2012年 06月 08日

カタコロン:ギリシャの小さな港町 katakolon : kleines griechisches Hafendorf

4月30日(月)4日目 

今日はギリシャのカタコロン寄港。
カタコロンって南ギリシャのペロポネソス半島の西側イオニア海臨む小さな港町。
人口は600人だっていうからほんとに小さな村。
そんな村にこんなでっかい旅客船が停泊するのは、世界遺産にも登録されているかの古代オリンピックが開催されていたオリンピアへの海からの玄関口に当たるから。
当然オリンピアの古代遺跡を巡るバス・ツアーも組まれているけれど、去年の秋に行ったトルコのアンタリア近郊でもそんな遺跡は色々観てきたし、お昼の1時に出航で時間がすごくタイトなのでオリンピアのツアーはパスすることに。

朝起きてバルコニーに出てみるともうカタコロン港に着岸しようとしていて、埠頭には大型観光バスが次々に到着し、きれいに並び始めている。
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ツアーに参加しないことにした私達はのんびりと朝食レストランへ。
今日はバイキング式ではなく、夕食と同じレストラン「レデラ」でア・ラ・カルト。
目玉焼き、ハムとチーズの盛り合わせ、フルーツ、シリアルとヨーグルトと、ミックスパンのバスケットにコーヒー&オレンジジュースをたのむ。
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さらに大きなバスケットにクロワッサンや色んなデニッシュ・パンをのせてテーブルを回ってくるお兄ちゃんからクロワッサンを1つもらう。
バイキングにはないペーさんの朝パンの定番目玉焼きが焼きたてで食べられるのには大満足みたいだけど、ここもコーヒーはダメ。
大型のドロップ式コーヒーメーカー淹れてるからみたい。
このレストランでの朝食もア・ラ・カルトではあるけれどクルーズ料金に込み。
でも別途有料で頼めば一杯一杯作るエスプレッソコーヒーもいただける。
次回はそうしようっと。

朝食後、支度して船を降りる。
埠頭からすぐのところに小さな集落や水辺にカフェやレストランが並んでいるのが見えたからちょっと散策に。
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こんな角度でマニフィカを撮ってみたり・・・。

埠頭の付け根から水辺に沿って2本の道が延びている。
水辺側は飲食店が多くて海の上にテラスがいっぱい出てる。
そちらは後でお茶でもする場所を探すとして、まずお土産物屋さんが建ち並ぶ山側の通りを行く。
オリンピアの遺跡のミニチュアやTシャツ、キーホルダーなどのお決まりのお土産物屋さんの中脇道を入ったどんつき(突き当たり)に面白そうなお店。
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手作りのギフトショップみたい。
冷やかしで入るのは憚られそうな雰囲気だったので外からだけ眺めて写真を撮らせてもらう。
ほとんどのお店の商品はなんか安普請でちゃちな(お粗末な、やすっぽい)ものばかりでちょっと飽き飽きしていたところに、オリーブの木細工のお店を見っけ。

お店の能書き的には自営のオリーブ園から出る材料で自営の工房で職人達が作っている品物だとか・・・。ここで両親や叔母のお土産を探すことに。
母にはトップに木細工が付いたペンダント、テーブルウェアが大好きな叔母には楕円形でちょっと変わったボールというか小鉢を、あと父に何がいいか迷っているとペーさんが「これ、面白いくて実用的でいいんじゃない?」と孫の手を探し当ててきた。
細工的には大した意匠でもないけれど、オリーブの木目がおもしろく、木目も肌触りいい。
これで3人へのお土産が手に入り、満足。

それからスーパーに入り何かおもしろそうなものはないかと物色。
ギロス(ラム肉にスパイスを絡めてローストしたギリシャ料理)用やザジキ(ヨーグルトディップソース)用のミックススパイスを始め色んなスパイスの詰め合わせを見つけ、各国お料理大好きなお友達用に1つ求める。

ペーさんは私のウインドーショッピングにちょっと飽きてきたっぽいのでそろそろコーヒータイムにすることに。
水辺側の通りに入り、良さそうなカフェを探す。
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ちょっと波止場のように海に突き出たところにテーブルを並べてて私達のマニフィカが目の前に見えるカフェのテラス席に座る。
私のカプチーノとペーさんのエスプレッソ。
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ころんと丸いカップが可愛くてコーヒーも美味しい。
このカフェ、フリーのワイヤレスLANがあったのでペーさんはiPhoneのメールをダウンロードし、返事をいくつか送る。
私もiPad持ってくればよかった・・・。

そんな訳で結構座り込んでたけど、そろそろ船に戻らねば・・・。
行きには気付かなかったけど、埠頭の反対側にビーチがある。
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「知ってたら海パン持って来たのに・・・。」と今度はペーさんが残念がる。
大して広くはないけれどひっそりしてて、何より水がきれい!
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船体に水面に反射した光が映ってきらきらしてる。
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2010年3月初就航のマニフィカ。
まだ新しくてピカピカ! 

