三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

sandonomes.exblog.jp
ブログトップ
2013年 08月 17日

レバノン料理でヴィーガン・ディナー Vegan libanesisches Dinner

8月10日(土)

ブログがきっかけでお友達になったKuronekomusumeさんが病気をされて、手術後の痛みがなかなか取れないというので、私達が信頼しているオステオパテシーの先生を紹介させてもらったら、上手く予約が取れたとベルリンにいらしているので、今日は彼氏共々うちでの夕飯にお誘いした。
彼女も病気のことを考慮されてダイエット(食事療法)を実行されていて、お肉は一切食べない、乳製品も一切食べないというヴィーガンに近い食事をなさっている。
料理としては精進料理や普茶料理ならレシピ本ももってるし、アレンジせずともそのままつくればいいけど、ここでは材料が揃いにくいというデメリットがある。

高野山の精進料理―一二〇〇年の歴史が紡ぎ出す滋味を家庭で味わう


萬福寺の普茶料理


じゃぁどんな献立にしようか・・・と色々思案した結果、基本ベジタリアンに近く、作り慣れてるレバノン料理のメゼ(前菜料理)のバリエーションとメインに魚を持ってきたら、上手くいくんじゃないかなと思いついた。

ということで、Kuronekomusumeさんが好きだとブログに書いていらっしゃった薄いピンクのガーベラを、この間ノイハウゼンへの週末旅行先のガラス博物館で買ってきた一輪挿しに挿して、センタークロスはペーズリー柄でちょっと中東ムードのテーブルアレンジに。
e0112086_15264290.jpg

アミューズ代わりに冷製クミン風味の胡瓜とパセリの豆乳ヨーグルトスープエスプレッソ
e0112086_15272993.jpg
冷たくてさっぱりしててレモン汁も入っているから酸味もきいていて食欲を刺激する。
ガラスのエスプレッソカップ&ソーサーで。

で、一部昨日から準備しておいた(しばらく寝かした方が美味しいものもあるので)冷製のメザ料理をところ狭しと並べる。
e0112086_15274232.jpg
一つずつ見ていくと、まずツァツィキ
e0112086_15281282.jpg
レバノン語では何というのか知らないけれど、ドイツではポピュラーな胡瓜入りヨーグルトディップ。
もちろんヨーグルトは豆乳ヨーグルトで。

フムス(ヒヨコマメと練り胡麻のペースト)と・・・
e0112086_15285520.jpg
ムタバル(焼茄子と練り胡麻のペースト)。
e0112086_15291486.jpg
フムスはKuronekomusumeさんの大好物でご自身でもよく作ってらっしゃるってことだから、私のフムスがお口に合うかどうか心配・・・。

レバノン料理ではないけれど私の十八番、人参とルコラのサラダ
e0112086_15294335.jpg

タブーリ(パセリとブルグールという小麦製品のサラダ)。
e0112086_15301598.jpg
私のタブーリは細かく切った玉葱、茄子、セロリ、ニンニク、パプリカを炒めて、胡瓜とトマトも加えてある野菜たっぷりのタブーリ。

茄子と夏野菜のオーブン焼きスイートサワーサラダ
e0112086_15303732.jpg
茄子、パプリカ、紫玉葱、ズッキーニ、トマトをオーブンで焼いて砂糖とレモンの絞り汁で味付けする。
暖かいとちょっとラタトゥーユっぽいけど、冷たく冷やして出すのが一般的らしい。

レンズ豆のサラダ
e0112086_15311296.jpg
煮てしまったらよく分からないけど、一応クリーンと薄茶色と黒(ベルーガ)色のレンズ豆をミックスしてある。
少しずつ食感も違うし味も違うから、食べていてすぐ飽きない。

これはリバノン語でワラク・イナブというらしいけど要はドルマ(葡萄の葉の塩漬けに挽肉とお米などを炒めたものを包んで蒸したもの)。
e0112086_15321990.jpg
でも挽肉は使わずお米の量を多くしてレーズンと松の実を混ぜてある。

あれ・・・、タコとうちのベランダ黄色チェリートマトのサラダもあったのに写真がない!
冷製メザを並べた写真には真ん中あたらいにガラスの朝顔鉢に入って写ってるんだけど・・・。
本来ヴィーガンは動物性の食品は食べないんだけど、Kuronekomusumeさんは魚類と卵は召し上がるので・・・。

いくつかの器が空になり始めた頃、私はキッチンで暖かいメザ料理を作る。
一度も成功したことのないファラフェル
e0112086_15323685.jpg
味は悪くないんだけど、崩れてしまって見た目がね・・・。

