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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2007年 03月 13日

亜流 Epigone

たまたま美味しそうな仔牛のすね肉を見つけたのでオソブコ(ミラノ風仔牛のすね肉の白ワイン煮)を作ることにした。
実は初めてオソブコを作ろうと思い立って仔牛のすね肉を買いに行った時、そのお肉屋さんには普通の牛のすね肉しか置いてなかった。
まあいいだろうとそれをとりあえず買ってきて、ちょっとしっかり煮込んでみたらこれが美味しかった。
ぺーさんも気に入って時々リクエストが入る程なもんだから、それからもう何度もオソブコを作っているけれどいつも牛のすね肉を買っていた。
と言うのも、そうやって仔牛のすね肉を気にして見ていて気付いたのだけれど、まず置いてないことが多い。
更に見つけても牛のすね肉より結構お高目。
まあもともと仔牛肉は同じ部位でも牛肉よりは高価なのだけれど。
でもやっぱりミラノのオリジナル・レシピであるオソブコ”仔牛のすね肉煮”を正統に作ってみるべきだ!常々思っていたところに、新鮮そうなのを見つけたってわけ。
いつも通りのレシピでもちろんサフラン・リゾットを添えて。
亜流 Epigone_e0112086_21391393.jpg
で、お味の方は・・・。
二人して「いつもの方が美味しいね。」
確かにお肉は牛よりもずっとやわらかいんだけれど、こういう煮込み料理にしてはさっぱりし過ぎる気がする。
もちろん逆に、仔牛肉の味になじんでいる人には、私達の牛のオソブコは重すぎる、肉の味が強すぎるってことになるのかもしれないけれど。
結局うちでは”亜流オソブコ”を作り続けることに二人して意見一致。

そうそう、前菜にはこの間のシシリアン・トマトとアボガド&モッツァレーラのサラダ
亜流 Epigone_e0112086_21415385.jpg
せっかくの美味しいトマトなのでモッツァレーラも奮発して水牛のミルクから作ったのを買ってきた。
EVオリーブオイルと塩コショウでさっと和えて、仕上げにモデナのクリーミー・バルサミコをたらして。

デザートは缶詰フルーツのチーズクリームミルフィーユ
亜流 Epigone_e0112086_21422598.jpg
フルーツは桃とパイナップル。
クリームチーズを泡立てた生クリームと合わせてレモンの絞り汁と自家製オレンジリキュールで香り付け。
パイ地の間に挟んで層にして、冷蔵庫でねかしておいた。
カカオ・パウダーをふりかけて。

by sandonomeshi | 2007-03-13 23:33 | 夕飯 Abendessen


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