三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 06月 17日

スシ・ワークショップ SUSHI Workshop

5月25日(土)

ペーターの会社の方で奥様共々スペイン語を話される(パラグアイに住まれていたことがある)というのがきっかけで親しくさせていただいているグルメなご夫妻。
特にご主人が料理することも大好きで、何度か彼が腕を振るうディーナーにお招きいただいたことがある。
そんな彼らがスシを作れるようになりたいから私に教えてくれと言われていた。
スシを教えてくれといわれても、主婦レベルのおうちスシぐらいしか無理だけど、それでも家族や友人と一緒に自宅でスシパーティー開くくらいは大丈夫かも・・・。

ってことで日程調整に数ヶ月かかってやっと今日実現。
一応、それこそ「自宅でスシパーティができるようになる」というのを目標にして献立と実演項目を考えた。
ペーさん曰く「サンドのスシワークショップ」内容は一応巻きが巻けるように、にぎりもやってみる、手巻きの材料の工夫と準備が三大柱。
あと前菜にもなるちょっとした「和」のおつまみ。

昼過ぎからうちに来ていただいて、お米を研ぐところから始める。
今日は当然炊飯器で炊くんだけど、彼らはお鍋で炊くことになるから、そのためのレシピを書いたものをプリントしてお渡し。
ご飯を炊いている間、ネタと具、前菜の準備。
うちの狭〜い台所に4人で手分けしながら作業。
ご夫妻揃ってなかなか手際が良くて「次は何したら良いのかな?」とどんどん聞いてくる。
太巻きもきれいに具が真ん中にしっかり巻けて満足なさってる様子。
準備できたものから予めセットしていおいたテーブルにところ狭しと並べる。
全て準備が済んだら、まずテーブルに付く前にビールで乾杯。
ちょっと季節はずれではあるけどアジアスーパーで殻付き銀杏を見つけたので銀杏の翡翠揚げと枝豆(冷凍で売っている)があて。
どちらも初めて口にするもので、銀杏なんかは金槌で殻割りまでしてもらったけど、それはそれで興味を持って楽しんでもらってたみたい。

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そしてテーブルに付いたら前菜の3点盛りを。
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左から春菊の胡桃和え海老真薯の海苔巻き上げ自家製胡麻豆腐
胡麻豆腐だけは昨日作って冷やしておいたけど、あとの2品はここで比較的手軽に手に入り、調理法もこちらの人にも分かり易く、しかもちょっと”通っぽい”ものという選択。
ほうれん草の胡麻和えはこちらの日本食レストランでもちょくちょく見かけるけど、それを春菊というこちらの人には珍しい食材にし、逆にこちらでは極一般的な食材で、お菓子作りの材料として認識されている胡桃との組み合わせって面白いのでは?と思った。
ほんのり苦みも全然問題なく、「菊の葉って美味しいね〜。」
海老寝薯はスペイン語では小麦を水や卵でといて油で揚げたものをbuñuelo:ブニュエロ(丸ドーナツのような甘いものから魚のすり身を混ぜるタパスのようなものまで種類は色々)というものがあるんだけど、その和風版と言うことで説明。
剝き海老をスードプロセッサーでペーストにしすりおろした里芋(こちらではタロと呼ばれている近種)、卵白、片栗粉(スターチ)、水少々で練って乗りに包んで揚げる。
これ私達も大好きなんだけど彼らにも大好評。
胡麻豆腐も私もペーさんも大好物で、私の母方のお墓が高野山にあるので、一次帰国の際には大抵寄るんだけど、ペーさんは宿坊に泊まって朝のお勤めに出るのと胡麻豆腐をすごく楽しみにしているくらい。
今回は胡麻擂り擂りを端折ってトルコスーパーで買うタヒーニ(胡麻ペースト)を使ったけど、スターチじゃなくてちゃんと吉野葛にしたのでもっちり感が良い感じ。
それに胡麻の風味も上々。
ペースト使うと俄然手間が省けてもっと頻繁に作ろうって気にもなる。

ビールが終わったら彼らが買ってきてくれた日本酒。
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すごい良いお酒を買ってきてくださって、私の顔もほころぶ。
灘の酒蔵のショップで買ってきた木製のおちょこで。
そして彼らが握った鮭・・・
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スズキ(まがい。奥)や塩漬けニシン。
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上手に巻けた太巻きの写真を撮ってなくて残念だけど、一番最初のテーブル全体のに窓際に置いてあるのが写り込んでる。
手巻きのねたは鮭とスズキだけ。
赤身とスズキじゃなくて鯛(まがい。こちらではDorado Rose)が欲しかったんだけど、昨日いつも生食用の魚を買うお店に行ったけど鯛は売り切れで赤身は色が変わってしまっていて買う気がしなくてパス。
鯛の代わりに白身のスズキが良さそうだったので買ってきた。
あとなんちゃってスシ的なものとしてカニカマ、 アボガド、出汁巻き卵、自家製鶏ハム、ゴーダチーズなど。
それから野菜も大好き、ルッコラ、茹でたオルランダエンドウ、グリーンアスパラガス、胡瓜なんかも。
さらにツナマヨアボガドと海老のたたき梅和えのペースト、葱トロならぬ葱ニシンもいいよね。
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あと、味のアクセントになればと鮭フレーク、焼いた鮭の皮、煎り胡麻も。
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そろそろお腹がいっぱいになってきた頃にあさりのお味噌汁
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彼らにお味噌汁と澄まし汁とどっちが良いか聞いてみたら「ソパ・デ・ミソ(味噌汁のスペイン語)!」の一声。
お出汁のこととか説明したんだけど、やっぱり日本食と言えばソパ・デ・ミソなんだね。
そうそう、お出汁はこの4月に一時帰国した時にHimekaguraさんにいただいた出汁工房宗達の出汁パックの「京」で取った。
荷物にならないようにと気を遣ってくださった日本のお土産。
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そのお心遣い、センス、品物そのものもすっごく嬉しかった。
大切に使わせてもらっている。
良いお出汁の上にアサリの風味も加わって味わい深いお汁。
しかもアサリの身もでっかくてプリプリで食べ応えあり。

どうしてもご飯を結構な量食べるからお腹いっぱい。
最初に3合(うちの炊飯器が3合炊き)炊いてちょっと足りなさそう・・・と2合炊きたした分が結構残った。
でもデザートも用意してあるから・・・。
ちょっとゆるくなってしまって見栄えはイマイチだけど、抹茶ティアrミス
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サボイアルディはも使いクリームとの間に餡をしのばせてみた。
エスプレッソと一緒に。

今年の9月にニュー・ヨークに移動が決まっている彼。
移住の手続きやなんやかやで慌ただしい日々を送っているという奥様。
「自分が料理するのとも主人が料理しているのを見ているのとも全く違う世界を体験できて、ずっごくリフレッシュになった。」と。
なんだか段取りが良くなくてばたばたしてしまった感は拭いきれないと思っていたけど、お世辞でもそう言ってもらえて私も嬉しい。
これから引越の準備もあって益々忙しくなるだろうけど、ご出発までにもう一度ぐらいご一緒できれば良いのにな〜。
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by sandonomeshi | 2013-06-17 23:24 | 夕飯 Abendessen


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