三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2012年 12月 30日

ウィーンで芸術三昧1日目 Kunst satt in Wien 1. Tag

12月19日(木)

先週末、突然ペーさんが「今年クリムトの生誕150周年で特別展とか色々やってるからウーィンへ行きたいんだけど・・・。」と。
「行きたいって今年中ってこと?」
「どうしても今年中にって言うわけでもないけれど、1月6日まで取ってる休暇中には行きたいな〜。」とのこと。
今年のことなのにこれだけ年末も押し詰まってきてから言うか?って感じだけど、どうせ行くなら、ペーさん昨日から休み取ってることだしクリスマス前の方が街のデコレーションとかクリスマスマーケットとかも楽しめていいだろうってことで、早速「ラスト・ミニッツ」(出発直前の特割商品)をネットで探す。
そしたら19日発でベルリンからウィーン往復直行便と2泊朝食付きのホテル込みのパッケージが超格安で見つかった。
ホテルは大したことなさそうだけど、カールス広場の近くでペーさんの目的の美術館回りには便利そう。
ただしフライトの時間が良くない。
行きの朝9時は逆に向うにお昼には着くいて午後から十分時間を使えるからまぁ良いんだけれど、帰りは3日目の朝6時25分発とちょっとつらい。
でもまあ現地ほぼ丸2日だから十分でしょうってことで、即予約。
昨夜遅くまで後片付けとかしててちょっと辛かったけどちゃんと起きて空港に行ったのに私達のフライトはなんと45分のリレイ。

それでも無事にやってきたウィーン。
ペーさんはむか〜し昔、ボーイスカウトで行った頃があるらしいけど、市内はほとんど見てないとか。
私は初めて。
ペーさんが行きたいとか言わなければ、来ることはなかっただろう、私的にはあんまり興味のなかった街。
でも来たらなら来たで美術館巡りだけじゃなく楽しみたいことが他にもある。
まずはオリジナルウィーナー・シュニッツェル(ウィーン風仔牛のカツレツ)を食べてみたい、ってことでウィーンに着いてホテルにチェック・インしたらフロントでお勧めのレストランを聞いて早速出かける。
ちょっと場末の歴史あるお店って感じのお店。
テーブルデコはクリスマスを意識している。
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二人してシュニッツェルをたのんだら、ペーさんはホテルで貰った地図を出して作戦を練る。
オーストリアワインも好きだけどシュニッツェルにはビールでしょってことで一番小さい生をたのむ。
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まずはスープから。
私はウィーンの伝統的ポテトスープ・・・
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ペーさんはかぼちゃスープ。
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ウィーナーコーヒーばりのホイップクリームがのかっててローストしたパンプキンシードとパンプキンシードオイルがトッピングされている。
オーストリアはパンプキンシードオイルの産地で有名。
これが香ばしくて美味しいんだよね〜。
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こちらオリジナルウィーナー・シュニッツェル。
ウィーン風は豚肉じゃなくて仔牛肉を使うこと、薄〜く叩き延ばして大きく揚げると言うのが特徴らしい。
想像してたほどは大きくなかったけど、お肉は柔らかくて美味しい。
衣もさくさくしてて揚げ物特有のしつこさがない。
付け合わせは別盛りでポテトサラダ。
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マヨネーズを使わずフレンチドレッシングみたいなので和えるのはドイツといっしょだけど、味的には日本のポテサを彷彿させるものがある。

シュニッツェルもサラダもさっぱり軽くていくらでも食べられそうと思ったけど、結局サラダは食べきれず残す羽目に。
もうコーヒーも入らない状態で取りあえず一旦ホテルに戻ったら、二人とも一気に睡魔が襲ってきて出かける元気なし。
「小一時間ほど昼寝しようか・・・」と寝たが最後。
ペーさんに起こされたのが5時。
外はもう暗い。

クリムトの生誕150周年特別展をやっているベルヴェデーレ宮殿は木曜日は夜9時まで見学可能と空港のポスターで見てたので、取りあえずそこに向かうことに。
ホテルの最寄り停留所からバスに乗ってウィーン中央駅へ。
そこから徒歩でベルヴェデール宮殿へ。
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宮殿前(正確には裏側になるのかな?)にはクリスマス・マーケットも出ていてそちらも楽しめる。
そこから通りまで続いている池は凍っている。
チケット売り場に行くと9時まで開いているのは下宮だけで、クリムトの特別展をやっている上宮は6時で閉まったとのこと。
空港のポスターが紛らわしい表現だったとか言っても後の祭り。
しかたないからクリスマス・マーケットだけでも楽しんでいくことに。

