三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2012年 07月 16日

実家に到達するまで bis zu Hause komme, in Japan

結局検査のための入院は5日間。その後週末を利用してハンブルに2泊ほどで遊びに行ってたり。
先週は留守がちが続いたので家でごそごそ、ブログも放ったらかしのまま。
一時帰国のこともあるし、入院のことも色々記録しておきたいことがあるし、他にもトピックスはたんまりなのに、たんまり過ぎてなかなか気分がノってこない。
こんなことでは貯まる一方だし・・・と、この辺りから頑張って一時帰国の分をぱぱっとアップして行きたいと思ってます。
なので、またちょくちょく覗きにいらしてください。         Sandonomeshi



5月18日(金)

ペーさんが出発してから、お土産の買い物をして、忘れ物はないか念入りに荷造りをして、先にペーさんが帰ってきた時、抜かりなきよう掃除や洗濯やアイロン掛けなんかしてたら、あっという間に私の出発日。
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このテーゲル空港ともお別れだな〜と思ってたのに、新ベルリンーブランデンブルグ国際空港は6月3日の開港予定日目前に数日前開港延期が発表された。
いつまで延期されるのかまだはっきりせず、でも数日や数週間の話しではないみたい。
やってくれるね〜、ドイツも!
でもベルリン住人の私やとくに飛行機での出張が多いペーさんなんかはベルリンの南の果ての新空港より近くてこじんまりしたこのテーゲルの方がずっと便利だからテーゲル空港が長く続く方がありがたいけど。

特にリレイもなく順調にアムステルダムで乗り換えして帰ってきた関西空港。
逆に予定時刻より20分ほども早く着いたもんだから、車で迎えにきてくれることになってる父を待つ羽目に。
関空から実家まで車で高速使って1時間余り。
こうして迎えにきてもらえると本当に楽でありがたい。
でも父もそろそろ歳だし、何時までこうして来てもえらえることやら・・・。

実家に向かう途中、以前にも連れて行ってもらったことのある漆器の町、黒江に寄ってもらう。
去年東京に住んでるお友達がご結婚されていたんだけど、その後今回初めて会うのでお祝いになる様な品が見つかるかな〜と。
私は前回行った漆器会館にまた行くつもりだったんだけど、父が「お母さんが時々案内状をもらって行ってるお店があるけど、そこ行って見るか?」と。
漆器会館が特に気に入ってたわけでもなかったので、違うところも良いかも・・・とそっちに連れて行ってもらう。
店舗はこじんまりしているけど、品数は豊富。
ご結婚のお祝いだから「夫婦」ものがいいかな〜と椀ものが並べてある棚を見渡して目に留まった汁碗。
でも形は逆円錐のようにしゅっとしてて和食器の趣を残しながらモダンさが漂うフォーム。
黒と朱の色合いもしっとりとしていて、手に取って見るとびっくりするほど軽い。
すごく薄〜く仕上げられてる。
「これ結婚祝いに夫婦椀でお願いします。」
「夫婦で一つの箱には入らないけど、それぞれ箱はありますからそれで良いですか?モノは良いですよ、これは。」とご主人。
思わず自分にも欲しいな〜と思ったけど、それは贅沢過ぎ・・・。
「良かったら展示会の準備しているので奥の座敷も見て行ってください。」
「あぁ、母がいつも案内状をいただいてるのですね。私はドイツに住んでるんで、中泣かんこういう物を目にする機械がないので是非!」というと、「ドイルにお住まいですか!?私らこの間ドイツ旅行から帰って来たばっかりで、あんまり良かったんで今度はどの辺りを回ろうかと地図開いて眺めてたところですよ。」と。
なんでも南独の方をレンタカーして回られたらしい。
「私達はベルリンに住んでいルンですけど、北から東ドイツもまた景色も町の雰囲気もがらっと違っておもしろいですよ。特にベルリンは辿って来た歴史もあって興味深い町ですよ。美術館や博物館なんかも蜜もの多いですし・・・」とお勧め。
そんな話をしながら展示会の準備中という縁側付きの床の間に並べられている商品・・・というより作品を見せていただく。
なんといっても作家さんのお名前付きだし。
大変な目の保養をさせていただけた。

