三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2013年 01月 06日

アルコール漬けの大晦日 in Alkohol eingelegte am Silvester

明けましておめでとうございます 


三ヶ日も過ぎてやや出遅れてしまいましたが、今年もみなさまにとって健康で有意義な年となりますようお祈りいたします。 私事、
昨年は目の病気をし、毎日更新が難しくなってしまった上に、サボリ癖が付いて度々長らく放ったらかしになったりしてしましました。
年末からちょっと心を入れ替えてまた真面目にこつこつと日々のおさんどんなどを記録していきたいと思っています。
ただ毎日更新はやっぱり目の負担になるので数日おきというかランダムな更新になるかと思います。
でも時々覗きにきてやってくださると嬉しいです。
今年も「三度のメシより・・・」をよろしくお願いします。
お義母さんところで過ごしたクリスマスのこと、その後ペーさんがのんびりできるようにと行ってきたBad Dpbera:バード・ドベラーンでのこと等々順次アップして行くつもりですが、まずはそのバード・ドベラーンでの年越しの様子から。          Sandonomeshi 


1月1日(火)

クリスマスをお義母さんのところでお祝いした後、ペーさんと二人でバルト海近くミュンスター(修道院に付属する大聖堂)の町として知られている保養地Bad Doberan:バード・ドベラーンというまちでのんびり過ごしている。
もともとこの地方を治めていたフリードリッヒ・フランツ公爵が一族の海水浴場兼保養地としてバルト海に臨む現在のHeiligendamm:ハイリゲンダム(2007年サミットが行われた場所)とともに開いたとされていて、ドイツで最初のバード(お風呂や湯治場という意味もあるが、この場合は海水浴場の意)として栄えたらしい。
また暫くしてドベラーンとハイリゲンダムを結ぶ約7Kmの鉄道を敷き、それが今でもバード・ドベラーンの旧市街地を抜けてハイリゲンダムより更に西に続く海水浴場地キュールングスボルンまで走っている。
このミニ鉄道”Molli”:「モーリ」という愛称がついていて、今でも石炭を焚いて蒸気や煙をもくもくさせながら走っている。
その「モーリ」に乗って海岸に出かけたり、すぐ近くの地方都市ロストック(ハンザ都市)に出かけたりしながらものんびりした日々。
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そんな中、年越しを過ごすのに私達が選んだのは街中にある小さなワインバー。
この町のGymnasium:ギムナジウム(日本の中高校に相当)に通ったと言う友達パウラのお勧めスポット・リストに載っていて既に一度飲みにきたことがあって料理もそこそこだったし、何より雰囲気が気に入ったので。
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さらに5コース料理のディナーにワインやカクテル、ソフトドリンク、コーヒー&ティーまで全て込み込みの料金設定が良かった。
会は6時からだというのでほぼきっかりに行くとセットアップされたテーブルに案内され、ゼクト(ドイツ産のスパークリングワイン)がサーブされた。
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店内のデコレーションは前回来た時のクリスマスムードから年越しパーティームードに変わっている。
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超ショートカットでスリムで背が高いモデルさんみたいな体型のウエイトレスのおねえちゃんは白いモーニング風のジェケットでかっこいい。
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予約している人が全員揃うの待っていたようで、ディナーが始まったのは7時頃。
ゼクトを飲み終えたら今日のお勧めと言うガスコーニュ産のワインを既に注がれていたものの、空きっ腹に飲むに飲めずでいた。
待ちに待った最初のお皿。
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ハーブのクレープ サラダ仕立て。
クレープでハーブを混ぜ込んだカッテージチーズをロールしてある。
次はポロ葱のクリームスープ スモークサーモンのせ。クリームスープというよりマッシュポロ葱(ポロ葱をマッシュできないけれどブレンダーで撹拌してある。離乳食みたい)。
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続いてサボイキャベツとハーブのキッシュ風ケーキ。
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日本では縮緬キャベツとも言うらしいけどドイツでは非常にポピュラーで葉が縮れたキャベツ。

ここで夜はまだ長いし、ぼちぼちお腹もふくれてきただろうからと食事は暫しストップでダンスタイムに。
透明のピニールシートで覆われたテラスにはストーブが赤々と燃えていて暖かく、踊り始める人もちらほら。
ダンスが得意じゃない私達はテーブルに着いたままでおしゃべり。

暫くして食事の再開はカシスシャーベット プロセッコ(イタリア、ヴェネト産のスパークリングワイン)かけ。
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去年の私の誕生日に行ったベルリンのイタリア料理店でもシャーベットをワイングラスに入れて上からプロセッコをかけるっていうのがあったけど、私的にはイマイチなんだよね。
よ〜く冷やしたプロセッコを使ってはいるんだろうけど、シャーベッットが融けてしまってなんか得体の知れないシロモノになってしまう。
まぁ、もともとスパークリングワインがあんまり好きじゃないっていうのもあるかもしれないけど・・・。
次のメイン料理の前にワインを今まで飲んでいたロゼから赤にかえてもらう。
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料理は魚か肉かが選べるようになっていて、私は猪肉のロースト 冬の森の野菜とクネーデル(じゃがいも団子)、ペーさんはアンコウと野菜のジュリアンのラグー(煮込み) バスマティライス添え。
一応献立表通りに訳してみたんだけど「冬の森の野菜」って紫キャベツのことだった。
イノシシは臭みもなく柔らかいし決して悪くないけれど、付け合わせが典型的なドイツ料理的で私は味も量も全く受け付けられない。
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ペーさんとお皿を交換してもらいアンコウ料理をいただいたら「これアンコウじゃなくて鱈だよ!」アンコウって独特の食感だしすぐ分かるよね。
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(こんなブrぶれの写真じゃなおさら何か分からないし・・・)
ペーさんもなんかおかしいな〜と思ったらしいけど確信がなくて黙ってたんだって。
ここでは鱈も決して安い魚じゃないけれどアンコウに比べたら半値ぐらいだしね。
これって確信犯だろうね。
客は気が付かないとでも思ってのことだろうか・・・?
アンコウが大好きなペーさんはがっかり。
ちょっとひどいんじゃない!?
あと私的にはソースがサフランで風味付けしてあるのに付け合わせが香りのあるバスマティライスってどうなの?って感じ。
ミスマッチだと思うけどな〜。

