはハーブ風味オイル漬け
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これは前日に漬け込んでおいた。
次はグラタン
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ホワイトソースが重くならないように気を付けて。
最後はフライ
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パン粉もこだわってふわふわの白パンをフードプロセッサーにかけた作りたてで。
Usagihuetteさんも「衣のさくさくが美味しい。」と言ってくださって、私、感激。

さあこの後、お鍋や揚げネタをテーブル一杯に並べて、フォンデュの準備。
まずは薬味ソース類から。
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味噌胡麻、香菜マヨネーズ、甘辛醤油だれの三種と、塩も蘭塩、黒塩、紫蘇塩と三種類。
さらに白・黒・赤胡椒をミックスして挽いたものとコリアンダー・クミン等をローストして挽いたオリエンタルなスパイスミックスも準備。
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野菜はロメスコ(カリフラワーとブロッコリーの合いの子みたいな野菜。日本でもロメスコと呼ぶらしい)、芽キャベツ、ブラウンマッシュルーム、ベイビー・コーン、蓮根、芽玉葱、ニンニク。
さらに紫とピンクのじゃがいもも別の器に。
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箸休めにかじる生野菜。

そして魚貝類から始める。
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最初油の温度がちょっとたりなかったのか、シュワシュワが弱いかな・・・。
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でもだんだん調子にのってきて次々とネタを放り込む。
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こんなプリプリ帆立。
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紫蘇塩で美味。
海老の頭は別途塩焼きにして。
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鮪もさっと揚げるだけ。
たたき状態で十分。

そして次はお肉。
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トルコ市場のラムにアルゼンチン産牛。
ワインまでアルゼンチンの赤を選んで楽しみにしていたのに・・・、最初食べたぺーさんが「うん・・・?、このお肉なんか変だ!」
真空パックでアルゼンチンから冷蔵輸送されてくるこのお肉。
信頼おけるお店で買ったものなのに傷んでいるみたい。
見た目はきれいな赤色してて、程よく脂身もあってすご~く美味しそうなのに・・・。
残念。
何よりもUsagi家に申し訳ない・・・。
すぐに牛肉は下げてラムだけでフォンデュを続ける。
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ハイライトになるはずだったアルゼンチン牛がダメになってしまってフォンデュの満足度半減・・・。

でも気を取り直してテーブルを片付けデザート。
洋梨のキャラメリゼと山羊チーズのオーブン焼きとプラリネ二種
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プラリネにはシナモンやジンジャー・パウダーを練りこみスパイシーにしながらも、いちごの砂糖漬けを細かく刻んで混ぜてあるので甘酸っぱい風味も口に広がる・・・はず。

そしてUsagi氏がいらっしゃればお約束のサイフォン・コーヒー。
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もう既に”勝手知ったる・・・”で、私が戸棚からサイフォンを取り出すと後はUsagi氏がてきぱきとコーヒーをたててくださる。

そしてそろそろ2007年も大詰め。
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形だけだけれど一応お蕎麦も食べてカウントダウン!。
明けましておめでとうございま~す。
今回は12時の鐘の音に合わせて12個の葡萄を食べるというスペインの習慣をUsagi家にもご一緒していただいた。
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スペイン人は皮も種も全部食べてしまうのだけれど、私は出来ないので種無し葡萄を買ってきて、12時になる前にちゃんと12個皮をむいて準備する。
テレビではライブでブランデンブルグ門のニュー・イヤー・パーティーと花火の様子が流れ、ご近所でも打ち上げ花火がバンバン上がっている。
ベランダに出てそれを眺めながら、私達はこんな花火で盛り上がった。
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by sandonomeshi | 2007-12-31 23:59 | 夕飯 Abendessen


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