そうこうしていると奥様がお茶を淹れてくださった。
「長旅でお疲れでしょう。少し濃いめに淹れてありますので・・・。」と出てきたお皿や茶托がまた粋。
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お盆にしているお皿はもう100年以上使い込まれているらしい。
日本に帰って来たな〜という思いがひしひし。
ういろうがのってる豆皿がなんとデルフト。
さすが漆器にもしっくりしている。
お茶をいただきながらまたひとしきりベルリンや北東部のドイツの宣伝をしておいとま。
今度は自分の物を選びに伺いたいな〜。

漆器屋さんを出たら「この近くにまあまあ美味しいラーメンの中華屋があるけど、昼はそんなんでもええか?まだ潰れてなければええんやけど・・・」と父。
私もちょうど麺類ぐらいでささっとが良いかな〜と思っていたところだったので、早速そこに回ってもらうことに。
確かに昔からある中華屋さんって佇まいで健在。
店に入ると作業服のおいちゃんやお兄ちゃん、ご用聞きのサラリーマンさんらしき人達でいっぱい。
国道の反対側には何とかという安さと量を売り物にしたラーメンのチェーン店ができてるのにここは根強い人気があるんだな〜って感じ。
私はちょっと欲を出して叉焼麺。
そしたら想像以上にたっぷりと叉焼がのっかったラーメンが出てきた。
しかも父がたのんだ普通の中華そばより器も大きいし。
叉焼の下にはもやしもたっぷり。
お味はあっさり目の醤油味。
ラーメンというより懐かし〜い中華そばの味。
でも結局食べきれず麺を少しとスープを残してしまったのは残念。

黒江の町から一度高速に乗り次に向かうのは湯浅町。
お醤油発祥の町。
ここにある老舗角長さんのお醤油を買うため。
今時もちろんベルリンでもお醤油は色んな種類が手に入る。
煮物や加熱調理にはそんな中でもお手頃製品を買っている私だけど、その分、生食(和え物やそのままかけて食べる時)にはここで買って帰る角長さんのお醤油と使い分けている。
ところがいつも便利で立ち寄っている国道店(国道42号線沿いにある販売店)が閉まっている。
本店の方は開いているみたいなので街中にあるそっちの方に回ってもらうことに。
本店は以前にも行ったことがあって、お店と仕込み蔵(工場)に併設されてる醤油資料館も案内してもらったことがあるけど、国道から乗用車一台がいっぱいいっぱいの狭い通りの街中に入らなければならなくてちょっと面倒なのでいつもは国道店で買い物してる。
そうそう、この辺りって町の重要伝統的建造物保存地区として選定されているんだよね。
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タイムスリップした様な街並の一角に角長さんのお店と蔵がある。
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今回は関東方面の友人なんかへの手土産にと私が愛用している湯浅溜まりを購入。

そして実家に着いたのが昼下がり2時頃。
お茶を入れて一息ついたら今度は夕飯の買い物。
母が小さな喫茶店をやっているので昼間は出られない。
近くのスーパーに夕飯の材料を見繕いに。
さすが海辺の町だけあって、スーパーでも魚コーナーは充実していて、きれいに捌いてパックに盛り付けたお造りの種類も豊富で、丸ごとの魚を選んでお造りにでも焼き魚用にでも好きなように料理してくれるシステムになっている。
まずは私の大好物、カツオのたたきをパックで。
きらきらと生きの良さそうなイサギは「刺身可」というシールが張ってあったので、大きいのを一尾造りにしてもらい、小さめの4尾を塩焼き用として買い物かごへ。
せっかくの魚にお供がなければと、和歌山の地酒長久の原酒が半升瓶で出ていたのでそれを一本。
夕飯は買って来たお造りをお皿に盛りつけ直すだけ。
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でもたまに帰ってくる私には嬉しいご馳走!
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イサギが脂ものっててぷりっぷりなのはもとより、珍しいな〜と一緒に買ってきた酢で少し締めてある鰯のにぎりも旨!
弟は仕事が遅くなって一緒じゃなったけど、両親と一緒にちびちびやりながら話も弾む。
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by sandonomeshi | 2012-07-16 14:42 | 夕飯 Abendessen


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