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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2007年 03月 07日

フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck

明後日から2泊でぺーさんの一番上のお兄さんが恋人と一緒にやってくる。
彼らも私達に輪をかけて食べること大好き人間。
これは何か美味しいものを作ろうと思って、一日中あーでもないこーでもないと献立を考えていた。
彼女はアルゼンチンに住んでいる人なので、勝ち目のない牛肉は避けて、お魚中心でいこうか・・・。
ラムとか鴨っていう手もあるし・・・。
うん、牛でもステーキとかじゃなくてちょっとひねれば大丈夫かな・・・などなど。
早く決めて明日あたりから買い出し始めないと。

それより今日の夕飯。
カナッペ2種
フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_14234652.jpg
フランスに住んでいるぺーさんの下の方のお兄さんからのいただき物でフォアグラを鴨の生ハムで巻いてある?あるいはハムの真ん中にフォアグラを突っ込んである?どっちでもいいけど、う~~~ん美味しい。
口の中でとけるよう。
とてもフォアグラには太刀打ちできないけれどドイツ産のブラッドソーセージもなかなかいい線いってる。
小麦粉を軽くふって焼いた。
フォアグラのほうにはマスタードのスプラウトを、ブラッド・ソーセージのほうには白バルサミコと白ワインに砂糖を加えてさっと煮た洋ナシとクレソンのスプラウトを載せて。

フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_1501523.jpgところでこの洋ナシ、実はこんな色。
一瞬リンゴみたいだけれど、リンゴよりは赤黒い感じ。
柘榴・・・っぽい?
以前どこかで売っているのを見て珍しいな~と思ったのだけれど、その時はどうしてだか憶えてないけど買わずじまい。
今回初めてお試し。
チリ産で Red Bartlett という品種らしい。
普通の洋ナシより果肉のキメは細かいみたい。
味はまだ少し若くてちょっと酸味があるけれど、普通の洋ナシとかわらない。
この色をうまく使いたかったので、有機栽培ではないのだけれど少しぐらいなら大丈夫だろうと、お湯でしっかり洗って皮をむかず。
何か写真だと鯨ベーコンみたい(!?)。

そしてメインはポーク・リブのオレンジ風味
フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_14283959.jpg
これ実はオレンジや香味野菜やスパイスでマリネした後、表面に焼き目をつけてからマリネと一緒に素焼きのカセローラ(平鍋)に入れて、オーブンで1時間ほど焼いたのだけれど、野菜から水分が結構出るので正確には”焼く”というよりも”煮る”に近い。
フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_14291944.jpgドイツ語ではこうして一旦焼いてからじっくり”煮る”ことを schmoren といって、ポピュラーな料理法。
最初に表面をしっかり焼きつける事で肉汁が閉じ込められ、長時間煮ているのにお肉はジューシーに仕上がる。


そしてオーブンを点けた日はたいていデザートもオーブンを利用。
フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_14303262.jpg
イチゴパイ
パイ地は市販の冷凍品をさらに麺棒でのばしてたたんで好みの大きさに切って焼く。
やっぱり市販のキャラメルプリンの粉末でクリームを作り、生クリームを泡立てて一緒に挟んだ。
ココア・パウダーをハラハラっと。

なんでもぺーさん明日日帰り出張で、朝6時40分発の飛行機だって!!!
でも息子君もちゃんと起きて一緒に朝パンすると宣言。
エライ!
そんな訳で二人はそそくさとベットへ。

いやいや、その前に一杯。
フォアグラ VS 鯨ベーコン Foie Gras VS Walspeck_e0112086_14314111.jpgメインのポークがちょっと重かったから、消化促進のためにウォッカを。

by sandonomeshi | 2007-03-07 23:18 | 夕飯 Abendessen


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