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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2012年 05月 14日

陶器婚式 Keramikhocheit

4月12日(水)

会社帰りのペーさんとクーダム(ベルリンの銀座通り)で待ち合わせて久々に二人で外メシ。
というのも今日はわたサ日立の結婚記念日。
この間テレビのチャンネルを変えながら何気なくみてた時に紹介されてたインド料理レストラン。
ベルリンにもインド料理店は沢山あるけれど、大抵雰囲気はラフでインテリアの雰囲気もお国がらを出しテいるところが多い。
でもそのお店はすごくモダンな作りですごくすっきりしててシンプル。
クーダムと言う土地柄もってやや高級感も出していて、インド料理店とは思えない。
お料理の盛り付けもいわゆる西洋料理っぽくして差別化してるみたい。
興味を持ったペーさん「一回言ってみようか?」とか言ってたのを今日実行。

「お店のHPに駐車場有りとあったけどどこだろ?」と回りを走ってみるけどそれらしきスペースはない。
シャッターの閉まったビルの地下に入って行く出入り口があったので「もしかしたら地下かも?お店の人に言ってシャターを開けてもらわないとあかんのかな?」てことで、私が降りて聞きにいく。
「すいません。駐車場ってとこですか?」
「うち駐車場はないんですけど・・・。」
「えっ!?でもHPに駐車場有りって・・・」
「あぁ、それは、駐車チケットで停められる路上駐車スペースが回りに十分あるってことで・・・。この辺ほとんど問題なく停められるので・・・。」とのこと。
確かに店の真正面の駐車スペースが空いてる。

席に着くとややのんびりなペースでメニューが持ってこられ一応一通り目を通す。
料理の名前はすべてインド語の発音をそのままアルファベットにして書かれてあり、その下にドイツ語でどういう料理なのか説明がしてある。
この辺は普通のインド料理レストランと同じ。
飲み物はインド産のワインがあるというので興味本位でペーさんは白を私は赤を頼んでみる。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6935100.jpg
注文が済むとパンとしてというよりアミューズっぽくカレー風味のパンが出た。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_610343.jpg
ふわふわでしっとりしてて、ほんのりカレー風味でなかなか美味しい。
料理が来るまでの間、9年目の結婚記念日って「何婚式」なんだろうと、ペーさんがiPhoneで調べる。
「陶器婚」だって。
うん、なんかいい響きだね〜。
でも気を付けて扱わないと、欠けたり割れたりするからね〜、陶器は・・・。

ペーさんの前菜はチキンスープ、私はパコラの盛り合わせ。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_69811.jpg
玉葱、茄子、ズッキーニ、ハルミみたいなチーズ、カリフラワー等々香ばしくカリッと揚がってる。
いろんな味のディップの様なソースがあったので、一応全て試してみる。

私のメインの鶏胸肉のテッカ・マサラ。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6103066.jpg
別にサーブされた2種類のソースを手前に写真を撮ったらテッカ・マサラがよく分からないね。
ペーさんはプンジャビというラムフィレ肉のグリル マンゴー&人参のソースというの。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6105525.jpg
これはインド料理には珍しい美しい盛り付け。
サラダ付き。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6112064.jpg
どちらもそれなりには美味しいけど、まぁこんなもんか・・・ってくらい.
ちょっと汚くて安〜い店でもっと美味しいところはいくらでもありそうって感じ。

デザートはペーさんがマンゴーアイス。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_61207.jpg
マンゴーの皮の器に入って出てきた。
滑らかでクリーミーでマンゴーの風味たっぷり。
私はお腹いっぱいになったのでデザートはパスして食後酒にアニス種をたのんだら、もう一杯ずつお店からのサービスされた。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6122299.jpg
それならそうと言ってくれればいいのに・・・。
チャイニーズや、ギリシャ料理のレストランだと良くあるんだよね、こういう食後酒のサービス。
結局私は2杯いただいたけど、ペーさんは運転があるからパス。

さて、私達のこのレストランの評価。
確かにエレガントな雰囲気はいいし、インド料理レストランの先入観を変えようとしている気持ちはひしひしと伝わってくるんだけど、いかんせん、ベルリンにはもっと安くても美味しいインド料理のお店がたくさんある。
そう思うとインド料理を食べたいならわざわざここに来なくても・・・ってこと。
接待とかデートとかインド料理が食べたいけど、店の雰囲気も重要って人にはお勧めできるかな・・・。
でも私達はもうこないと思う・・・。

うちに帰る道々、出会ってからの色んなことをあれこれ思い出して話してたら、「帰ったらスクリーン出してその頃のフィルム観てみようか・・・。」と。
当時ペーさんはポジフィルムが好きでほとんどプリントじゃなくて、スライドにして保存してある。
寝室のベッドの頭側の後ろにスライド映写機をセットし、足側にロール式のスクリーンを広げて、にわか映写室完成。
戸棚をごそごそして私達が出会ったジャカルタ時代のスライドを探し出してきた。
普段はせいぜい夕食を一緒に食べにいくくらいで、どこかに出かけるってことはほとんどなかったから写真もないんだけど、一緒に遊びに行ったバンドゥン&ジョグジャカルタ旅行の時のがたくさんある。
陶器婚式 Keramikhocheit_e0112086_6142666.jpg
風景なんかで二人とももうどこだったかあんまり憶えてないところがあったりもするし、何しろ二人とも若い!
結婚したのはベルリンに来てからだから、ジャカルタ時代だともう十数年前になるからね〜。
そら若いはず!

by sandonomeshi | 2012-05-14 23:21 | 外メシ ausser Haus


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