三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2007年 10月 18日

10月18日 学生時代

二条城の前から12番系統の市バスに乗って堀川通りを上がる。
バスを降り暫く歩いて私の母校へ。
前を通ったことは度々あったけれどキャンパスに足を踏み入れるのは卒業以来初めてかも・・・。
ちょうど学祭が近く、色んなサークルの模擬店やイベントを案内した看板やポスターがいたるところに。
私が所属していたサークルのも見つけた。
そういえば燃えてたよな~、学祭。
懐かし・・・。

さらにてくてく散歩したんだけれど、う~ん、お店とかはかなり変わってしまってるな~と思っていたところ・・・
あ~~~っ、まだある”ドジハウス”!!!
ドジ(犬の名前)はまだ元気なんだろうか?
・・・なわけないか?○○年前のことだものね・・・。
で、今はCafe Dojiっていうのね。

さらに行くとあったあった、マールブランシュも。
ここはちょっとお高かったからそう度々は無理だったけれど、月に一度のケーキビュッフェは何度か行ったな~。
(この時間既に外は暗く、上手く写真が撮れず)

・・・などとぺーさんに昔話をしながら夕食に出かけたのは上賀茂 秋山。
なんでもこのところ京都で一番”予約の取りにくいお店”らしい。
ベルリンで一時帰国の準備中、そうまだ1ヵ月半ほど前、試しに聞いてみようとベルリンから電話。
私達が京都に滞在予定の3日間で2席取れるのがこの日の夕食のみ。
なるほど噂通り。
ただまだオープンして間もないとはいえ(1年半ちょっとらしい)、電話に出た方の対応がなんとなく不安を誘う。
一瞬「ふん・・・?」と思ったけれどすぐに忘れてしまっていた。

日本最後の夜。
期待いっぱい。
まずはお料理。
お味は全体的にはんなりしていて京都のお料理という感じ。
因みにまだお若いご主人は吉兆で修行されていたらしい。
印象に残ったのは土瓶蒸し・・・
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とお造り。
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ユニークなところではポタージュのようなむかごの浮いた黒米のお粥。
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他のお料理も美味しかったには違いないのだけれど、同じ素材の魚を3回も使っていたり、器はコースを通してばらばらな感じで、しかもお料理の間合いがちぐはぐだったので、なんと言うかこう”美味しくいただいた”感がない。
でも隣のカップルは感動のセリフを連発していたけれど・・・。



ネットの記事によると、こちらのお店、着いたら囲炉裏のある別部屋に通され、お茶をいただきながら他の予約の方が全員揃うまで待つらしい。
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私達が着いた時にはどなたもいらっしゃらなかったので、「あらっ、一番乗り?」と思っていたら、お茶を出していただいて暫くの後、部屋の戸口から「どうぞ。」と促され、そそくさと立ち上がって廊下に出た時には誰の姿もなし。
一瞬どちらに進めばいいのかしら?という感じ。

10席のカウンターには既に2組4人の先客が食事を始めていらしたけれど、まだ6席も空いているのに、なぜか一番末席を示されそこに座る。
で、ちょっと驚いたのは10席の完全予約のお店でカウンター内の厨房に料理人さんが四人。
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一人はまだ見習いの方かもしれない感じだったけれど、その他にも洗い場にお一人、電話なんかを取っている方がお一人。
比較的奥行きのある厨房ではあったけれど、カウンター越しに四人が右左に行き来しているのはなんとなく落ち着かない感じを与える。

そしてメディアでは絶賛のおくどさん(かまど)で炊くご飯。
ご飯へのこだわりはすばらしいと思うのだけれど(ご主人のご実家はお米屋さんらしい)、厨房の端とはいえ私達の目の前のおくどさんに薪をくべるので、ご飯の前に私達が燻されてしまった。
しかも最後のお料理が小鍋で、これをカウンターのテーブルでやるともろに火っ気が顔にくる。
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小鍋を下げていただいて、水菓子をいただきほっとしているところに、すかさずとばかり「これでお料理は全てです。今日は本当にありがとうござしました。」とご主人に挨拶され、否応なしに席を立たなければならない。
そしてまた先程の囲炉裏の部屋に通され、お菓子がくるのを待つ。
向こうの部屋が暑かったせいもあるけれど、この囲炉裏部屋、囲炉裏にはまだ火はなく、この時期の京都既に足元から冷たい。
冬はストーブでも持ち込むのだろうか?。

お菓子をいただいてからトイレをお借りし戻ってきたら、ぺーさんの前に板さんの一人がぬっと立っていらっしゃる。
二人の間にはお勘定書き。
なんだか営業時間を過ぎても居座っている最終客の気分。

それでもご主人直々に門の所までお見送りくださった。
夜にこれだけのコース料理を出してのお値段だと思うと確かに非常にお値打ち。
でも逆に、これだけお値打ちでなければ怒ってるぞ、と言えなくもない。
ご主人には是非カウンターの末席に座って客の目線を体験していただきたい。
ロケーションも隠れ家的で雰囲気があるし、お料理も地元の京野菜等の食材を使うなどのコンセプトも悪くないのだから、そこにもう少しパーソナリティーとセンシビリティーが加味されたら、単なる観光客相手ではなく本当にいいお料理屋さんになるのにな~などと、素人の私が思った次第。
ご主人、まだお若いですしね。
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by sandonomeshi | 2007-10-18 23:46 | 外メシ ausser Haus


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