三度のメシより・・・ Sando no Meshi yori...

sandonomes.exblog.jp
ブログトップ
2010年 05月 11日

サン・カルラス・デ・ラ・ラーピタ Sant Carles de la Ràpita


5月11日(火)


午前中はお買い物。

バルセロナに住んだ内の長い期間、仕事場も住まいもDiagonal:ディアゴナルからSarriá:サリアにかけての地域。
今ではディアゴナル通りもグロリアス広場のずっと向こうまで賑やかになってるけど、当時ディアゴナルと言えばグラシア通りからマリア・クリスティナまでのことで、私の庭だったんだよね。
まあそんな昔のことはさておき、今回はそこまで足を伸ばす時間もないから、次にお気に入りのショッピング・スポットRambla de Cataluña:ランブラ・デ・カタルーニャ界隈へ。

今回ペーさんは既に靴を3足も買っているのに私まだ1足も!とぶつぶつ言いながら、それでも気に入ったデザインも私のサイズもなければ仕方がない。
後ろ髪を引かれる思いでバルセロナを後に・・・。


レンタカーで高速を南に向かうこと1時間半ほど。
やってきたのはDelta del Ebro:デルタ・デル・エブロ(エブロ川のデルタ地帯)。

事の起こりは、このすぐそばのAmpolla:アンポリャという村はペーさんが子供の頃家族と一緒に休暇を過ごした思い出の場所らしく、また行ってみたいって言い出したこと。
でもあらかじめグーグルアースなんかで下調べしたら、以前は(30年以上も前のことだから、「昔」ともいう・・・けど)林や農地だったところにリゾートホテルが建ってたりして、当然のことながら様子はずいぶん変わっているみたい。
それでももう一度あの地へ!みたいに執着しているペーさん。
私がまだ行ったことがなかったデルタ地帯も見て回るってことを条件に話しに乗った。

で、最初に1泊はデルタから突き出した砂嘴が見渡せる町Sant Carles de la Ràpita:サン・カルラス・デ・ラ・ラーピタ。
e0112086_23295097.jpg
ホテルにチェックインした時はもう7時過ぎてたけれど、まだ日はあると早速まずは町の高台へ。
e0112086_2330402.jpg
ここには小さな礼拝堂跡があり展望台みたいになっている。
e0112086_23314110.jpg
イエスを背に左手にはデルタの田園地帯が広がり・・・
e0112086_23301398.jpg
正面から右手にかけて砂嘴が伸びているのが見える。
e0112086_233119100.jpg

夕暮れ時で光が足りないのが残念。
それでも工事中で途中から車を停めて歩いて上らなければならなかったこの展望台、行った価値あり。

さて、いったんホテルに戻って着替えたら、今度は徒歩で夕飯に。
ところが夜の9時過ぎだというのに町中どこもひっそり。
レストランらしき店構えのところも営業しているのかしていないのか、人気がない。
ホテルのおにいちゃんに教えてもらったレストランの前には「この先の○○○レストランにて営業中」と張り紙が・・・。

サン・カルラス・デ・ラ・ラーピタって漁港があって、マリン・クラブもあってクルーザーがたくさん停泊しているし、きれいな砂浜もある。
だけどこんなに涼しい5月の平日とあっては誰もやって来ないみたい。

とりあえず件の「この先の」レストランをのぞいてみると、店頭のショーケースには新鮮そうな魚がいっぱい並べてあるけれど(これってベルリンの魚屋さんより豊富かも・・・って思ってしまった)店の中はお客が一人もいない。
とりあえずほかに「お客さんのいる」レストランはないかとその辺り(ここが町の中心部)をぐるっとひと回りしてみたけれどやっぱり誰もいない・・・。
仕方なくまた戻ってきたら、その間にテーブル2つがうまっている。
もうお腹もぺこぺこだしってことで、ここで手を打つことに。

ところが入ってみるとメトレ(ウエイター長)が感じのいいおじさんで、しかもお気に入りのワインが置いてあって一気に機嫌が良くなる私・・・。
e0112086_233282.jpg
なんと言ってもスペインの米作地帯デルタ・エブロに来ているのだから、やっぱりお米料理をいただかなければ・・・。
でもきっとすごい量だろうからと前菜は軽いもので・・・
e0112086_23403175.jpg
生牡蠣。
なんでもこの辺りは牡蠣の養殖でも名が知れてるらしい。
で、これが相当に美味しい。
e0112086_23404923.jpg
どちらかというとあっさり系で、くせも臭みの全くない。
それでいて海の香りが口の中に広がる。

ペーさんは魚介のスープ。
e0112086_23411085.jpg
こちらは旨味がぎゅっと詰まって濃厚。
サフランの香りも良い。

そしてメインはお米料理。
e0112086_23413657.jpg
メニューに「お米料理は2人前より承ります」と書いていたので、二人してどうしようか迷っていたら「一人前ずつお二人に別々のお料理をお持ちしましょうか?」とメトレのおじさん。
こういう融通を利かせてくれるのってポイント高い。

・・・というわけでペーさんの魚介のパエリャと・・・
e0112086_23415667.jpg
私のイカスミのパエリャ。
e0112086_23421885.jpg
もうどちらも旨旨!。
口に美味しいからまだ食べたいけれど、最後にはもう無理と泣く泣く少し残した私。

・・・なのにデザートを頼んでしまった。
e0112086_23424348.jpg
プロフィトロールのチョコレートソース。
ペーさんなんか自家製プリンのアソート(既に手を付けた後で失礼)。
e0112086_2343462.jpg
卵、カカオ、無花果の味。

こんなに食べたらやっぱりこれを飲んどかなきゃと・・・
e0112086_2343261.jpg
オルホ(ブドウから作る蒸留酒)。
でもこれ、私達から注文したのに、もって来てくれた時「これは私どもからのサービスです。」と。
あぁ、なんか古き良きスペインって感じ・・・。

至極満足で食後の散歩をしながらホテルに戻った私達。
ところが悲劇が待っていた・・・。

スペインではパエリャはお米をかなりアルデンテに仕上げるのが美味しいとされていて、食べてからしばらくすると胃の中のお米が水分を含んで膨張し始める。
もう前屈みになれないくらい苦しい夜を過ごすことに・・・。
e0112086_23445349.jpg

[PR]

by sandonomeshi | 2010-05-11 23:27 | 外メシ ausser Haus


<< ソラマメとクルマエビ Saub...      バルセロナでプチ・オフ会 mi... >>