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三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2011年 08月 10日

従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen

8月10日(水)


ペーさんを仕事に送り出してから、私達も朝パン。
キッチンで洗い物をしていると弟君がやってきて小声で「Sandoちゃん、リスが・・・」
従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen_e0112086_15391921.jpg
ベランダのプランターの花をむしむしと食べている。
いつもはせかせか動き回ってなかなか上手く写真が撮れないんだけれど、今日はほんと一心不乱に食べてる。
それでも暫くしたらそれもにも飽いたのか、前日子供たちがベランダにまいておいた胡桃に手を出す。
従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen_e0112086_15394027.jpg
枝から枝へ走り回っているのはすでに見つけてたんだけど、こんな間近にリスをみたのは初めての子供たちは大喜び。

そんなこんなで、ちょっと出遅れてやって来たシャルロッテンブルグ宮殿の前には行列。
「えっ! ここでも並ぶの!?」
シャルロッテンブルグ前なんて滅多に通らないし、行列してるなんて思いもよらなかった・・・。
1時間ぐらいはかかりそうな列の長さだったけど、でもこれが結構すいすい進んで30分待ちぐらいだったかな。

宮殿内の撮影には別途チケットを買わなければいけなくて、まぁそこまでするほどではってことで写真なし。
唯一二階中央の円形ホールから窓越しにお庭を撮ってみた。
従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen_e0112086_15402946.jpg
ここシャルロッテンブルグ宮殿の旧館には、日本語のオーディオガイドがあって、かなり詳しい説明を聞きながら見学できて分かりやすい反面、歴代のプロイセン王、ドイツ皇帝とその王妃、王子たちの名前がややこしい。
子供たちにはなおさら難しかったかな・・・って気がしたけど、ちゃんと1時間半ほどの案内を最後まで聞きながら見学できた。

お昼にはこれぞドイツっていうお料理を食べてみたいっていうんで・・・
従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen_e0112086_15405654.jpg
従妹が日本から持ってきたベルリンのガイドブックに乗っていた100年の歴史を誇るらしいレストラン、Zillemarkt:ツィレマルクト。
行ったこともないし、名前でもピンとこなかったんだけど、店の前まで来て「あ〜、ここか〜。」
サヴィニー広場の側でよく前を通ってたのにね。

で、写真はBerliner Allerlei:ベルリナー・アレーライ。
それこそこれぞドイツ!っていうお料理の盛り合わせ。
真ん中にでん!と腰を据えているのがアイスバイン(豚すね肉の煮込み)、そのまわりにロールキャベツ、焼きソーセージ、カレー・ソーセージ、ハンバーグ、カスラー(豚肉の塩漬け薫製)、マッシュ・グリーンピース、ジャーマンポテト(ベーコンと一緒に炒めたじゃがいも)、そしてサワークラウト。

この料理、2人前以上でないと注文できないというので、従妹と「じゃ、それだけで十分だね。」とウエイトレスのおばさんに「すいませんが、きっと食べきれないのでこれ2人前だけでお願いします。」と言うと、「4人で座ってるのに2人前だけじゃ採算が合わないのよね。子供メニューで良いからもう一品頼んでもらわないと・・・。」
まぁ、混んでる時ならそれもごもっともだと思うけど、平日の2時ごろ、中途半端な時間の店内はがらがら。
それでもおばさん「最低三人前!」と引かないので、仕方なくお子様メニューの中からベルリナー・アレーライには含まれてなかったポークシュニッツェル(ポークカツレツ)をたのむと・・・
従妹たちとツーリスト5〜ドイツ料理〜 das Deutsche Essen_e0112086_15415551.jpg
これってほんとにお子様メニュー?
当然食べきれるはずもなく、アイスバインをドギーバック(お持ち帰り)にしてもらった。

ちなみに「ドギー・バック」って、レストランで食べきれなかった物をお持ち帰りするのが恥ずかしくて「うちのワンちゃんにもって帰りたいので・・・」とか言ったのが語源だとか・・・。
でも最近のベルリンではかなり浸透していて、中級レストランぐらいまでならたいていスチロール製のお弁当箱みたいのを準備してあってちゃんと包んでくれる。
ちなみに私達がお持ち帰りしたアイスバインはペーさんの夕飯に。

ところでこのレストラン、一番美味しかったのがシュニッツェル。
衣はかりっと、お肉はジューシーに上手く揚がってた。
フライドポテトはまぁこんなもんかな〜と思ったけど、子供たちにはかなり美味しかったみたい。
やっぱりドイツのポテトが美味しいから?

他の料理もそこそこで、まぁ「また来よう!」と思うほどでもないにしろハズレじゃない。
ただ従妹はウエイトレスのおばさんの無愛想さにびっくり。
いえいえ、これくらい普通だから・・・。

by sandonomeshi | 2011-08-10 23:20 | 外メシ ausser Haus


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