あとカリフラワーとズッキーニのマクリー(ヒヨコマメの粉の衣のフリッター)。
e0112086_1533479.jpg
ヒヨコマメの粉のテンプラ生地にパセリのみじん切りを混ぜ込んである。

さて、メインディッシュ。
色々考えた挙げ句、男性陣にはラム・カレのスパイシーマリネ ハーブの衣オーブン焼きを、私達は鯖のハーブホイル焼き
カレはあばらのことでトルコスーパーで半身買ってきた。要は12本のラムチョップが元のまま一塊の状態。
それを半分にしてもらいそのまま焼いてテーブルに出す。
それぞれラムチョップが3本ずつってこと。
e0112086_15335441.jpg
なかなか良い火の入り具合かな・・・?

でも鯖はちょっとまだ半焼け。
Kuronekomusumeさんに指摘されもう一度オーブンへ。
5分後、もう大丈夫。
e0112086_15341929.jpg
あんまり焼き過ぎても美味しくないしね。
はらわたの部分にもパセリの茎、フェンネルのクリーン、ローレルレモンのスライスを詰めてある。
まぶしたハーブはラムにも使ったパセリとミントのみじん切り。
美味しいことは美味しいけど、去年スペインのカプ・ロッジでKuronekomusumeさんも数日遊びにいらしてた時に、バーベキューをして同じく鯖のホイル焼きをしたんだけど、その美味しさに比べたら・・・残念。
今年も既に海の家は予約してあるんでKuronekomusumeさんを又お誘いしたんだけど、他に予定があって今年は無理とのこと。
こちらも残念・・・。
因に付け合わせはメゼの時からピタパンをお出ししていたんだけど、ここメインではライスも。
彼氏さんもドイツ人だけどご飯は好きなんだって!

それはともかく、デザート。
ひしゃげ桃のアがベシロップコンポートと豆乳クリームのマンゴーアイスクリーム
e0112086_15363191.jpg
最近買ったアイスクリームマシーンが活躍。
桃とマンゴーの組み合わせはキシルクリスタルという日本のキャンディからアイデアをいただき!
マンゴーはしっかり熟れてて甘味も十分だったけど、風味漬けも兼ねて少しだけひしゃげ桃の酵素シロップも加えておいた。
乳製品を断っていらっしゃるKuronekomusumeさんは市販のアイスクリームを食べられないので「すごく久しぶりにアイス食べた・・・。」と喜んでいただけた。

うちのレエバノン料理の〆はフレッシュミントティー。
そのお供にデーツボール
e0112086_15373277.jpg
Kuronekomusumeさんと最初にストリートフード・マーケットに行った時に彼女が買ってもって帰ってうちで私もいただいたヴィーガンのスイーツ。
それがあまりに美味しかったので真似して作ってみた。
ハーフドライ状態のデーツをレモンの絞り汁とシナモン、クローブ、オールスパイスと一緒にフードプロセッサーにかけペースト状にして、刻んでローストした胡桃と混ぜて丸めたもの。
レバノンんでこんなスイーツがあるのかどうか知らないけれど、デーツやくるみという食材や、スパイスもレバノンっぽいよね。
あとミックスナッツのシナモン風味キャラメリゼ
e0112086_15382840.jpg
ナッツはアーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ。

そうそう、飲み物はアルコールも少し控えているとおっしゃるのでBIOのノンアルコールビールをkuronekomusumeさんに。
e0112086_15383536.jpg
彼氏は普通のドイツビールを。
私は、いつものワイン屋さんでプロモーションをやってるからとおまけにもらったスペイン、カスティージャ地方の赤でBIOのワインがあったので彼女に丁度いいと思っていたのを自分で飲んでた。
e0112086_15392042.jpg
BIOだからなのか、それともその地域の葡萄種の特徴なのか、テンプラニーリョだけど、今まで飲んだことのない味。
一瞬甘いのかな?と思わせる深さのある味。
かと言って重くない。
赤身のお肉に合いそう。

結構男性同士がドイツ語で話が盛り上がり、女同士で日本語で盛り上がりだったけど、でもKuronekomusumeさんに手伝ってもらいながらも私自身あまり席を外すことなく予定のお料理を出せたし、総括楽しい夕食会になったかな・・・。
[PR]

by sandonomeshi | 2013-08-17 14:56 | 夕飯 Abendessen


<< ランチもヴィーガン Mitta...      作務衣で日本のビール mit... >>