三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 08月 04日

ノイハウゼンへの週末旅行5〜博物館めぐり Wochenende-Reise nach Neuhausen5 ~ Museen

7月28日(日)

ホテルをチェックアウトして向かったのがこの村のくるみ割り人形博物館。
なんでもヨーロッパでは最初のくるみ割り人形博物館で、世界一たくさんの種類の胡桃割りを展示しているというのでギネスブックにも掲載されているらしい。
入り口にはこんなでっかいくるみ割り人形が・・・
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正直言ってこの地方のシンボルでもあるこの兵隊さんとかのくるみ割り人形には全く興味のない私達。
でも入場券がホテルのパッケージに含まれていたのと、もしかしたら何か面白い珍しい仕組みの胡桃わりとかもあるかも・・・という期待できてみた。
でも6000ものくるみ割りの内ほとんどがこの種の兵隊さん人形あるいはそのアレンジ版でちょっとつまらない。
この巨大版はそうでもないけど、リスの形のくるみ割りはうちの庭に住んでいるリスを彷彿させてくれて可愛げあるし、リスがくるみを割ってくれるというのもいい。
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レプリカみたいなのが売ってれば買いたいくらい。
あとペンチのような形でモダンなデザインのもいくつかあったけど、どれもデパートとかで見たことがある物ばかりでありがた味がない。

裏手の方から建物を出ると元椅子製作工場跡博物館というのが併設されている。
まだあまり機械化されていなかった時代の椅子工場を再現していて、ドイツのことだから腕のいい職人さんがこだわりの座り心地の良い丈夫な椅子を作ってらっしゃったんだろうな〜とか思いながら見て回る。
面白かったのはその当時の家具等を含めた部屋の様子を再現展示してあったこと。
例えばこれは1930年代のキッチン、
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こっちは1960年代(東ドイツ時代)のリビングルーム等々。
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生活感でてるね〜。

椅子製作工場博物館を出たら更に先にDie weltgroßte Musikdose(世界一大きいオルゴール)と名を打った人形仕掛けの大型オルゴールが。
毎正時に演奏されるというからちょっと待ってみることに。
扉が開いて人形が踊り出すんだろうか?とか楽しみにしながらもあんまり期待しない方が良いと思う気持ちも・・・。
少なくとも”くるみ割り人形”の音楽は聴けるし・・・ぐらいで待つ。
結局正時から7分ぐらい遅れて始まった。
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こういうとこも「ドイツって実は・・・」な典型だよね。
始まってみたら扉は開いたけど中でぐるぐる回っているだけ。


一応くるみ割り人形になっているキャラクターはバレエに出てくるキャラクターと一致してる。
マーシャ(ドイツではマリア、英語圏やそれ家今日を受けている国々ではクララということになっている)はちゃんとくるみ割り人形を持ってて演出が細かくてかわいい。
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あのリスの形をしたくるみ割りがないかミュージアム・ショップも覗いてみたけど・・・何もぱっとしたものもない。
この地方の手工芸品となっているレース編みも売ってたけど、外ではおばさんが木陰で編んでる。
これはちょっとすごい!
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こんな風に下絵にそって編んでいくんだ!

この後同じくノイハウゼン、しかも泊まってたお城のすぐ側にあるガラス博物館で吹きガラスの実演を見学できるというのでそっちへ。
週末は午後1時から開館で、少し早めについた私達は駐車場券お庭になっているところの木陰のベンチで待つ。
ガラス工芸の職人さんらしきおじさんがやってきて「すぐに始めるからね。」と声を掛けてくださった。
入り口のとが開かれて中に入ると「実演の前に展示物をゆっくりご覧になってください。」と言われ、オーブン直前にいらした4、5人の人達も一緒に2階の展示室に上がる。
色ガラスの材料となる貴石やミネラル類も説明と一緒に展示されている。
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ガラスビーズも盛んに生産されてたらしく、それをもとにアクセサリー類やクリスマスツリーのお飾り等を作るのもここエルツ山地地方とボヘミア地方で盛んだったとのこと。
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こうやって木枠で型をとる技法でも吹いて中の空洞部分を作るらしい。
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2階の展示室から降りてきたら椅子を並べて実演の見学室に案内された。
吹きガラスといえば私はまたでっかい溶解炉の側で筒の先に付けた溶融したガラスに空気を吹き込んでコップ等を作る気泡かと思い込んでたら、机のような作業台の前に座ってバーナーを使って試験管みたいなガラス管から加工していく技法だった。
  