まず目に留まったのがドイツではみかけない焼き栗屋さん。
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お芋も焼いてたけど、日本みたいに丸ごとじゃなくて厚めにスライスした状態で焼いていた。
クリスマスデコの代表格、グラスボール。
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色とりどりできらきらしていて奇麗。
こちらは白と金銀だけで色はないけれど、これはこれでまた奇麗!
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こちらはシュネーバル(スノーボール)という確かロマンティック街道のローテンブルグ特産のお菓子。
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以前行った時に試しに買ってみたけど、特に美味しいものでもなかったのでパス。
そして今日はグリューワインが飲みたくなる気温。
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そうこうしていると子供の合唱隊がクリスマス・キャロルを歌い始めた。
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ベルベデーレ宮を後にして向かったのはホテルザッハー。
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ウィーンに来たら食べたいもの第二弾。
やっぱりかの有名なザッハートルテを!ってこと。
カフェの入り口でふと回りを見渡したらアルベルチーナ美術館の広告塔があって水曜日は夜9時まで開いているとある。
今度こそはとそこからすぐ近くのアルベルチーナへ向かう。
ここでは特にクリムトに関する特別展はやってないけれど、クリムトの他にもペーさんが今回の旅行で楽しみにしていたエゴン・シーレ、オスカー・ココシュカなどの所蔵もあるということで行来たい美術館にリストアップしてたみたい。
順路通りに見学していたら入り口からずっとモダンな造りだった館内なのに、突然ロココ調の宮殿のような部屋が現れた。
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展示されている19世紀以降の絵画と全くミスマッチ。
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ハプスブルグ家の栄華が垣間見えて美術館と宮殿と両方見学した気分。
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「近代美術の粋」と言われているバトリナー・コレクションは「モネからピカソ」展として開催されていた。
大好きな印象派の絵画がいっぱいで十分楽しめた。
それにしてもタイトルのモネ、ピカソに始まりマルク・シャガール、アンリ・マティス、アルフレッド・シスレー、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、ジャン=フランソワ・ミレー、エドヴァルト・ムンク、エミール・ノルデ、アウグスト・ジャコメッティ等々。
これが個人のコレクションだったなんて信じられない!。
あと私達はあんまり興味がないけれどアルブレヒト・デューラーの「野うさぎ」を始めとする版画素描画のコレクションもすごかった。

そんな訳で気持ちは満足してるけど今日美術館2つ目でちょっと疲れてきたしお腹も空いてきた。
ってことでカフェ・ザッハーに戻る。
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伝統はありそうな感じだけど、特に「わぁ、すごい!」って程でもない店内。
角の良いお席はどれも予約済み。
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取りあえず小さな丸テーブルに着くとメニューを物色。
ペーさんはかなりお腹も空いているのでしっかり食事がしたいとスープとグラーシュを注文。
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グラーシュには半分に切ったクネーデル(堅くなったパンでつくった茹で団子のようなもの)がでん!とのっかってる。
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私はケーキも食べたいけどお腹もすいてるし・・・とサンドイッチとザッハートルテを。
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ケーキには自家製チョコレートリキュール入りコーヒーを。
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どれもなかなかのお味。
ザッハートルテはスポンジの部分がまるで淡雪寒のように口の中で解けるというか消えるというか・・・。
その感覚は初体験だけどチョコレートやアンズジャムの味はまぁこんなもんかな・・・くらい。
一度話しの種に食べておけば・・・ってことで。
ペーさんがお勘定をしてくれている間、トイレに行ったら個室の壁にクリムトの多分リトグラフかな?がかかっていた。
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クリムトにしては珍しい雰囲気の絵だけどちゃんとサインもあるし・・・。
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カフェ・ザッハーを出て最寄り駅から地下鉄に乗りホテルに帰る。
こうして充実のウィーン一日目が終わった。
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by sandonomeshi | 2012-12-30 20:40 | 外メシ ausser Haus


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