とかなんとかしゃべっているとマネージャーらしき男性が来て「ディジェスティフはいかがですか?」と聞いてくださった。
「かなり食べ過ぎてる状況を思うとちょっと飲んでおくのが良いかも・・・」とペーさんはアクアヴィット(じゃがいもから作る北欧の蒸留酒)、私はグラッパ(イタリアのワインの搾り糟から作る蒸留酒)を。
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そして最後のお皿デザートがスパイシースペキュラース(色んな模様が型押しされたビスケットのようなクリスマス菓子)のパルフェ 温チェリーのシナモン風味コンポート添え。
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デザートと一緒にサーブされたのがプロセッコ。
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スパークリングワインが苦手な私がほとんど手をつけずにいると、「何か他にお持ちしましょうか?」とマネージャーさん。
取りあえずコーヒーが飲みたかったのでエスプレッソをたのんでほっこりする。
デザートのお皿とエスプレッソのカップを提げにきたマネージャーさん、「お飲みものはどうされますか?」と。
そろそろ〆かな〜と「ハバナ・クラブ(ラム酒のブランド名)をライムを添えてオンザロックでお願いします。」
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ペーさんは大好きな「ジントニックを。」
そしたらバターピーと一緒に持って来てくれた。
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そろそろ日付も年も変わる時間。
テーブルデコにはクラッカーもしのばせてあった。
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ここでマネージャーさんが「そろそろカウントダウンですので、寒くないよう上着を着ていただいてパティオに出てください。年越し花火をお楽しみいただけます。乾杯のシャンパンも用意してあります。」とのこと。
出口でシャンパンのはいったグラスを受け取りパティオへ。
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昼間に写真を撮っておけば良かったんだけど、このパティオがまた雰囲気良い!
アーティストの方達のギャラリーみたいなお店が並んでいて、その内の1軒はヴァイオリンの工房だったりする。
マネージャーさんの音頭でカウントダウン。
「5、4、3、2、1、Frohes neues Jahr!:明けましておめでとう!」(↑上の動画)
ドイツではこの年末の花火で火傷どころか指や手や腕を吹っ飛ばされたという事故が何件も起きているにもかかわらず年々過激になる。
10発20発連打する、もうプロの花火師が扱うような代物がその辺のスーパーで買えてしまう。
このワインバーもスーパーで調達してきたのだろう連発打ち上げ花火を幾つも揚げてくれた。
と、同時にまわりでも揚げている人がいるようであちこちでパンパンと音がする。
そんな中、「噴水花火」と呼ばれている吹き上げるタイプも。



私はこれが好きだな〜。
ワインバーの花火大会は終わっても他ではまだまだバンバン揚がってる。
通りに出てみるとよく見える。
結構きゃっきゃ言いながら楽しんでたけど、身体も冷えてきたし・・・とお店に戻るとあったかいカレー風味のレンズ豆スープとドイツでは年越しのお約束「ベルリナー」(丸い揚げドーナッツみたいなのにクリームやジャムなんかが入っているお菓子)がビュッフェ・スタイルに準備されてる。
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早速スープをいただく。
「ベルリナー」ってベルリンでは「ベルリナー」(ベルリンっ子という意味)などとは呼ばず「ファンクーヘン」と言って一年中その辺で売られているけれど、私はわざわざ買って食べようと思うほど好きではない。
でも「ジルベスター(ドイツ語で大晦日のこと)にはやっぱりファンクーヘンでしょ。」と思う。ディナーでお腹いっぱい。
レンズ豆のスープを少しいただいて、さらにファンクーヘン1つは食べられない。
・・・のでペーさんに「半分こして。」と言うと「僕は1つ食べたいのに・・・。」とぶつぶつ。
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それでも「一口だけ齧ったらあげるから。」と齧ってみるとふわっふわ。
それは良いんだけど、中身が出て来ない。
まだ出てこない、まだ出てこないと結局半分ぐらいまで齧ってプラムジャムが出てきたところでペーさんに渡す。
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なんとなく店内を見渡していたペーさんが「あっ、バーのところにチーズが並んでる!」
チーズ好きの私としては聞き捨てならない。
もう何も食べられそうにもないくらいお腹いっぱいなのに早速見に行く。
そしたらチーズじゃなくてチョコレートの泉とフルーツ。
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こちらでちょっとしたブームになっているチョコレート・フォンデュだね。
これならと私はパイナップル、ペーさんにはバナナ一切れにチョコレートをかけてテーブルまで持って行く。
パイン+チョコもなかなか美味しい。
さすがもう一口も飲めない食べられない状態。
まだ踊っている人達もいるけれど夜も更けてきたことだし私達はソロソ帰ろうかと。
ホテルまで徒歩7、8分。
ここ数日寒さも緩んでいるし、ほろ酔い気分でぷらぷら歩いて帰るには丁度いい。
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by sandonomeshi | 2013-01-06 20:02 | 外メシ ausser Haus


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