三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 06月 05日

誕生日プレゼントの素敵なランチ Geburtstagsgeschenk, wunderbares Menü

4月26日(金)

大台一歩手前、今日は私の誕生日。
ペーさんは有給をとってくれ、以前から気になっていた女性オーナーシェフのレストランでランチをごちそうしてくれるとか。
彼女にはとあるイベントでお会いしたことがあって一言二言お話ししたらすごくざっくばらんな方で印象が良かったのでずっと彼女のレストランに行ってみたいと思っていた。
でもゴー・ミヨ17ポイント3コック帽というカテゴリーのレストランで私達にとってはそうそういつでも行けるお店じゃなかった。

場所はベルリンの落ち着いた住宅街。
行ってみるとそこはテニスクラブでクラブハウスに入っているレストランだった。
通り向かいは広場というか結構広い公園のようになっていて、春のぽかぽかした日射しに青葉が眩しい。
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予約の時間に少し早かったのでその公園を暫しお散歩。
近くにはイスラエル大使館があって警官がうろうろしててすごく物々しい雰囲気。

それはともかくクラブハウスに入っていくと白を基調としたインテリアで明るい店内。
食事はアペリティフとアミューズ付きの4コースメニューにする。
まずアペリティフにはカバ(スペイン、カタルーニャ産のスパークリングワインの一種)。
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カバとは珍しい。
ドイツではスペイン料理屋さんでもなければ普通ゼクト(ドイツ産のスパークリングワイン)かプロセッコ、高級なところだとシャンパンというところだけど・・・。
しかもこのカバにはマンサ二ージャ(極辛のシェリー酒)をブレンドしてあるんだって。
そんなの初めて!
これがかなり美味しくて感激。
いつも買ってるスペイン産専門ワイン屋さんでは見かけたことない気がするけど置いてるかな〜。
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テーブルのセッティングもシンプルなんだけどユニークでペーさん、いたく気に入ってた。
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まずパン2種類にジンジャー風味のチャイブ(セイヨウアサツキ)入りクリームチーズのディップ。
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そしてアミューズはスライスした根セロリの上に北海で捕れるザリガニの一種の塩ゆでをのっけてすりおろした青りんごをトッピングしたもの。
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ザリガニにやや魚臭さが残っていたものの爽やかな青林檎の甘酸っぱさといいハーモニー。

そしてコースとは別にこのレストランの名物らしいスープ3種。
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リキュール用のようなシリンダー型のグラスに一口のスープ。
左から人参とトンカ豆(南ア産のナッツ)のポタージュ、ミント風味のラムコンソメ、そして茄子のクリームスープ。
どれも美味しかったけどラムのコンソメが、濃厚なラムの風味がしっかりするのに後味がミントでさっぱりという新鮮な味で印象深い。

前菜はプレイス(カレイの一種)にマッシュルームやほうれん草、グラスヌードル等をあしらえた一品。
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細い棒状に付き刺さっているのは蕪の茎だそうで程良くカリッと焦がしてある。
魚は低温調理っぽくてかなりレアな感じ。

今日はコースメニューの料理に合うお勧めのワインをそれぞれの料理に1杯ずつ付けてもらうワインパッケージもお願いしておいた。
この前菜にはバーデンのリースリング、シュペートレーゼ。
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一応trocken:トロッケン(辛口)だけどシュペートレーゼだと甘味があったりするから、絶対辛口派のペーさんは一瞬怯んだけれど、これがしっかりしたボディで飲み応えのあるワイン。
私もワインの展示会とかで色々飲んでるけどこんなリースリングは初めてかも・・・。
これだけワインの自体の味に主張があれば、ワインだけで楽しめる感じ。
これもワイン屋さんで探してきてまたゆっくり味わいたいな〜というワイン。

魚料理は皮目だけグリルしたサーモンにラムソン(百合科葱属のドイツではポピュラーなハーブ)のラビオリとアーティチョーク添え。
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このお料理には変わってフランス、サンセール産のキュヴェ、きりっとさっぱりの白。
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そしてお肉料理はラムの3味。
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あばら(チョップ)、背、ももの部位をそれぞれ違った調理法で仕上げ盛り合わせた一品。
お肉が柔らかいのはもとより、こうして食べ比べると部位による味の違いがちゃんと分かる。
付け合わせはクレソンでヨーグルトとマンゴーチャツネがソース代わりに添えられている。
因にもも肉は細かく切ってグリーンピース、ヤングコーンと一緒にラグーにしてある。

ラムにはファルツ産のキュヴェ”パ・ド・ドゥ”という名柄の赤。
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ドイツワインにしてはラムに負けないしっかりした味。
でもスペインの赤を飲み慣れてる私達にはちょっと物足りない感じは否めないけど・・・。

テーブルを仕切り直したら一つ目のデザート。
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枇杷のコンポート ルバーブのエスプマ(泡) 柘榴と胡桃。
そして二つ目のデザート。
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ケフィア(醗酵させた乳飲料)のムース ソレル(スイバまたはイタンボ)のアイス添え。
カラスムギを蜂蜜でキャラメリゼしたものをトッピング、ルバーブの茎を薄〜くスライスして加工した短冊みたいなのでデコしてある。
盛り付けも芸術的で面白いけどお皿も面白い。

最後にエスプレッソとプチ・フール。
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トンカ豆風味のプラリネ、カカオマカロン、シトラスのマシュマロ。
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さすがこのクラスのお店だとプチ・フールまで手抜きがない。

朝からすごくいいお天気で日の差す窓辺の席は暑いくらいだったのに、食事が終わる頃からなんだか雲ゆきが怪しい。
この後ベルリンの壁後の桜並木を見にサイクリングしようかと言っていたのに・・・。
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by sandonomeshi | 2013-06-05 17:02 | 外メシ ausser Haus


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