2011年 01月 12日

ボヘミア料理 Böhmische Küche


1月12日


ちょっと用があってドレスデン近郊の町にやってきた。
人口4万余りの小さな町。
でも、なんでも銀が採れるらしく昔からそれで栄えてきたみたい。

夕方会社を早めに出てきたペーさんの運転で息子君も一緒に出発。
東ベルリンから南へとアウトバーンを走ること2時間ちょっと。
アウトバーンを降りたらドレスデン市街とは反対方向にしばし真っ暗な田舎道を走る。
こんなとこカーナビがなかったら大変だっただろうね・・・。

ネットで予約しておいた町外れのホテルに荷物を降ろしたら旧市街地へ食事に。
ホテルにあった地図によると街にはお城があって、その城壁がそのまま旧市街地を巡る町の城壁へと繋がっている。
お城の周りにはお堀のような池もあって、お天気の良い昼間なら素敵な景色かも。

大聖堂(ドーム)のあるUntermarkt:下市場と市役所のあるObermarkt:上市場ってのが、小さいながらもこの町の2極の中心地って感じがするけれど、まずは車をとめようと駐車場マークのある下市場へ。
でも・・・なんか、レストランはあるけど夜の8時に営業してる様子もなく、人通りもなく、町自体が死んでるみたい・・・。

とりあえず上市場方向に歩いていくと市立コンサートホールが。
この町って以外と財政豊か?
ホール前の広場の角に小さなお店があって、営業している様子なので覗いてみたら、どっちかと言うと食事より飲むって感じのお店。
「どうする? もう少し探してみる?」

歩行者天国になった、多分この町の「銀座」であろう通りに出たところで、通りがかりの人に「この辺にレストランってないですか?」
「あぁ、このすぐ先のレストランはどう。結構美味しいよ。」
行ってみるとボヘミア料理店。
表のメニュー案内ケース(ドイツでは店の外にメニューを張り出さなきゃいけない決まりがあるとか聞いたことがある)には、Jiří Votruba:イジー・ヴォトルバのイラストのコースターも張ってあったり。
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ヴォトルバは結構好きで、チェコのお土産ではポピュラーな彼のイラストのマグカップやポスターなんかも持ってたりする私達。
ボヘミア料理ってのも魅かれるし・・・ってことでここに決まり。

そしたら、ここってチェコ・ビールの他に地ビールも揃えてあるっていうのも売りみたいで・・・
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壁の棚にはとりどりの銘柄のビールのグラスが並べてある。

そんなお店ならと・・・
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三人ともビール。
たくさんあるビールリストの中から私が選んだのは300mlと小さいグラスのチェコ産黒ビール、真ん中のがペーさんのこの町の地ビール、息子君のはピルスナー・ビールの名前の由来地、チェコのプルゼニ産ガンブリヌス(大手ビールメーカーの名前)。
私ビールはいまいち良く分からない人なんだけど、この黒ビール、ほのかなキャラメリゼに似た苦みとフルーティさが心地よくって美味しい。

さて料理。
まずこれが私の昔のプラガ風ビーフグラッシュ(グヤーシュとも)。
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メニューにはSemmnelködel:ゼンメルクネーデル(堅くなったパンをもどして作るお団子)付きって書いてあったんだけど、これクネーデルっていうより蒸しパンみたい。
きめが細かくてふわっふわ。

こちらペーさんの豚のすね肉のオーブン焼き。
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お皿が大きいからお肉が小さめに見えるけど、これ相当でかい。

で、極めつけが息子君の「ボヘミやの森の盛り合わせ」みたいな名前がついてた料理。
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お皿の大きさが分かるようにと横に置いてみたナイフ&フォーク、デザート用じゃないからね。
流石の息子君もちょっと「うぉっ。」って感じだったけど、結局残さず食べたし。

「ふーっ、お腹いっぱい。」とか言ってた男性陣二人なのに、なんかデザートも「これ。」とか「あれ。」とか言ってるから、じゃぁ私もちょこっと甘いものをとたのんだアプリコットのチーズケーキ。
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これを選んだのは、他のデザートは4〜6ユーロしてるのにこれだけ2ユーロとお安くて、きっと小さなのが出てくるだろうと期待したから。
ところがこの大きさ!
でもこれが甘さも控え目、クリームチーズも低脂肪のを使ってるっぽくすごいあっさり。
最初は絶対食べきれないと思ったのに、すっかり完食。

ちなみにこちらペーさんのアイスクリームのパラチンケ(薄焼きパンケーキにクリームやジャムなんかを巻いたスイート)。
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ここのは巻くというより包んであるけど・・・。
息子君はアイスクリームを1スクープ。
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ここ、オリジナルなアイスクリームの種類も豊富。

全体的に私にはちょっと味が濃過ぎたけど、そうじゃなければ決して悪くない。
メニューのデザインも趣向を凝らしてて茶目っ気もあって、機会があればまた来てみたい。
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by sandonomeshi | 2011-01-12 23:23 | 外メシ ausser Haus


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