明日の寄港地はトルコのイズミール。
ギリシャの南を回り込みエーゲ海に入り北東方向に登っていく航路で393海里(727,836m)の距離。
午後1時にはカタコロンを出港して明朝9時にイズミール入港予定。
キャビン内のテレビの画面で飛行機のように航海状況が見ることができる。
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この地図上ではマニ半島の沖を航海中だけど、この少し前にデッキから見えたこの陸地はマニ半島だろうか?
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それともその先のギリシャ本土最南端のマレア半島だろうか?こっちの写真には岬の灯台みたいなのも写ってる。
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この後マレア半島とキティラ島との間のキティラ海峡を通ってエーゲ海に入って行ったんだろうけど、歴史的には地中海の難所だったらしく、強風でたくさんの船が難波したらしい。
でも今日はそんな気配は全くなく快適。

こうしてギリシャ、ペロポネソス半島の沿岸を遠くに眺めているとそろそろ夕食の時間。
今日は船長主催のガラ・ナイトってことになってて、夕食はガラ・ディナー、キャプテンズ・カクテルやキャプテン始めオフィサーの紹介がプログラムされている。
私達はカクテルはパスし、ドレスコード通りフォーマルにきちんと着替えてディナーへ。
といってもペーさんは白いシャツにダークスーツ、私は片を出したロングドレスにストール。
他の方達を見ても、いかにもちゃんと美容室に行ってきましたなセットにラメのはいったカクテルドレスにジュエリーをいっぱい付けた女性やタキシードに蝶ネクタイの男性から、ちょっとお出かけ着程度な人までいろいろ。

今夜はなんでもミシュラン2つ星のシェフ、Mauro Uliassi:マウロ・ウリアッシ氏プロデュースの献立だそう。
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ペーさんの前菜、スモークサーモンとエビ カクテルソース、
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私が低温調理のローストビーフ、
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ペーさんのスープ、牛テールのストックスープ 野菜のジュリアナ入り、
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私のは甲殻類のクリームスープ ブランディ風味。
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パスタ&お米料理ではペーさんがほうれん草とリコッタチーズの自家製ラビオリ、
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私がパンプキン・リゾット トリュフオイル風味。
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メインはペーさんが牛フィレのグリル焼き 春ほうれん草添え パンプキンと茸のソース、
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私のマルケ風ラムのチーズブリオッシュとトマトコンフィチュール添え。
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デザートはイタリアンの定番ティラミスと・・・
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パンナコッタ。
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メニューには「マスカポーネクリームと・・・のティラミス」と書いてあったけど、マスカポーネクリームとは何ぞや?って感じで、マスカポーネチーズをつかっているとは思えない味。
ミシュラン2ツ星だの、スペシャル・プロデュースだのという言葉に期待が高まってたけど、特に昨日までの料理と変わりないかな・・・。
進行方向右手側の窓にこんなに近くに見えるこの陸地はキティラ島だろうね。
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食事後、船長達が紹介されるガラ・ショーまでしばらく時間があるのでレゴッチェ・バーで三重奏の演奏を聴きながら、私はエスプレッソコーヒーをペーさんはミント・ティを。
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後で知ったんだけど、この間多くの人達は船長とフォト・シューティングしてたみたい。

時間になってロイヤル・シアターに移動。
カンツォーネの前ふりがあって、
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船長始めオフィサーが壇上に上がり紹介され、船長からの英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語での挨拶。
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流石大型客船の船長ともなると数カ国語はぺらぺらなんだ!
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続いてマニフィカのエンターテイメント・チーム総出演のガラ・ショーを楽しんで一日が終わる。
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by sandonomeshi | 2012-06-08 15:05 | 外メシ ausser Haus


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