三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

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2011年 02月 16日

ベルリナーレ5日目 都会と田舎 Berlinale 5.Tag Stadt und Land

昨日“FIT”という映画が良かったと書いたけど、今日の“Medianeras”:メディアネラスはそれを超えたかな。

Medianero,aってスペイン語で「間にあるもの」、例えば仲介人とかマンションなんかのお隣りさんと共有になってる壁とか、あるいは私の手持ちの辞書では「壁ひとえの隣人」となっている。

舞台はブエノスアイレス。マリアナとマルティンというちょっと孤独な日々を送っている二人が、向かい合わせに建っているアパートに住んでいて、あちこちですれ違いながらもなかなか知り合えない・・・っていうお話し。
トレーラーを見ただけで、そこに流れる雰囲気にこれは私好みかも・・・とは思っていたけれど、“ウォーリーをさがせ!”(絵本のタイトル)の布石なんかかなり私的にはツボ。
無計画に巨大化していった都会の中で「靴の箱」の様な部屋で生活する人々の孤独を、さりげない人の感情や行動をユーモラスに表現することで「ほんわり」した気分にさせてくれる。

そして今日はもう一本、Kulinariches Kino(食のシネマ)のひとつ“Le quattro volte”
いまだ古き伝統、習慣が日々の生活に受け継がれているイタリア、カラブリア地方の小さな村。
その村の羊飼いのおじいさんの最後の日々、山羊の子の誕生、荘厳なもみの木、そして木炭。

羊追いの犬だけが「プロの俳優」だというこの映画、台詞は全くなし。
羊飼いのおじいさん、村の人々、村の気配、そしてそれを取り巻く自然を淡々と撮っている。

「食」とのつながりという意味では私の期待していた内容からはずれてはいたけれど、こんな機会でもなければなかなか目に留まる映画でもなさそうだし・・・。
季節を追いながら断続的に2年かけて撮ったらしいカラブリアの風景には癒される。


引き続き一人メシ。
映画の上映時間に合わせた生活リズムになってしまって、食事の時間が不規則なんだけど、一応夕飯。

白菜の干し海老風味クリーム煮
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中華味仕上げ。
一人分でも結構な白菜を消費できる。

青菜と揚げのさっと煮
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アジアスーパーで買ってきた菜っ葉。
ものはなんだか分からないんだけど、ほんのり青味のある子の野菜、素朴で美味しい煮物になった。

あと生海藻とツナの炒り煮
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これ、出汁や水を加えてスープにするって手もあるんだけど、ちょっと濃い味で炒め煮にするとご飯のいいお供。
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by sandonomeshi | 2011-02-16 00:16 | 夕飯 Abendessen


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