まずは”ボトルの悪魔君”というのを作りながら説明。
この悪魔君をミネラルウォーターのペットボトルみたいのに水と一緒に入れると・・・。
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という子供も大人も喜ぶちょっとしたマジックみたいなことも見せてくれた。
次は何ができるのかな〜?
動画が長くなり過ぎるのでカットしたけど、作業台の前の方に2つ並んでる長い脚の付いたミニ水差しみたいなの。
このくびれやふくらみ、取手、台の部分などを試験管の状態から、バーナーでガラスを熱し、吹き、引き延ばししながら形成していく。
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1mm以下の微作業の手の感覚とそれを見分ける目がすごい。
作業台の横にはこの職人さんの作品が展示されている。
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私はさっきの”ボトルの悪魔君”を自分にとお友達へのプレゼントに、あとテーブルで活躍してくれるちょっと珍しい物も購入。
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悪魔君を支えている私の指先との比較で、度どのくらい細か細工が施されているのか分かってもらえるかな?
テーブルの上で活躍するのは、追々実際使う時に紹介できると思う。

因にこの博物館、ドイツ語ではMuseum:ムゼウムとってミュージアムのことだから日本語にすると博物館なんだけど、博物館と呼ぶにはあまりにもこじんまりしている。
でも展示物のガラス製品とこの実演を見れるなら(不定期にやっているみたい)価値は高い。
しかも入場料たったの2ユーロ(約260円)!
この実演が見られて、このお土産買えただけでもノイハウゼンに来た甲斐あった!って感じ。

まぁ色々あったけど、なんだかドイツの地方の人達の生活と歴史が垣間みれて、食事もおいしかったし、多少暑かった嫌いはあってもそこはドイツのこと、このくらいでぐずぐず言うほどでもないし、楽しい有意義な週末旅行だった。
ってことで一路ベルリンへ。

途中アウトバーンにのるまでの通りで、何カ所かドネルケバブのお店を見かけた。
ペーさんが「この辺のケバブの味を試してみるっていうのも良いかも・・・。」と提案。
「うん、悪くない。」ってことで「次見かけたら止まってね。」と言ってから見つからない。
そういうもんだよね・・・。

ということでお腹をすかしたままベルリンが近づいてきた。
「家で何かできる?」とペーさん。
「パスタでペペロンチーノぐらいなら・・・。」と私。
「それも悪くないけど・・・。そうだ!こないだから久しぶりに行ってみたいと思ってたんだけど、ほら植物園の近くのビアガーデンみたいなとこ・・・。」とペーさん。
「うん、良いね。あそこ、まぁまぁ美味しいし・・・。」ってことで、家には寄らずそのレストランに直行することに。
基本ドイツ料理のレストランでバーもあるからビールを飲み来る人も多いみたいだし、並木道が交わる角地の庭はテラス席になっていて結構広いからこの界隈では夏場人気のお店。
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たまに通りかかるとお天気のいい日はいつもテラス席いっぱい。
でもまだこの時間(6時頃)ちょっと暑い。
・・・ので、まずはビールを。
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ペーさんは車があるのでノンアルコールを、私はダークビールを。
ペーさんは一緒に持って来てくれたパンにすぐ飛びつく。
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相当お腹空いてたみたい。
確かに、向うでは日曜日でどこもかしこも閉まっててお昼食べてないものね。
暑いので二人とも冷たい料理の方が良いかなと、ペーさんは茹で豚のゼリー寄せ・・・
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私がマチェス(塩漬け若ニシン)を。
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どちらもジャーマンポテト添え。
マチェスは往々にして塩辛過ぎたりするんだけど、ここのはほどほど。
お美味しくいただきました。
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by sandonomeshi | 2013-08-04 03:16 | 外メシ ausser Haus


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